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【1998年ワールドカップに出場したストライカー】城彰二インタビュー



育成の充実が日本サッカーの未来を開く

──現役を引退して6年になります

「早いですね(笑)。あっという間です」

──引退後にまずやりたかったことは何だったのでしょうか?

「子どもたちにサッカーを教えたかった。自分が経験してきたことを、恩返ししたい気持ちがあって。幸運にも引退1年目から色々な形でご支援をいただいて、全国を廻ってきました。年間で40回ぐらいの活動を、丸5年間やってきました」

──子どもたちに教えたいと思ったきっかけは?

「小学生の頃、セルジオ越後さんや釜本邦茂さんのサッカースクールに参加した経験が、強烈な記憶として残っているんです。釜本さんのキックの音、いまでも覚えてますよ。バコオオーンッ! って。それを見た瞬間に『すげえ!』って。かつての僕がそうだったように、そういう記憶って持続力があると思うんです」



【1998年ワールドカップに出場したストライカー】城彰二インタビュー
──自分もああなりたい、と思います。

「うまくなりたい気持ちが強くなるし、サッカーをやったことがない子どもが興味を抱くきっかけにもなる。サッカーってこんなに楽しんだよっていうことを、たくさんの子どもたちに知ってもらいたいですね」

──子どもたちと触れ合って感じることは?

「体力測定のデータに出ているんですが、以前に比べるとどの数値も低いそうです。親からすると物騒な事件が起こったりするので、子どもが伸び伸びと遊ぶのが難しくなっています。社会の犠牲になっている気がしていて。僕と一緒にサッカーを通じて、元気に遊べる時間を持ってもらえたら、と思っています」

──すでに指導者ライセンスはS級を取得しています。Jリーグの監督をやってみたいお気持ちは?

「もちろん。やりたい思いはありますよ。そのためにも、子どもたちにしっかり教えられるようにならなきゃ、と思っていて。子どもたちにうまく説明できるようになれば、大人に説明するのは簡単でしょう」

──なるほど! 子どもを飽きさせないノウハウを身につけば、大人の指導にフィードバックできますね。

「最初の3年ぐらいは、相当悩みました(苦笑)。子どもたちは基本的に飽きっぽいし、噛み砕いて短い言葉で説明しないと分かってもらえません。子どもたちにとっての僕は“お客さん”なので、いきなり『サッカーをやろう』と言っても身構えてしまうところもあります。その壁をどう取り除くのか。小学校へ行った際に校長先生の話を聞いたりして、色々な方の意見を参考にさせてもらってきました。自分がやりたいことができるようになったのは、ホントに最近ですねえ」

──Jリーグのチームを率いることになったら、どんなサッカーをやりたいですか?

「システムとか戦術は、僕のなかでは二の次です。やっぱりチーム力。チームがひとつにまとまれるかという、精神的な部分を大切にしたい。そこがしっかりすれば、たぶんある程度は強くなるんです。代表チームなら自分好みの選手を集められますが、クラブは現有戦力で何ができるかを考えなきゃいけない。監督の要望がすべて通るクラブなんてないし、キーになる選手は置きたいですけど、チーム一丸となった雰囲気作りが結果につながると思います。システムとか戦術は、手元にいる選手を見極めてから決めたほうがいいでしょう」



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