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【1996アトランタ五輪代表から現在へ】松原良香独占インタビュー!

文/戸塚 啓

【メダルを目ざすならオーバーエイジは必要】

──7月26日開幕のロンドン五輪に、U-23代表が出場します。オーバーエイジを誰にするのかが注目されていますが、松原さんの意見もぜひ聞かせて下さい。

「新聞などの報道を見ると、メダルを目標にしていますよね。その目的を達成するためには、オーバーエイジは使ったほうがいいと思います。アジアの予選を観ていると、ゲーム運びに不安定さを感じましたので」

──連載第1回に登場していただいた前園さんは、センターラインにオーバーエイジを入れたいと話していました。

「僕自身もかつてそうでしたが、若い選手って怖さを知らないところがある。勢いがあるぶん、チャンスは作れる。だけど、壁にぶち当たったとき、世界ってこんなに大変なのかとなったときに、チームをコントロールする人が必要です。僕も基本的には、センターラインがいいと思います」

──具体的には、誰を推しますか?

「GKの川島はいいと思いますね。経験があるし、リーダーシップも取れる。彼は語学のスキルが高いので、対戦相手が何を話しているのかも理解できるはず」

──ああっ、なるほど。

「センターバックに今野、ボランチに遠藤を呼ぶと、同じガンバ大阪から2人を呼ぶことになる。彼らはクラブでも主軸ですから、選ぶとしてもどちらかひとりが現実的でしょう。だとすると、遠藤を入れたい。川島と同じように経験があるし、あのチームに欠けているビジョンを持っている。ゲームコントロールは非常にいいですね。バランスも取れるし。ここはボールを横に動かすのか斜めに動かすのか、それともタテに動かすのかといった判断を、しっかりとできる選手ですから」

──U-23代表のゲームを観ていると、一本調子な時間帯があります。

「ピッチ上の指導者じゃないですれど、遠藤はコーチ的な役割を担えるでしょう。監督からすると、非常に頼もしい存在になる」
【1996アトランタ五輪代表から現在へ】松原良香独占インタビュー!
──最後のひとりは?

「長友はいいと思いますね。左サイドバックは酒井高徳、右サイドバックは酒井宏樹がいて、どちらもいい選手だと思います。ただ、長友は左右どちらもこなせて、なおかつひとつ前のポジションでもプレーできる。彼かいることで、少なくとも4つのポジションをカバーできる。五輪は18人しか登録できないので、スペシャリティを持った選手ばかりでなく、長友のようなタイプの選手が必要になる。何といってもインテル・ミラノでやっているわけで、ズラタン・イブラヒモビッチ(ACミラン)みたいな選手と日常的に戦っている。代表だけでなく、クラブレベルでもすごい経験をしている。彼の性格は分からないですけれど、勝負強くてプロフェッショナルな印象がありますし。国際経験のある人は、絶対にいたほうがいいと思う」

──川島、遠藤、長友の3人で。

「ディフェンスラインも、ちょっと不安を感じますけどね。呼べるものなら、本田圭佑も入れたいですけれど(苦笑)。あとは、この世代の選手ですから、香川と宮市にも加わってほしいな、と」

──前園さんはボランチではなく、ストライカーを入れるのもアリだな、ということでした。

「それも考えますけどね。最終的には関塚監督がどこのポジションに誰を必要とするのか。力でいえば川島、長友、本田……という選手の名前があがってくるけれど、現実的にはセンターラインを補強することになるのかな。これが海外だと、すぐにストライカーの名前が出てくると思う。ブラジルなら、ロマーリオ! ロナウド! フッキ! とか」

──呼べるかどうかは分からないけれど入れたいFWって、どこの国にもいますねえ……。

「そこが日本の課題なのかな……。点を取らないと勝てないのに、ストライカーの名前がパン! と出てこない。まあ、中盤に素晴らしい選手が育ってくるのは、間違いなく日本の強みではあると思うんですが」
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