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少林寺流拳行館空手道 総本部 館長 久高正之空観独占インタビュー



──ロシアの「空手の父」がお弟子さんなんですか?

私はかつて、ソ連の政府から招待を受けて硬式空手を指導しました。
5年間、ソ連で空手道選手権大会を開催いたしましたし、その時にアレクセンシュトラミンも指導しましたから。

そもそもソ連に指導に行ったきっかけは、当時の日本武道館の館長であり、東海大学の学長、世界柔道連盟の会長をされていた松前重義先生が日本の武道を世界に正しく普及させようとご尽力くださったことが始まりでした。
そして日本の柔道、剣道、合気道、空手と四つの武道の代表団が当時のフランス、西ドイツなどのヨーロッパの国々とオーストラリアを廻って、演武し、指導をしてきたと。
学生連盟の選手たちも連れて行きました。ロス五輪で金メダルを獲得した柔道の山下泰裕君も一緒でしたね。
空手のほうは世界空手道連合の理事長である江理口栄一先生、全日本のヘッドコーチの根岸雄一師範と私の3人が行きました。

その時に「ぜひ空手だけ来てもらえないか」とソ連政府から正式に招待を受けたんです。
当時の五輪はソ連がとても強く、50個ぐらい金メダルを獲っている時代でしたからね。その半分がアメリカ。その残りを各国がわけあうような状況でした。
そんなスポーツ大国のソ連にスポーツの指導者が呼ばれたというのは大変名誉なことでした。
そういうわけで、旧ソ連の国々、とくにアゼルバイジャンやロシアに空手が人口が多いのです。
少林寺流拳行館空手道 総本部 館長 久高正之空観独占インタビュー
──ということは、世界で指導している硬式空手の師範の方々はすべて久高先生のお弟子さんということですか?

そういうことになりますね。実は最初に英文で空手のテキストブックを書いたのは私なんですよ。
それが旧ソ連で空手の教科書として採用されていました。
ですから日本で世界大会を開催する時なども話が早いですよ。
そういったスポーツはほかにないですから、今後の展開は我々の努力次第だと思っています。
「日本で生まれた空手をオリンピック種目に」と願う気持ちは至極当然なことだと思います。日本のスポーツ文化の華ですからね。


──・・・。まったくです(笑)。ところで、久高先生はおいくつの時から空手を始められたのですか?

生まれた時からです。もともとは空手は沖縄が発祥の武道です。
私の名前は久高(くだか)と書きます。沖縄の久高島は「神々の島」として有名ですね。本州で言えばちょうど伊勢神宮にあたります。久高の先祖はその島を管轄していた者でして、その島の名を名前として使用しているのです。
そして、私の父である久高政祺幸利拳聖十段が少林寺流拳行館空手道の開祖です。

──さて、久高先生は世界各国に行かれて、さまざまな体験をされていると思います。珍しい体験談などをせひ聞かせてください。

インドはおもしろかったですね。
空手の講習会をインドで開いた時に、何千人という選手が集まってくれましてね。
インドは広いですからね。交通の便も良くありませんし、会場まで1週間かけて来ましたとか、みんな大変な努力をして私のセミナーを受けに来るわけですよ。

インドには40を超える方言があるので、一番伝わるのは英語なんですね。英語で教えますと、わからない人もいますから、こちょこちょ、こちょこちょとみんながインド語でまわしていくので、端の選手に伝わるまで時間がかかるったらありゃしません(笑)。
突きだと言ったたら、ツキダ、ツキダ、ツキダ・・・。
蹴りだと言ったら、ケリダ、ケリダ、ケリダ・・・。
そういうかんじで楽しいですよ(笑)。

食べ物もね、細長いテーブルに100人ぐらい座って、私は上座に席を用意されて、ひとりでちょこんと座る。
そして、「先生から食べてください」と。
100人の目がじーっと私を見ているわけです。

内心、「こりゃ、なんだ?」という謎の食べ物が目の前にある。
しかし、私が手をつけなければ、選手たちは食べることができません。
インドには箸もフォークもありませんから手で食べるのですが、触ってみたらぬるっとする。
「先生、どうですか?」と聞かれるので、「ん~、ぬるっとした味」と答えるしかない。答えようがないんです(笑)。
「おいしいって言ってくれないと、みんなが食べられません」と言われて、
「う、、、うむ。。。お、おいしい」と言うしかありませんでした(笑)。
少林寺流拳行館空手道 総本部 館長 久高正之空観独占インタビュー
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