GOD＆SIZUKU独占インタビュー
——GODさんとはどんなタイミングで出会われたんですか？
SIZUKU：音大って、当時もなかなか就職先がなくて…。卒業して、歌を歌える飲み屋さんでアルバイトをしていたんです。そうしたらある日、歌を歌っていた時にGODさんがお客さんとしてやって来たんです。
——結構、運命的な出会いのシチュエーションですね！ GODさんはそのお店に行ったのはその時が初めてだったんですか？
GOD：初めてですね。人に連れられてその店に行ったらちょうどSIZUKUが歌ってた。「なんかこの声、耳に残るな…」という印象でした。
SIZUKU：その時にGODさんから歌のリクエストがあったんです。「この歌、歌ってみて」って。リクエストに応えて歌いましたが、その日は早く上がれる日だったので歌い終えたら帰ったんです。
そうしたら、1週間くらい経ってからかな…GODさんから連絡があって。「音楽とか映画の関係をやっているんだけど、一度話を聞きに来ない？」って言われて。GODさんの風貌がこんなだからちょっと怖かったんですけど（笑）…でも、やっぱり音楽が好きなので、話を聞いてみようと思って、後日伺いました。
——どんなお話を？
SIZUKU：それがいきなり、「彼氏いるの？」って（笑）。「います」と答えたら「結婚すんの？」って。「自分はしたいけど、彼が夢を追っている途中だからまだできないです」と言ったら「じゃあ彼氏に電話して」って、その場で彼に電話をすることになったんです。そうしたらGODさんが彼に「君が夢を追っているように、彼女にも追いたい夢があるから、東京に連れて行くけどいいよね？」って！…そこからあれよあれよと（笑）。
親には「騙されてるからやめなさい」と反対されたんですけど、やってみたい気持ちが強くて家を飛び出しちゃいました。そこから今まで、ずっとです（笑）。
——ちなみに、彼氏さんの反応は…？
SIZUKU：自分も夢を追っていることもあって、何も言えなかったですね（笑）。
——GODさんとしては、そこまでしてでも連れていきたい人だったんですね。
GOD：彼女の声がね…耳に残る癒しの声がいいんですよ。僕もそれまで、仕事上でもいろんな人の歌は聴いてるわけじゃないですか。いろんな声を聞いて知ってる。でも「どうしてもこの声が欲しい」と思わせる声だったんですよね。
GOD＆SIZUKU ユニットでメジャーデビュー
