【SOCCER NOTE】小倉隆史 独占インタビュー
2013年の日本代表は内容重視で!
──ここからは、日本代表についてお聞きします。現在のチームを、小倉さんはどのように見ていますか?
小倉:日本サッカー協会は、『2015年に日本代表が世界でトップ10のチームになる』という目標を掲げています。ということは、来年行なわれるブラジル・ワールドカップで、ベスト8に進出したいはず。ベスト8に入ればトップ10入り、というわけでもありませんが、いずれにしても、アルベルト・ザッケローニ監督率いる現在の日本代表は、世界のトップ10入りの可能性を感じさせると、僕は思っています。ワールドカップのベスト8というのはものすごく高い壁ですが、チームは着実に成長していますね。
──6月にはコンフェデレーションズカップに出場します。プレ・ワールドカップの位置づけを持つこの大会で、日本がどのような戦いを見せるのかは興味深いですね。
小倉:ブラジル、イタリア、メキシコと対戦します。すごいグループに入りましたね! 直前にワールドカップアジア最終予選があり、チームとして活動できる時間もそれなりに取れそうなので、結果より内容にこだわってほしい。内容にこだわった1年でいいんじゃないかと、僕は思う。
──昨年10月にブラジルとテストマッチを行ない、日本は0対4で負けました。ですが、真正面からブラジルに挑んだことで、チームとして色々なものが見えてきた一戦でもありました。こうした試合をしていってほしい、ということですね?
小倉:まさにそうです。ブラジル戦は4失点しましたが、自分たちで主体的にボールを動かす時間帯もあった。決して悪い試合ではなかったです。
僕が日本代表でプレーしていた当時は、ブラジルのような強豪相手にボールを取りにいくことさえできなかったですから。それを考えれば、いまの日本代表はかなり高いレベルにまで到達している。ブラジル戦後に本田圭佑が「面白かった」と話したのも、世界の強豪と伍して戦っていく手応えを感じたからでしょう。
個人的な意見としては、勝利に浸るのは来年でいい。2014年のワールドカップでベスト8入りを目ざすなら、今年はチームの底上げを促す。現在のレギュラークラスだけでなく、色々な選手が突き上げてくるような1年にしてほしいですね。
──ここからは、日本代表についてお聞きします。現在のチームを、小倉さんはどのように見ていますか?
小倉:日本サッカー協会は、『2015年に日本代表が世界でトップ10のチームになる』という目標を掲げています。ということは、来年行なわれるブラジル・ワールドカップで、ベスト8に進出したいはず。ベスト8に入ればトップ10入り、というわけでもありませんが、いずれにしても、アルベルト・ザッケローニ監督率いる現在の日本代表は、世界のトップ10入りの可能性を感じさせると、僕は思っています。ワールドカップのベスト8というのはものすごく高い壁ですが、チームは着実に成長していますね。
──6月にはコンフェデレーションズカップに出場します。プレ・ワールドカップの位置づけを持つこの大会で、日本がどのような戦いを見せるのかは興味深いですね。
小倉:ブラジル、イタリア、メキシコと対戦します。すごいグループに入りましたね! 直前にワールドカップアジア最終予選があり、チームとして活動できる時間もそれなりに取れそうなので、結果より内容にこだわってほしい。内容にこだわった1年でいいんじゃないかと、僕は思う。
──昨年10月にブラジルとテストマッチを行ない、日本は0対4で負けました。ですが、真正面からブラジルに挑んだことで、チームとして色々なものが見えてきた一戦でもありました。こうした試合をしていってほしい、ということですね?
小倉:まさにそうです。ブラジル戦は4失点しましたが、自分たちで主体的にボールを動かす時間帯もあった。決して悪い試合ではなかったです。
僕が日本代表でプレーしていた当時は、ブラジルのような強豪相手にボールを取りにいくことさえできなかったですから。それを考えれば、いまの日本代表はかなり高いレベルにまで到達している。ブラジル戦後に本田圭佑が「面白かった」と話したのも、世界の強豪と伍して戦っていく手応えを感じたからでしょう。
個人的な意見としては、勝利に浸るのは来年でいい。2014年のワールドカップでベスト8入りを目ざすなら、今年はチームの底上げを促す。現在のレギュラークラスだけでなく、色々な選手が突き上げてくるような1年にしてほしいですね。