マンボウやしろ×伊勢大貴 『時代に流されろ!』独占インタビュー
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マンボウやしろ・脚本&演出『時代に流されろ!』詳細はこちら
http://www.yoshimoto.co.jp/jimbocho/jidai/
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お笑い芸人以外にも、ラジオや舞台など多方面で活躍するマンボウやしろさんが脚本・演出を手がけ、注目の若手俳優である伊勢大貴さんが主演の、舞台『時代に流されろ!』が、3月27日より本多劇場(東京・下北沢)で公演されます。みどころや舞台にかける思いなどを、お二人にたっぷり語っていただきました!
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再演決定! 舞台『時代に流されろ!』とは?
今回上演される『時代に流されろ!』は再演とのことですが、どういった作品になっているのでしょうか?
マンボウ:主人公はテレビのドキュメント番組のディレクターなんですけど、恋人を亡くしたんですね。ちょうどその頃、主人公は、番組で科学者に密着取材をしているのですが、その科学者が脳の移植などによって人を生き返らせることができる技術を成功させたんです。生き返らせるだけでなく、人は不老不死になれるということを…。主人公は、人を生き返らせるなど道徳的に反するという考えをもっているのですが、取材でそれを目の当たりにして価値観が変化していくんです。結果、主人公はどんな選択をするのか…というストーリーになっています。
あらすじを伺うと少しむずかしい、シリアスなストーリーかと思ったのですが、科学者が登場するのは、マンボウさんが今、科学に興味があるということでしょうか?
マンボウ:シリアスといえばシリアスですねぇ(笑)。科学への興味というものは、男の子がみんな宇宙が好きだったり…そういう程度のものだったんです。ただ、この話を考え始めた一昨年くらいから科学関係のものを観たりとか聞いたりする機会が増えていったこともあり、今は科学の進歩というものに興味がありますね。
伊勢さんの役どころを教えてください。
伊勢:僕は主人公のディレクター役をやります。流されるか流されないか、「人を生き返らせるとか不老不死という衝撃的事実を世間に広めたいけど、倫理的に良くないのでは…」など、いろんな葛藤がある主人公なんですけど、それをどう演じるか…自分でも楽しみです!
脚本を初めて手にしたとき、どんな感想を持ちましたか?
伊勢:まずは初演の時の脚本をいただいたんですね。読んでみて「むずかしそうな話だな…」とは思いました。今回の台本は実はまだいただいてないんですけど…主人公の根っこの部分は今回も踏襲されていて変わらないんじゃないかな。
マンボウ:うん、そこは変わらない。
伊勢:マンボウさんがお笑いの方だから、むずかしい内容だとしても、そこはお笑いのテイストでお客さんにやさしく伝わるんじゃないかな。…いい意味で!
マンボウ:マンボウ:いい意味でね(笑)。
伊勢:でも、本当にお客さんにやさしい作品だと思います。初演の脚本を読んだ時に、読みやすいと思いましたから。脚本が具現化していってテンポがついていったら…観ている方々も知らないうちに、話に引き込まれていくんじゃないかな。
今回の作品にはお笑いの要素はふんだんに盛り込まれる感じでしょうか?
マンボウ:初演は100分のうち50分は笑いの時間というか…笑いを生むための振りだったりしたんですけど、今回はせっかく役者の方に出てもらうんで、本当は笑いの部分を0まで下げようかと思って書き直したりしてたんです。でも「笑いは僕の武器」と、ふと思って、20分…25分は笑いのテイストを入れようかと今は思っています。マンボウやしろが脚本・演出だと「お笑いがある芝居なんだろうな」と思って観にきてくださるお客さんもいるでしょうし、役者さんも吉本の芸人が脚本を書くと聞いた上でオファーを受けてくれたわけですからね…。あと、僕が「お笑いの部分を0にしようかな」と言った時に、伊勢君の顔が寂しそうに見えて…(笑)。
伊勢:ああ! そんなこともありましたね(笑)。
マンボウ:そう(笑)。そんなこともあったから「お笑いの要素もちょっと入れないとな」って(笑)。
伊勢:初演の時に、ストーリーの中でそこが真っ先におもしろいなと思った部分でもありますしね。お笑いの部分がある方が、お客さんもストーリーに入って行きやすいと思うし…お笑いはあった方がいいと思います!
再演となるわけですが、今回主人公を演じることになってプレッシャーはありますか?
伊勢:プレッシャーはないですね(笑)。再演とはいえ、まったく違うものになるという気持ちでいますから。もともとは芸人さんたちで演じていた作品が、今回は役者さんが多い作品になるので、芸人さんたちの間でできていた空気感が役者に変わることでどんな雰囲気になるのか、どれくらい変わるのかとか…楽しみなんです。加えて、主人公としてその中心にいることは勉強にもなるんだろうなという期待感と、中心としてしっかりやらなきゃという緊張感はありますね。
伊勢:まずは初演の時の脚本をいただいたんですね。読んでみて「むずかしそうな話だな…」とは思いました。今回の台本は実はまだいただいてないんですけど…主人公の根っこの部分は今回も踏襲されていて変わらないんじゃないかな。
マンボウ:うん、そこは変わらない。
伊勢:マンボウさんがお笑いの方だから、むずかしい内容だとしても、そこはお笑いのテイストでお客さんにやさしく伝わるんじゃないかな。…いい意味で!
マンボウ:マンボウ:いい意味でね(笑)。
伊勢:でも、本当にお客さんにやさしい作品だと思います。初演の脚本を読んだ時に、読みやすいと思いましたから。脚本が具現化していってテンポがついていったら…観ている方々も知らないうちに、話に引き込まれていくんじゃないかな。
今回の作品にはお笑いの要素はふんだんに盛り込まれる感じでしょうか?
マンボウ:初演は100分のうち50分は笑いの時間というか…笑いを生むための振りだったりしたんですけど、今回はせっかく役者の方に出てもらうんで、本当は笑いの部分を0まで下げようかと思って書き直したりしてたんです。でも「笑いは僕の武器」と、ふと思って、20分…25分は笑いのテイストを入れようかと今は思っています。マンボウやしろが脚本・演出だと「お笑いがある芝居なんだろうな」と思って観にきてくださるお客さんもいるでしょうし、役者さんも吉本の芸人が脚本を書くと聞いた上でオファーを受けてくれたわけですからね…。あと、僕が「お笑いの部分を0にしようかな」と言った時に、伊勢君の顔が寂しそうに見えて…(笑)。
伊勢:ああ! そんなこともありましたね(笑)。
マンボウ:そう(笑)。そんなこともあったから「お笑いの要素もちょっと入れないとな」って(笑)。
伊勢:初演の時に、ストーリーの中でそこが真っ先におもしろいなと思った部分でもありますしね。お笑いの部分がある方が、お客さんもストーリーに入って行きやすいと思うし…お笑いはあった方がいいと思います!
再演となるわけですが、今回主人公を演じることになってプレッシャーはありますか?
伊勢:プレッシャーはないですね(笑)。再演とはいえ、まったく違うものになるという気持ちでいますから。もともとは芸人さんたちで演じていた作品が、今回は役者さんが多い作品になるので、芸人さんたちの間でできていた空気感が役者に変わることでどんな雰囲気になるのか、どれくらい変わるのかとか…楽しみなんです。加えて、主人公としてその中心にいることは勉強にもなるんだろうなという期待感と、中心としてしっかりやらなきゃという緊張感はありますね。