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監督の次の作品は？

藤井監督──
今年、SHAKE HANDSとかを撮った次に、今、長編で『オー！ファーザー』という映画を撮って、それを今、編集しているところで、来年公開されます。

原作は？

藤井監督──
伊坂幸太郎さんです。
岡田将生さん、忽那汐里さんが主演です。
４人のお父さんがいるっていう話なんんです。

監督はお若く見えるんですけど、おいくつなんですか？

藤井監督──
26歳です。

モリチさん──
だからスゴいっすよ。
スゴいことになりますよ。

26歳で監督って言われることについてはどうですか？

藤井監督──
僕は19歳の時に・・・
Vシネマを撮って・・・
助監督の時代が結構短かったんですよ。

だから、まあ、ずっと監督としてって言うと、Vシネマからやっていたときに色々な賞を戴くことによって、昔の撮影所とかの助監督システムじゃないところから監督になった、デジタルネイティブって言われている世代の代表格が僕らの世代だと思うんですけど、そのやり方でスゴい責任はありますね。
フィルムは知らないし、撮ったことも無い世代で、映画を作るっていうことが軽々しいと思われるとスゴい僕らもイヤだし。
ただ、作り方の規模っていうのはドンドン手軽にはなっているんですけど、更に面白くなきゃいけない・・・そういう責任感っていうのは持ちながら常に監督をしていますね。
大体、スタッフの中でも、一番位の低い助監督でサードの助監督・・・が、僕よりちょっと年上。
最近は50人のキャストの中で、50人のスタッフの中で年下から数えて下から２～３番目で、『ヨーイ、スタート！！』『オッケー！！』とかって言いながら(ホント、オッケーかよ・・・)って思われてるかどうかっていうのはスゴい怖いです。
中でも、そこは胸を張って(監督だぞ！)っていう、責任感がスゴい要りますね。
だから撮り終わったら6キロくらい痩せてました。

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