サッカーベルギーで成功を誓って | 小野裕二 独占インタビュー 【SOCCER NOTE】
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小野裕二オフィシャルブログ
http://www.diamondblog.jp/official/ono-yuji/
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20歳の誕生日を迎えてから１ヵ月も経たない、2012年１月のある日の決意だった。横浜F・マリノスからベルギーのスタンダール・リエージュへ。小野裕二は、かねてからの夢である海外移籍を実現させた。
それから半年弱の月日が流れ、オフを利用して久しぶりに帰国した彼に話を聞く機会に恵まれた。所属チームのこと、電撃移籍のこと、そして古巣のこと。飾らない口調と強気な発言は相変わらずだ。だが、力のこもった言葉に信念が垣間見える。
「日本に帰るという選択肢は、オレの中にはない」
その言葉の真相とは…。
第９回を迎えた好評連載『SOCCER NOTE』は初となる現役選手の登場だ。
海外で最も必要なのは“自己主張”
──１月下旬にスタンダール・リエージュに移籍して、早いものでもうすぐ半年になるよ。初めてのオフはどう過ごしている？（※インタビューは６月４日に実施）
小野：まず、日本はメシがうまい（笑）。ベルギーには柔らかい肉がなくて、硬い肉しかないから歯とアゴが疲れちゃう。大好きな焼肉もないしね。帰ってきてからは寿司も食べたよ。ベルギーではなるべく自炊するようにしているけど、やっぱり面倒な時もあって…
──私生活で苦労していることはある？
小野：ほとんどの時間を永井くん（謙佑）と一緒にいるから寂しくないよ。家も隣だから（苦笑）。でも食べ物にはちょっと苦労しているかも。ベルギーはコンビニの質が低くて困る。サンドウィッチとかカップラーメンもまずい。どうやったらあんなにまずくなるんだろう？ってくらい（苦笑）。スーパーマーケットにしても日曜日は営業していないし、閉まる時間も早い。いつでもうまいものが食べられるのは日本だけかもね。
──帰国直前になにやら“事件”が起きたらしいね。
小野：ビックリだから！ 最後の試合が終わって、帰国するのに荷物をまとめるために帰ってきたら、なぜか家が涼しい気がする。中に入ってみるとガラスドアが壊されていて、あったはずのテレビとプレイステーションがなくなってて…。まさかの空き巣に入られたんだよね。（苦笑）
──１月下旬にスタンダール・リエージュに移籍して、早いものでもうすぐ半年になるよ。初めてのオフはどう過ごしている？（※インタビューは６月４日に実施）
小野：まず、日本はメシがうまい（笑）。ベルギーには柔らかい肉がなくて、硬い肉しかないから歯とアゴが疲れちゃう。大好きな焼肉もないしね。帰ってきてからは寿司も食べたよ。ベルギーではなるべく自炊するようにしているけど、やっぱり面倒な時もあって…
──私生活で苦労していることはある？
小野：ほとんどの時間を永井くん（謙佑）と一緒にいるから寂しくないよ。家も隣だから（苦笑）。でも食べ物にはちょっと苦労しているかも。ベルギーはコンビニの質が低くて困る。サンドウィッチとかカップラーメンもまずい。どうやったらあんなにまずくなるんだろう？ってくらい（苦笑）。スーパーマーケットにしても日曜日は営業していないし、閉まる時間も早い。いつでもうまいものが食べられるのは日本だけかもね。
──帰国直前になにやら“事件”が起きたらしいね。
小野：ビックリだから！ 最後の試合が終わって、帰国するのに荷物をまとめるために帰ってきたら、なぜか家が涼しい気がする。中に入ってみるとガラスドアが壊されていて、あったはずのテレビとプレイステーションがなくなってて…。まさかの空き巣に入られたんだよね。（苦笑）
──えっ！？ 住んでいる地域は治安が悪いの？
小野：そうでもないけど、日本にくらべるとちょっとね。海外に出ると日本の良さが分かる。あ、でもベルギーのクラブハウスの質は高いよ。天然芝のグラウンドが３面あるし、筋トレルームはマリノスのクラブハウスよりも広い。ベルギーはチームによってもだいぶ違うらしいけど、オレが所属しているチームは恵まれた環境だと思う。
──初練習の日を思い出して、あらためて感想を言うならば？
小野：こんな感じなのかって（笑）。最初はチームメイトの名前や年齢を知らなかったし、誰が試合に出ているかも知らなかった。ベルギーに行って３日間練習して、４日目が試合をして、その時に初めて『えっ、この選手が試合に出ているんだ』って知った。それまで紅白戦をやっていなかったからレギュラーとサブが分からなかったんだよね。雪が降っていて人工芝のグラウンドだったから全体的にリスクを冒さずやっていたのもある。あと黒人は見た目だけでは年齢が分からない（苦笑）。上手いなと思って年齢を聞いたら自分よりも年下だったこともある。
──練習内容は日本とまったく違う？
小野：内容というか、日本よりもちゃんとしていない（笑）。ルールが曖昧で、順番もよく分からないし、時間もルーズ。日本の場合、ウォーミングアップをしてボール回しをして、ポゼッションやシュート練習をしてゲームをやるみたいな流れが一般的だと思う。でも海外はグラウンドを２周くらい走って、いきなりゲームをやって、最後にフィジカルトレーニングで練習が終わったりする。練習時間は長いときもあれば短いときもって感じかな。試合が近いとかはあんまり関係ない。監督の気分次第なんじゃない？（笑）。その日の練習がうまくいっていればすぐに終わる、みたいな。監督はルーマニア人で、練習内容やルールが途中で変わることもよくある。楽しいというか、こういうもんかって。
時間に対してルーズっていうのは、練習の１時間前に集まるのが普通で、それにはみんなが集まる。例えば15時開始の場合は14時集合というふうに。そうすると日本の場合は15時ピッタリから練習が始まるから、その５～10分前から選手がゾロゾロ出てきて、コーチは選手よりも早くグラウンドに出て練習の用意をしていた。でも海外は逆にコーチが15時過ぎに出てきてマーカーやコーンを用意したりする。すごくルーズでしょ？（笑）
小野：そうでもないけど、日本にくらべるとちょっとね。海外に出ると日本の良さが分かる。あ、でもベルギーのクラブハウスの質は高いよ。天然芝のグラウンドが３面あるし、筋トレルームはマリノスのクラブハウスよりも広い。ベルギーはチームによってもだいぶ違うらしいけど、オレが所属しているチームは恵まれた環境だと思う。
──初練習の日を思い出して、あらためて感想を言うならば？
小野：こんな感じなのかって（笑）。最初はチームメイトの名前や年齢を知らなかったし、誰が試合に出ているかも知らなかった。ベルギーに行って３日間練習して、４日目が試合をして、その時に初めて『えっ、この選手が試合に出ているんだ』って知った。それまで紅白戦をやっていなかったからレギュラーとサブが分からなかったんだよね。雪が降っていて人工芝のグラウンドだったから全体的にリスクを冒さずやっていたのもある。あと黒人は見た目だけでは年齢が分からない（苦笑）。上手いなと思って年齢を聞いたら自分よりも年下だったこともある。
──練習内容は日本とまったく違う？
小野：内容というか、日本よりもちゃんとしていない（笑）。ルールが曖昧で、順番もよく分からないし、時間もルーズ。日本の場合、ウォーミングアップをしてボール回しをして、ポゼッションやシュート練習をしてゲームをやるみたいな流れが一般的だと思う。でも海外はグラウンドを２周くらい走って、いきなりゲームをやって、最後にフィジカルトレーニングで練習が終わったりする。練習時間は長いときもあれば短いときもって感じかな。試合が近いとかはあんまり関係ない。監督の気分次第なんじゃない？（笑）。その日の練習がうまくいっていればすぐに終わる、みたいな。監督はルーマニア人で、練習内容やルールが途中で変わることもよくある。楽しいというか、こういうもんかって。
時間に対してルーズっていうのは、練習の１時間前に集まるのが普通で、それにはみんなが集まる。例えば15時開始の場合は14時集合というふうに。そうすると日本の場合は15時ピッタリから練習が始まるから、その５～10分前から選手がゾロゾロ出てきて、コーチは選手よりも早くグラウンドに出て練習の用意をしていた。でも海外は逆にコーチが15時過ぎに出てきてマーカーやコーンを用意したりする。すごくルーズでしょ？（笑）
GOD＆SIZUKU ユニットでメジャーデビュー
