【SOCCER NOTE】小倉隆史 独占インタビュー
──本田圭佑選手を最前線に置くゼロトップがいいのか、それともノーマルな4-2-3-1がいいのか、という議論は絶えませんが、これについての小倉さんの観方は?
小倉:ゼロトップを機能させる前提として、圧倒的なボールポゼッションがあると思うんです。そう考えたときに、世界有数のチームとの対戦では、そこまでボールを持つのはまだ難しい。ゼロトップのメリットである流動性よりも、ある程度ポジションごとに当てはめたなかで、個々の技術とチームとしての連動性を持ち味にしたほうがいいのかな、と。
僕自身はフォワード出身ですから、1トップを任せられるようなフォワードに出てきてほしいですよ。前田遼一(ジュビロ磐田)の強さとうまさは絶対だけど、若い世代は伸びしろがある。ひとつの大会でもグッと伸びてくるので、それも含めてどういうオプションを持つのか、今後のチームに期待したいですね。
──流動性より連動性というのは、興味深いご指摘です。日本代表の今後の注目点が明確になりました。今日はどうもありがとうございました。
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(小倉隆史プロフィール)
1973年7月6日、三重県鈴鹿市出身。小学校2年からサッカーをはじめ、県下の名門高である四日市中央工業高校3年時に高校選手権優勝を果たす。卒業後は名古屋グランパスに入団し、93年からオランダ2部リーグのエクセルシオールへ期限付き移籍。チーム内得点王となり1部のクラブから獲得のオファーを受けるが、94年に国内復帰。同年、日本代表に初選出される。95年から96年にかけては、22歳以下で編成されるアトランタ五輪アジア予選代表の主力としてもプレーした。Jリーグでは名古屋、ジェフ市原、東京ヴェルディ、コンサドーレ札幌、ヴァンフォーレ甲府の5チームに在籍し、2005年に引退。J1、J2で通算241試合出場、52得点。日本代表では国際Aマッチ5試合出場1得点の記録を残した。2012年、Jリーグの監督に必要な日本サッカー協会公認S級コーチライセンスを取得した。
小倉:ゼロトップを機能させる前提として、圧倒的なボールポゼッションがあると思うんです。そう考えたときに、世界有数のチームとの対戦では、そこまでボールを持つのはまだ難しい。ゼロトップのメリットである流動性よりも、ある程度ポジションごとに当てはめたなかで、個々の技術とチームとしての連動性を持ち味にしたほうがいいのかな、と。
僕自身はフォワード出身ですから、1トップを任せられるようなフォワードに出てきてほしいですよ。前田遼一(ジュビロ磐田)の強さとうまさは絶対だけど、若い世代は伸びしろがある。ひとつの大会でもグッと伸びてくるので、それも含めてどういうオプションを持つのか、今後のチームに期待したいですね。
──流動性より連動性というのは、興味深いご指摘です。日本代表の今後の注目点が明確になりました。今日はどうもありがとうございました。
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(小倉隆史プロフィール)
1973年7月6日、三重県鈴鹿市出身。小学校2年からサッカーをはじめ、県下の名門高である四日市中央工業高校3年時に高校選手権優勝を果たす。卒業後は名古屋グランパスに入団し、93年からオランダ2部リーグのエクセルシオールへ期限付き移籍。チーム内得点王となり1部のクラブから獲得のオファーを受けるが、94年に国内復帰。同年、日本代表に初選出される。95年から96年にかけては、22歳以下で編成されるアトランタ五輪アジア予選代表の主力としてもプレーした。Jリーグでは名古屋、ジェフ市原、東京ヴェルディ、コンサドーレ札幌、ヴァンフォーレ甲府の5チームに在籍し、2005年に引退。J1、J2で通算241試合出場、52得点。日本代表では国際Aマッチ5試合出場1得点の記録を残した。2012年、Jリーグの監督に必要な日本サッカー協会公認S級コーチライセンスを取得した。
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ご提供数 : 5名様
応募締切 : 6月10日(月)10:00まで
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