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世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【後編】



──やはり、いただいたご質問で多かったのは、お子さんについてのご相談なんです。
真剣な、深刻なご相談がいっぱいありました。

このインタビューで応えるのはとても無責任なことなので、本当にそんなに深刻な相談に関しては、近隣の相談機関を探してくださいとしか言い様がないんですよ。

──別に、奥田先生のホームページにお問い合わせをするっていう形は?
いいですよ。でも、それで、380件、来てるわけですから。

──全部は対応出来ないですよね。
実際に、正直、今は難しいってことですよね。
でも、今までは1/20くらいしか応えてられなかったんですよ。
しかも、それに該当しない、僕のホームページにもいろいろ書いてあったのに、つまり開始年齢が5歳未満って言っているにも関わらず、三十何歳の息子で・・・っていうのもあるんですよ。こっちが言っているのに無視してるじゃないですか。
だから、あのね、ホームページにどうぞって言っちゃうと、どうぞって言ってるのに返信が無いってなりますよ。ほとんど返信できません。たぶん、今は1/100くらいのペースかもしれません。

──例えば、その地元の機関とか支援者を探してくださいって言うのに対してですけど、探し方の良い方法とか、そういうのは何かあったりしますか?
いきなり適当に病院を探すとかネットで探すとかじゃなくて、役場の福祉科とかの窓口に行ったら『近くにこんなんあるよ』って教えてくれる場合がありますから、○○発達センターとかってありますし。

──当然、親御さんはそういう機関は分かっているけども、奥田先生にすがりたいってことなんですね。
「ドキュメント観て感動しました」とかだから、この先生でなきゃならないのにっていう気持ちは分かります。どうしても満足していただけるわけでもない回答を今してるわけですよね。

──じゃあやっぱり、発想力とかセンスとかは別としても、その志なり手法なりっていうのを、ある程度まで高めた後進を急いで育てるしか方法は無いんですね。
それはね・・・
難しいことですよ、と。

でも、たとえば・・・
僕の弟子たちなんかは優秀ですよ。
例えば、精神病院とかで働いている弟子のケースでね、2年間通って薬漬けにされただけで何もしない、余計にヒドくなったっていうの人が多いわけですけど、うちの弟子のところに来たらすぐに治しちゃうんですよ。病院に通わなくても治っちゃうようになる。
そうするとね、理事長とか経営者のウケが少し悪いんですよ、ウチの弟子たち。
でも、僕は「それは誇りやで、お前ら」って。
経営者は、「もっとジックリ、ゆっくり診ろよ」って思うのも解ります。
つまり、リピーターですよね。2年間も通って、薬も日本なんて安いから、保険が利くから買おうとするじゃないですか。ところが、ウチの弟子たちは、不登校にしても、4回とか5回とか、僕は1回とか2回とか、そんなふうにして競い合って、もう学校に行くようになったらクリニックには来ないですからね、親御さんは病院に『ありがとうございました、先生!!』って言ってお別れ。リピーターの少ない精神病院は、すばらしいじゃないですか。

──でも、それの方が良いでしょう?
成功報酬が欲しいですよね。
病院の場合、保険診療ですので、そういうわけにもいかないでしょう。

──保険診療なんですか?
僕は違いますよ。僕のは医療行為ではないですもん。
病院の中で働いてる弟子たちは、医者が保険診療を付けています。
でも、経営者も少しは分かってるんですよ。
(奥田先生のところの弟子たちは・・・・・・)って。

──僕は、一番メッセージじみた・・・というか、去年の6月くらいのブログのやり取りなんですけど、“やっぱり、直接親子に会って支援すると、学校へ出掛けて行って、上手くいかない教室に入り込んで担任を助けるだとか、そういうのが好きやねんもん。確かに相手できる数は少ないけども、確実に目の前で・・・”ってこれは本音だと思うんですけども、こういう場合って、担任の先生とかも完全に味方に100%できちゃうんですか?
例えばですよ、親御さんと本人とはコミュニケーションが取れている、成果も上がってきている。
だけど、学校が障害になってるってことは?

あぁ、もう多々ありますよ。
もう、そればっかりですよ。
壁、敵、そんなんばっかりですよ。
例えば児童相談所だってそうですし、教育委員会にしても、役所にしてもそうです。
で、それを突き破るしか無いんですよ。

──どうやって突き破るんですか?
大変ですよ。
それぞれ歯車を動かす方法を考えないとならないんですよ。必ず支援の歯車を止める悪い意味でのお役所的な人が、どの現場にもいます。
かと言って、学校の現場の大変さも分かっているので、学校の先生に、放課後ね、勤務時間外にね、一時間も二時間も残業しなきゃいけないような提案はしないです。
僕は、「たった5分でいいから、ちょっとこの工夫をやって欲しいんです」って言うんです。
でも、たった5分でも効果があるからと言っているのでさえ、『そんな変わったことは出来ません』って拒否されたりすると、非常に腹が立つわけじゃないですか。
お母さんはここまで譲ってくれているのに、学校側は譲るのゼロ?って。

──だから、このケースって、そんなにいつもいつも、こういうふうには行かないんじゃないかなって思ったんですよね・・・っていうような関係の質問も来ていたんです。
担任が頼ってこない、助けを求めない、あまり理解が無いケースもたぶんあって…
そういう時は、どういうふうなことで突き破るんですかって質問があったんです。

なるほど、なるほど。
めちゃくちゃ上級テクニックですけど、書いちゃうのはヤバイかもしれませんが、専門用語、やっと初めて使いますけど、“確立操作”って言葉があるんです。
もっと有り体に言えば、言葉は悪いんですけれども、追い込むんですよ、現場をね・・・。合法的に・・・合法的ですからね。爆弾を仕掛けるとか、刃物ちらつかすとか違いますよ(笑)。
どういうふうに追い込むかというと、もっと事態を大変にしてやるんですよ。
例えば、子どもが大変なのに、学校は何の支援もやらないと。その大変なこと放っておいたせいで、学校の担任はもっと大変になり、学校の校長や教頭も・・・
そうすると、学校の方が何とかしたいってなるわけですよ。忙しさとか大変さとかを早めに知らせるっていう操作を仕掛けるんです。
そりゃ、この業界の人で良心的な人なら多分やってると思いますよ。ただ、僕は意識的にそれを早い段階で。
でも、言い方はやんわりです。『大変ですね、学校も。でもね、親御さんの話も聞いてあげないといませんよね』って。
今度、お父さんが会社を休んでネクタイを締めてね、学校まで上がるわけですよ。
お母さんだけ行くのもあれやから、また、話を聞いてあげて下さいって。
『お父さん、“ウマいこと今日は平日やのに仕事休みだった”って顔して行ったらアカンよ』って。『 仕事を抜け出してきたって顔して行かんと・・・』って、取り敢えず仕掛けを打って、学校を動かすんです。
なかなか、動くまでやりますね。それで『ほんの5分だけの特別な支援をお願いできませんかね?』という提案になると、学校側もやってくれる可能性が高まるというわけです。
それでも大変なんですよ、やっぱり、学校が動かない場合。
だから、ホント闘いなんですよ。
これ以上はここでは言えないかな、やばすぎる話もあるので・・・。
学校の先生も読みますよね。

──まだ本当にいっぱいあるんですけど、すみません・・・
今日はこちらのご用意できるお時間もここまでなので・・・
また是非、次回、第二弾を・・・

いえいえ。
好評であれば。好評なわけがないですけどね(笑)。

世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【後編】
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