PaniCrewモリチ×藤井監督 映画SHAKE HANDS
ダンスっていうのは・・・才能って全く必要無いんですか?
モリチさん──
そのー・・・目指すっていうか、その部分ですよね。
僕なんかは教えるときに上手い人を目指すなって言うんですよ。
カッコイイ人を目指せって。
テクニックが上手いとかっていうのもスゴいんですけど、努力があって。
でも、上手くてもカッコ悪いヤツもいっぱいおって、だけど、ヘタでもカッコエエやつもおって・・・
それって、純粋に楽しんでるとかっていうのが出てると思うし。
太っててもカッコイイぞっていう。
原案というか原作者として一番伝えたかったことっていうのは。
この映画に一番託したというか・・・
モリチさん──
今・・・まあ・・・表と裏があると思うんですよね。
裏メッセージ的には、ダンサーは何でも出来るよっていう。
ダンスはエンターテインメント、ダンサーはエンターティナーなんだっていう自負があって、演技も出来るし、歌も出来るよって。
ダンサーっていう扱いが、日本ではどうしても低いんです。
それを上げたいっていうのは、ダンスを始めた頃から先輩からもよう聞いていたし・・・
それを上げたくて、ダンサーだけでやりたいっていうのがあるんです。
表っていうか、その・・・一番前に押し出したいメッセージとしては、ダンスでイジメとか差別とか、大きく言ったら戦争とか、そういうものを無くしたい。
『握手、しよっ』っていうのが一番、熱い思いです。
そう思います。
言葉より先に出来たものですしね。
ダンスの無い国は無いですもんね。
モリチさん──
そうなんですよね。
日照りが続いて雨が降って欲しいっていうんで、雨乞いのために神様にむけて踊るとか、
みんなで楽しく踊っている様子が気になって「なんだろう?楽しそう♪」って、引きこもっていたお姫様が表に出て来たっていうのが神話でもあるくらいなので。
ダンスってそれほど楽しいものなんですよ。
ホントに伝えたいんですよ。
「ダンスやったらええねん」って。「やってみたら楽しいんやから!!!」って。
いまの時代だからこそ本当に伝えたい思いです。
ぜひ渋谷で拝見させていただきます。
モリチさん、藤井監督、ありがとうございました。
8月10日(土)~30日(金)まで渋谷オーディトリウムにて夏休み限定モーニングショー観賞券15組30名様にプレゼント
応募はこちらから⇒ http://diamondblog.jp/provide/cinema/shake-hands
応募締切 : 8月8日(木)10:00まで