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【今年6月末に現役引退、今後の転向は?】藤田俊哉インタビュー!

文/戸塚 啓

笑顔溢れるフィナーレだった。かつてジュビロ磐田の黄金時代を築き、日本代表としてもプレーした藤田俊哉さんが、今年6月末に現役引退を発表したのだ。
7月上旬に開かれた記者会見で、藤田さんは笑みを絶やさなかった。
彼の柔らかな微笑みが、会場の空気を解きほぐしていった。
誰からも愛される人である。「トシヤ」の愛称で親しまれる彼の周りには、自然と大きな輪が出来上がっていく。Jリーグの選手会長を6年にわたって務め上げたのは、彼自身の責任感と周囲からの厚い信頼があったからこそだろう。
言い訳や文句を、決して口にしない人でもある。経験や実績を楯に、自らを正当化したことは一度もない。ピッチでもベンチでも、与えられた役割をまっとうすることに心を砕いた。サッカーに真摯に向き合うそうした姿勢もまた、周囲を惹き付けていった。
19年間の現役生活に幕を降ろしたいまの心境は?
今後の人生のビジョンは?
二児の子どもを持つ父親として大切にしていることは?
10月で41歳になる“永遠のサッカー少年”は、ゆっくりと語りはじめた。

トップパフォーマンスの自分が好きだった

──まずは引退を決めた理由から聞かせて下さい。いくつかのオファーがあったと聞いていますが?

「ゆくゆくは指導者を目ざすのであれば、プレーヤーを辞めるのはいまだなって。そのタイミングだけですね。オファーは確かにありましたけど、8月にS級ライセンスの講習があり、それに行くのであれば契約を結ぶのは難しいというクラブもあって。現場の意見としては、それはもっともなことでしょう」

──もうちょっとやりたかったな、という気持ちは?

「うーんっ、そのうち出てくるのかなあ。サッカーを離れたことへの寂しさはないんですよ。サッカーが大好きだけど、競技者としてはトップパフォーマンスの自分が好きだから。選手として突き進みたいとずっと思ってきて、だけど突き進めない現実も見えてきたなかで、細く長くプレーする自分でいいのか? って。プレーするのは好きだから、そのあたりの兼ね合いはずっと悩んでいた。でも、細く長くじゃ満たされなかったんでしょうね。それなら、みんなと好きなようにサッカーを楽しんだほうがいい」

──現役を終えた寂しさは、それほどない?

「いまは分からないなあ。何しろ、引退してまだそれほど日が経ってないし、生活のサイクルも大きくは変わってないし。変わってことといえば、練習をしていないことと、夜更かしを多少するぐらいで。寂しさはたぶん、もう少し時間が経ったら出てくるのかなあ、とは思うけれど。正直、いまは分からないな。ボクね、そういうところは意外とさっぱりしてるんですよ」



【今年6月末に現役引退、今後の転向は?】藤田俊哉インタビュー!
──周囲の反応はどうだったのでしょう?

「友だちからは、『もうちょっとやったら』って言われましたけどね。まあ、どうやって続けるのかについて、自分のなかで考えるべきところがあって。やるのは簡単だけど、やって輝けなきゃ……そういうところがないと、ツラいんですよ、やっぱり」

──とはいえ、選手としてやり切ったという感覚はある?

「いえいえ、ないですよ。ワールドカップで優勝したわけじゃないし、バロンドールを受賞したわけでもないから(笑)。でも、僕みたいな選手にも、その先の人生は続いていくからね」

──現役当時は指導者への思いを、ほとんど口にしませんでしたね。

「選手として続けていきたいとずっと思っていたから、実際に指導者になる自分というのはそんなに考えていなかったかな」

──それがなぜ、指導者を目ざそうと?

「サッカー界に携わっていくことが、自分には合うなって。仕事としては、クラブの中に入っていく経営者か、現場で働く指導者か、評論家か、ということになるんだろうけど、経営には経験が必要だし、いきなりは難しい。だとしたらまず、指導者で突き進んでみようかなあと思って。突き進んでみたら、また道が開けていくと思うんでね」



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