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【1998年ワールドカップに出場したストライカー】城彰二インタビュー



本田をゼロトップで起用したら面白い

──現在の日本代表で、ここが気になるというポジションはありますか?

「僕は遠藤保仁のところかな。明らかに落ちたから。うまさは変わらないけど、あいつのいいときとは違う。年齢的にも上がってきているので、若手が伸びてきてほしいですね。彼がプレーしているボランチは、チームの心臓だと僕は思っている。サイドを使おうがFWを使おうが、すべてあそこからの展開になる。ボランチがボールを持てて、タテにボールが入ることでチームが連動していく。遠藤とダブルボランチを組む長谷部も、所属クラブで試合に出ていないのが気になりますね。試合勘はゲームに出ないと取り戻せないので。ダブルボランチはすごく重要ですよ」

──期待を寄せる若手選手は?

「誰かなあ……ロンドン五輪で評価をあげた山口螢や扇原貴宏はいい選手ですけれど、代表となるとまだ物足りない」



【1998年ワールドカップに出場したストライカー】城彰二インタビュー
──日本代表のスケールには、まだ少し及ばないですね。

「ホントにパッと思い浮かばないのが現状ですね。技術的に優れた選手はいますが、チームに効果的なプレーができているかというと……。遠藤の魅力はボールのキープ力とワンタッチでタテに入れていくところで、彼はタテパスを入れる瞬間に、受け手だけじゃなくもうひとりの選手まで見て、ここにパスを入れたら三人目の選手がサポートにいけるとか、そこまでこだわってパスを出している。だから、彼にボールが入った瞬間に攻撃のスイッチが入る。そこまで考えている選手、いるかなあ……。中村憲剛もいい仕事ができる選手ですが、彼もベテランですから」

──城さんと同じストライカーはどうでしょう?

「うーん……日本国内やアジアレベルなら任せられる選手はいますが、世界ではどうかな、というところがありますね。ザッケローニ監督が1トップで使っている前田遼一は、色々なことができるしゴール嗅覚もある。技術レベルも高い。だけど、何かが違う。世界と戦える選手と考えると、ちょっと違う」

──ストライカーは雰囲気が大切ですからね。それは言語化できないもので。

「そう、言葉ではうまく説明できないんだけど、世界で戦うとなるとなかなか適任者が見当たらないのが現状では。僕自身は、本田がやればいいと思いますよ。ゼロトップ的に置いて。彼は身体的な強さがあり、キープ力もある。タテのボールが入りやすいから、攻撃の効率が良くなる。爆発的な強さを持っているし、FWで使ったほうがいいんじゃないかな」

──森本貴幸は?

「彼とは個人的な付き合いもあって、電話で話したりもします。持っている能力は高いけれど、まだ出し切れていない。自分の能力に、気づいていないところがある。ちょっと控え目なところもあって。自分がこうしたいとか、あまり要求しないんですよ。『自分が動きたいように周りをうまく使うのがストライカーじゃない?』と言っても、『そうですかね……』という感じで」

──ストライカーというよりウイングタイプですが、宮市亮にも期待が集まっています。

「まだ若いというのもあるけど、もう少し周りを使えるようになれば、と思いますね。この選手を使えばいいのにという場面で、そこが見えていないし、使えていない。彼を含めた3人目の連携が成立しないんです。そういう部分を吸収していったら、面白い存在になるでしょう。スピードは魅力的だし、自分で突破していく気持ちも強いので」

──いまはまだ代表に定着していないけれど、城さんが注目しているアタッカーはいますか?

「京都の久保裕也は、海外で伸びそうなタイプに見えます。センスはありますし、将来が楽しみな選手ですね」



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