世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【後編】
──こちらも読者さんからの質問なんですが、
―いつもお忙しい先生なのですが、マネージャーさんはいるのですか? 先生はいつも一人で行動されているようなので気になりました。―
で、いらっしゃらないんですね?
いい質問ですね。
マネージャーを常勤で雇っちゃうと給料を払わないとならないので、僕のギャラがね、倍になったりするわけですよ。それは親御さんに負担をかけることになってとても忍びないので、僕一人でやってるんです。
ただ、あまりにも仕事の依頼が多いので、相談の窓口はボランティアでマネージャーというか、講演なりメディア出演とかそういうのは浅井企画に任せて・・・。そういうのも書いてくださったほうが良いと思うんです。そうじゃないと、僕一人では背負いきれないんですよね、いろんな依頼が。
──弟子という表現で書かれてらっしゃると思うんですけど・・・
まあ、弟子なんて、ホントはさっきも自分のコピーみたいになんて出来ないと言ったけど、「自分のところ一生懸命、学びに来ている教え子」と言うのが面倒くさいから弟子と言ってるのであって・・・
──どんな方たちがいらっしゃるんですか?
えーっと・・・心理士でしょ、保育士、教員もいます。
あと、軽井沢のカフェの親子。
高杉晋作の奇兵隊みたいに、藩士と藩士以外の武士・庶民からなる混成部隊みたいな感じですよ。
──―どうしたらお弟子さんになれるのでしょうか?―
それ、ホンマに弟子候補なのかなぁ?
いや、そんなのがいっぱいあるんですよ。
──―弟子、友達、彼女…どれかになりたいのですが、募集中のはありますか―
みたいなご質問もありますが・・・
非常に本気の人がいたとして
そうですね、はい。
先ずは、僕はあちこちで今は非常勤で大学や大学院で授業をやってるので、授業を受けて下さい、と。
授業を受けたらお会いする機会ができるじゃないですか。
個人的に軽井沢に来られるというよりは、授業を受けてって言うんです。
今やどこの大学もね、ま、科目等履修生になるのも聴講生になるのも大学独自の審査はありますし人数の制限もありますけど、そういうシステムがあるんです。
集中講義でやってるので、3日とか4日とかなんですよ。
通信の大学とかだと、スクーリングが1週間とか2週間とかあるじゃないですか。
でも、集中講義は3日とか4日なので…。
僕、身を削ってね、半年分を3日で1限から5限までやるのは大変なんですよ。ボロボロになるので、声が、森進一みたいになるんです(笑)。
そこに来るのは3日休んで来れるじゃないですか。それを『私、3日も家を開けられません』って言う人は弟子になんかなれないですよ。
非常勤でやってる各大学先の授業を、先ず、受けてみて下さい、と。
それなら会えるし。
──まるで沖田総司のように、患っているようなイメージすらある・・・
そういうふうなキャラクターに写っているように思うんですけども、体調があまり芳しくないとか、多忙なところ、睡眠障害があるようなところ、そういうところを引っ括めたことだと思うんですけど、心配されている方は多いですね。
―先生の幸せ、ご自身の幸せ、仕事柄たくさんの幸せは得られると重々承知な上でですけども、先生自身の幸せは何ですか?―
っていうのとか・・・
―結婚はしないんですか?―
―独身ですか?―
―お付き合いしている方はいらっしゃらないんですか?―
いーっぱいあります。
ははは(笑)。
そんなプライベートな質問があるんですね。
―いつもお忙しい先生なのですが、マネージャーさんはいるのですか? 先生はいつも一人で行動されているようなので気になりました。―
で、いらっしゃらないんですね?
いい質問ですね。
マネージャーを常勤で雇っちゃうと給料を払わないとならないので、僕のギャラがね、倍になったりするわけですよ。それは親御さんに負担をかけることになってとても忍びないので、僕一人でやってるんです。
ただ、あまりにも仕事の依頼が多いので、相談の窓口はボランティアでマネージャーというか、講演なりメディア出演とかそういうのは浅井企画に任せて・・・。そういうのも書いてくださったほうが良いと思うんです。そうじゃないと、僕一人では背負いきれないんですよね、いろんな依頼が。
──弟子という表現で書かれてらっしゃると思うんですけど・・・
まあ、弟子なんて、ホントはさっきも自分のコピーみたいになんて出来ないと言ったけど、「自分のところ一生懸命、学びに来ている教え子」と言うのが面倒くさいから弟子と言ってるのであって・・・
──どんな方たちがいらっしゃるんですか?
えーっと・・・心理士でしょ、保育士、教員もいます。
あと、軽井沢のカフェの親子。
高杉晋作の奇兵隊みたいに、藩士と藩士以外の武士・庶民からなる混成部隊みたいな感じですよ。
──―どうしたらお弟子さんになれるのでしょうか?―
それ、ホンマに弟子候補なのかなぁ?
いや、そんなのがいっぱいあるんですよ。
──―弟子、友達、彼女…どれかになりたいのですが、募集中のはありますか―
みたいなご質問もありますが・・・
非常に本気の人がいたとして
そうですね、はい。
先ずは、僕はあちこちで今は非常勤で大学や大学院で授業をやってるので、授業を受けて下さい、と。
授業を受けたらお会いする機会ができるじゃないですか。
個人的に軽井沢に来られるというよりは、授業を受けてって言うんです。
今やどこの大学もね、ま、科目等履修生になるのも聴講生になるのも大学独自の審査はありますし人数の制限もありますけど、そういうシステムがあるんです。
集中講義でやってるので、3日とか4日とかなんですよ。
通信の大学とかだと、スクーリングが1週間とか2週間とかあるじゃないですか。
でも、集中講義は3日とか4日なので…。
僕、身を削ってね、半年分を3日で1限から5限までやるのは大変なんですよ。ボロボロになるので、声が、森進一みたいになるんです(笑)。
そこに来るのは3日休んで来れるじゃないですか。それを『私、3日も家を開けられません』って言う人は弟子になんかなれないですよ。
非常勤でやってる各大学先の授業を、先ず、受けてみて下さい、と。
それなら会えるし。
──まるで沖田総司のように、患っているようなイメージすらある・・・
そういうふうなキャラクターに写っているように思うんですけども、体調があまり芳しくないとか、多忙なところ、睡眠障害があるようなところ、そういうところを引っ括めたことだと思うんですけど、心配されている方は多いですね。
―先生の幸せ、ご自身の幸せ、仕事柄たくさんの幸せは得られると重々承知な上でですけども、先生自身の幸せは何ですか?―
っていうのとか・・・
―結婚はしないんですか?―
―独身ですか?―
―お付き合いしている方はいらっしゃらないんですか?―
いーっぱいあります。
ははは(笑)。
そんなプライベートな質問があるんですね。
──結婚観を聞きたい女性、好みを聞きたい女性、プライオリティ・・・いーっぱいあるんですけども。
意外とね、ま、その辺を引っ括めると、僕がこうやって落ち着きがないくらい、非常にしかもこうやって身内はハラハラするわけなんですよ、『文科省に行くのにその格好?』って。『教育委員会に行って、教育委員長に会うのにその格好?』って。『今日は会議でしょ?』って。
で、しかも会議の席上でヘンなことを言う人がおったら『それ、ちゃいますやんか』って言っちゃうハッチャケた人間だと思うんです。
僕は普通に歩いているんですけど、僕は意外と女性に関しては落ち着いている人のほうが良いんです。自分が無茶苦茶なんで・・・っていうところはあります。っていうくらいのアバウトなことしか言えないですけど。
──自主的に恋愛に集中するとか、結婚生活を維持するとか、難しいですよね?
いや、すべてにおいて努力しますよ。
何でこういうふうになっているかというと、ま、忙しいというのもあるんですけど、親の離婚っていうのは大きいです、僕の場合は。
今、日本の世の中、離婚率が高過ぎるんですよ。
離婚して再婚すると危険があるわけですよ、特に子連れの再婚。リスクは高すぎます。
非常に気軽に離婚とか再婚とか、芸能人は日常茶飯事でしょ。で、僕はそれをみて嫌悪感を感じるんです。
だって、郷ひろみとかが『永遠の愛を誓うよー』『君だけにー』とか歌ったって、どこがやねーん、みたいなね、永遠ちゃうがなーって。どこか冷めた目で、歌も歌えなくなっちゃうような。
そんなのを見て辟易してるから、どうしても慎重になるんですよね。
あの、焦りまくって遅れたというよりは、むちゃくちゃ慎重なんです。
──遅れた?
遅れたって言い方はヘンかな。
何で結婚しないの?って言われる年齢になっても結婚する気が無いのかとか。もっとひどいのは「遊んでるからか!」って。
で、そんなんじゃないんですよ。
自由でいたいからとかっていうんじゃなくて・・・。あ、仕事に関してはなるべく選べる・・・せっかく大学を辞めて・・・ま、選べる仕事ばかりじゃないですけど・・・
むしろ、私生活は縛られていたい。むしろで縛られたいという意味ではないですよ(笑)。
──ようやく、こういう立場、こういう状態になって、まさに、今、ここで奥さんとか結婚とか結婚に近い状態だとすると、いろいろ制限が掛かりますよね。
やっぱり、今は身軽でいたいですか?
でも、僕、自分の取り分が半分になっても、イヤやって言われなかったら嫁はん連れて全国動きますよ。
寂しいですもん。
──ホントは寂しがり屋なんですか?
そう言ったら、可愛らしく聞こえるかもしれませんけど。
寂しがり屋さんって言ったら、ちょっと、『ちゃう!』
って言いたくなるけど、でも、まぁ、そうなんです。
僕のことがイヤやったら、ま、 家で留守番してたらええけど、相手が寂しいって思うんやったら、『俺も寂しいと思うからついておいでよ』って。
交通費は二倍掛かりますけど、自分の所得から。
で、そう考えると、逆に慎重になるわけですよ。
そこまでして・・・って考えると。
──―映画が苦手な理由は何ですか?―
ってあるんですけど・・・
そう、そう。
それ、ブログに書いたからかな。
本にも書いたんですけど、飛行機で観るんですよ。映画館に行くことは滅多にないので。
──苦手なんですか?
苦手ですね。
なんでかって言うと、“今、聞き逃したー”っていう。
映画の最初って、よう分からないじゃないですか。
いきなり、ナントカカントカって名前が出て来て、で、会話からスタートして、途中から(あ、このさっきから、ボビー、ボビーって言ってるのは、この人の叔父のことか)とかって。先に、この人の叔父はボビーだよって知らせて欲しいんです。
でも、これってやると映画のナチュラルさは無くなるんでしょ、きっと。
で、あれがイラッとして、2時間くらいの映画を機内で観るときは、3時間くらい掛けて観るんです。
客室乗務員が声を掛けてきたら、『はい?』ってヘッドホンを外して、で、オレンジジュースなんか飲みながら巻戻して・・・。いつも、(あっ、今、聞き逃した)って思ったら巻き戻し・・・みたいな。映画館では巻き戻しできないじゃないですか。僕が独裁者なら右手を軽く挙げて指3本なら3分巻き戻しさせるんですが(笑)。
で、いっぺん観たあと、もういっぺん振り返るとかって巻戻して、結構、分析して観ちゃうんですよ。
音楽もそうです。分析しちゃうんです。
──じゃ、楽しめないですよね?
あー、そうです、そうです。
楽しめないですよ。いや、楽しんでいるとは思います。気軽には楽しめないということです。
僕、アイフォンとか聴いて歩けないですもん。
「このベースのラインは何でこうなんや? すげーな」ってなっちゃうんですね。
だから、家でジックリ聴きたいわけなんです、そんなんは。
音楽、好きなんですよ。
なんか、分析的に映画を観ちゃう自分がイヤだっていうか。
意外とね、ま、その辺を引っ括めると、僕がこうやって落ち着きがないくらい、非常にしかもこうやって身内はハラハラするわけなんですよ、『文科省に行くのにその格好?』って。『教育委員会に行って、教育委員長に会うのにその格好?』って。『今日は会議でしょ?』って。
で、しかも会議の席上でヘンなことを言う人がおったら『それ、ちゃいますやんか』って言っちゃうハッチャケた人間だと思うんです。
僕は普通に歩いているんですけど、僕は意外と女性に関しては落ち着いている人のほうが良いんです。自分が無茶苦茶なんで・・・っていうところはあります。っていうくらいのアバウトなことしか言えないですけど。
──自主的に恋愛に集中するとか、結婚生活を維持するとか、難しいですよね?
いや、すべてにおいて努力しますよ。
何でこういうふうになっているかというと、ま、忙しいというのもあるんですけど、親の離婚っていうのは大きいです、僕の場合は。
今、日本の世の中、離婚率が高過ぎるんですよ。
離婚して再婚すると危険があるわけですよ、特に子連れの再婚。リスクは高すぎます。
非常に気軽に離婚とか再婚とか、芸能人は日常茶飯事でしょ。で、僕はそれをみて嫌悪感を感じるんです。
だって、郷ひろみとかが『永遠の愛を誓うよー』『君だけにー』とか歌ったって、どこがやねーん、みたいなね、永遠ちゃうがなーって。どこか冷めた目で、歌も歌えなくなっちゃうような。
そんなのを見て辟易してるから、どうしても慎重になるんですよね。
あの、焦りまくって遅れたというよりは、むちゃくちゃ慎重なんです。
──遅れた?
遅れたって言い方はヘンかな。
何で結婚しないの?って言われる年齢になっても結婚する気が無いのかとか。もっとひどいのは「遊んでるからか!」って。
で、そんなんじゃないんですよ。
自由でいたいからとかっていうんじゃなくて・・・。あ、仕事に関してはなるべく選べる・・・せっかく大学を辞めて・・・ま、選べる仕事ばかりじゃないですけど・・・
むしろ、私生活は縛られていたい。むしろで縛られたいという意味ではないですよ(笑)。
──ようやく、こういう立場、こういう状態になって、まさに、今、ここで奥さんとか結婚とか結婚に近い状態だとすると、いろいろ制限が掛かりますよね。
やっぱり、今は身軽でいたいですか?
でも、僕、自分の取り分が半分になっても、イヤやって言われなかったら嫁はん連れて全国動きますよ。
寂しいですもん。
──ホントは寂しがり屋なんですか?
そう言ったら、可愛らしく聞こえるかもしれませんけど。
寂しがり屋さんって言ったら、ちょっと、『ちゃう!』
って言いたくなるけど、でも、まぁ、そうなんです。
僕のことがイヤやったら、ま、 家で留守番してたらええけど、相手が寂しいって思うんやったら、『俺も寂しいと思うからついておいでよ』って。
交通費は二倍掛かりますけど、自分の所得から。
で、そう考えると、逆に慎重になるわけですよ。
そこまでして・・・って考えると。
──―映画が苦手な理由は何ですか?―
ってあるんですけど・・・
そう、そう。
それ、ブログに書いたからかな。
本にも書いたんですけど、飛行機で観るんですよ。映画館に行くことは滅多にないので。
──苦手なんですか?
苦手ですね。
なんでかって言うと、“今、聞き逃したー”っていう。
映画の最初って、よう分からないじゃないですか。
いきなり、ナントカカントカって名前が出て来て、で、会話からスタートして、途中から(あ、このさっきから、ボビー、ボビーって言ってるのは、この人の叔父のことか)とかって。先に、この人の叔父はボビーだよって知らせて欲しいんです。
でも、これってやると映画のナチュラルさは無くなるんでしょ、きっと。
で、あれがイラッとして、2時間くらいの映画を機内で観るときは、3時間くらい掛けて観るんです。
客室乗務員が声を掛けてきたら、『はい?』ってヘッドホンを外して、で、オレンジジュースなんか飲みながら巻戻して・・・。いつも、(あっ、今、聞き逃した)って思ったら巻き戻し・・・みたいな。映画館では巻き戻しできないじゃないですか。僕が独裁者なら右手を軽く挙げて指3本なら3分巻き戻しさせるんですが(笑)。
で、いっぺん観たあと、もういっぺん振り返るとかって巻戻して、結構、分析して観ちゃうんですよ。
音楽もそうです。分析しちゃうんです。
──じゃ、楽しめないですよね?
あー、そうです、そうです。
楽しめないですよ。いや、楽しんでいるとは思います。気軽には楽しめないということです。
僕、アイフォンとか聴いて歩けないですもん。
「このベースのラインは何でこうなんや? すげーな」ってなっちゃうんですね。
だから、家でジックリ聴きたいわけなんです、そんなんは。
音楽、好きなんですよ。
なんか、分析的に映画を観ちゃう自分がイヤだっていうか。