【1998年ワールドカップに出場したストライカー】城彰二インタビュー
──戦術をカッチリ決める監督もいますね。
もちろん、僕なりの理想はあります。ただ、理想と現実は違うので。『こういう戦術で、こういうサッカーをやりたい』という理想を捨てる必要があれば、ためらいはありませんね。結果を残すためには
──そういえば、城さんが最後にプレーした横浜FCは、チームとしてのまとまりを強みにJ1昇格を果たしました。
「シーズン開幕早々に監督交代があったり、色々な問題を乗り越えてチームがひとつにまとまった。雰囲気はすごく良かったです。現役の最後にキャプテンとしてそういうチームを見たからこそ、チーム力を大事にしたいと思う。フロントも含めた協力態勢があって、みんなが同じ方向を目ざさないと、なかなかうまくいきませんから。それって、会社も同じでしょう?」
──どんな組織でも、まとまりは大切です。
「チームがまとまって結果が出ると、勢いが加速する。負けても大崩れしません」
もちろん、僕なりの理想はあります。ただ、理想と現実は違うので。『こういう戦術で、こういうサッカーをやりたい』という理想を捨てる必要があれば、ためらいはありませんね。結果を残すためには
──そういえば、城さんが最後にプレーした横浜FCは、チームとしてのまとまりを強みにJ1昇格を果たしました。
「シーズン開幕早々に監督交代があったり、色々な問題を乗り越えてチームがひとつにまとまった。雰囲気はすごく良かったです。現役の最後にキャプテンとしてそういうチームを見たからこそ、チーム力を大事にしたいと思う。フロントも含めた協力態勢があって、みんなが同じ方向を目ざさないと、なかなかうまくいきませんから。それって、会社も同じでしょう?」
──どんな組織でも、まとまりは大切です。
「チームがまとまって結果が出ると、勢いが加速する。負けても大崩れしません」
──Jリーグのクラブの監督を目ざしつつ、普及にもエネルギーを注いでいくのが、今後しばらくの仕事のスタンスということですね。
「Jリーグの監督はスパンの長い目標で、普及は日々積み上げていきたい。普及というのは『これぐらいやればいい』という範囲を決めるものではないですし、もっともっとサッカーがこの国に根づいてほしい。いまこそ根づかせる時期なのかな、というのが僕の考えで」
──サッカー人気が高まっているいまこそ、ということでしょうか?
「2010年の南アフリカ・ワールドカップ以降、なでしこジャパンの女子ワールドカップ優勝、ロンドン五輪での男女揃っての活躍と、サッカー界には追い風が吹いている。それを生かして、もっと根づかせていけたら、と。僕らの世代がJリーグの監督になる10年後や20年後──もう少し早いかもしれませんが──の日本は、いまの子どもたちが支えることになる。彼ら、彼女らがサッカーを好きになってくれれば、自分の子どもを連れてスタジアムに足を運んでくれるでしょう。いまこの瞬間の普及活動が将来の発展につながるので、僕は子どもたちと触れ合っていきたい。いまは日本サッカーの過渡期、勝負の時期だと思っています」
──城さんが教えた子どもたちは、城さんが率いるチームのサポーターになってくれるでしょう。
「そうなってくれたら嬉しいですし、何よりもいまは子どもたちの『楽しかった』という声を聞くのが楽しいですね」
「Jリーグの監督はスパンの長い目標で、普及は日々積み上げていきたい。普及というのは『これぐらいやればいい』という範囲を決めるものではないですし、もっともっとサッカーがこの国に根づいてほしい。いまこそ根づかせる時期なのかな、というのが僕の考えで」
──サッカー人気が高まっているいまこそ、ということでしょうか?
「2010年の南アフリカ・ワールドカップ以降、なでしこジャパンの女子ワールドカップ優勝、ロンドン五輪での男女揃っての活躍と、サッカー界には追い風が吹いている。それを生かして、もっと根づかせていけたら、と。僕らの世代がJリーグの監督になる10年後や20年後──もう少し早いかもしれませんが──の日本は、いまの子どもたちが支えることになる。彼ら、彼女らがサッカーを好きになってくれれば、自分の子どもを連れてスタジアムに足を運んでくれるでしょう。いまこの瞬間の普及活動が将来の発展につながるので、僕は子どもたちと触れ合っていきたい。いまは日本サッカーの過渡期、勝負の時期だと思っています」
──城さんが教えた子どもたちは、城さんが率いるチームのサポーターになってくれるでしょう。
「そうなってくれたら嬉しいですし、何よりもいまは子どもたちの『楽しかった』という声を聞くのが楽しいですね」
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