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ANXRA(アンギュラ)独占インタビュー

ANXRA(アンギュラ)独占インタビュー



コンテストで気づかされた「2位は1位を宣伝するようなもの」。
コンテストはどういった経緯で…?
マジックキャッスルのメンバーになってから、同世代のマジシャンと友達になって、家に行ったりするようになるんですが…そこにトロフィーがあってそれがマジックのコンテストのトロフィーだと知ったんです。準優勝の。
僕はその子よりマジックが上手いという自信があった。だから「こいつが準優勝なら自分はその上に行ける」と思った。僕がマジックがバツグンに上手いかと言ったらそうではないと思うんだけど、何か…自信はあったんです。

ちなみに、「マジックが上手い」とはどういう人のことでしょうか? マジックを見る時には驚かされてばっかりで、上手い・下手などの視点ではなかなか見ないのですが…。
ひとことで言えば「器用な人」でしょうね。素早い動きが多くてその後バッと見せるような…ジャグラーみたいな感じな人が「上手い」と言われますね。僕はそれとは逆でゆっくりタイプだから、「自分の方が上手い」と思ったのは、本当の「上手い」の意味とは違うんですけど(笑)。でも、あの時は「自分の方が上手い」って思ったんだよなあ…。

そして、コンテストに?
コンテストには何度か出たんですけど、そのたびに2位ばかり。マジックのコンテストって主に技術を見るわけですが、技術が拮抗している時に最後に決め手となるのが「ホームかアウェイか」というところがあって、どうしてもアメリカ人が勝っちゃうんです。コンテストに出ている他のマジシャンはネイティブな英語だから、演技している最中のプレゼンがうまいということもありますが、明らかに差別もあった。
でも2位でも立派でしょう? だから「コンテストで2位」というふれこみでマジックをやっていた頃があったんです。そしたら、ある時「2位は1位を宣伝しているようなもの。2位を捨てろ」と先輩に言われて…。その言葉でハッとしました。
自分の中で気持ちの変化があったことと、再度チャレンジした時のマジックの出来、対戦相手に恵まれたこともあり、翌年にようやく優勝できました。
山城のハウスマジシャンには流れでなっていった感じがあったけど、コンテストでの優勝があって、そこで初めて「よし、プロとしてやっていこう!」という決意に至りましたね。
ANXRA(アンギュラ)独占インタビュー
ちなみに、日本人と外国人とのマジックの違いはありますか?
僕はマジシャンでもクリエイターの方なので、他のマジシャンの演技を見て「僕だったらこうするな」とか「このマジックの“現象”は好きなんだけど、ここはもちょっと改善されたらいいな」と思って、そこからさらにひねって演技するという、日本人独特のタイプです。
西洋の方はオリジナルがあるんですよね。でも、西洋のマジックは日本人のマジシャンから見ると粗いんですよね。マジックの質の詰めが甘いように見える。たとえば、イリュージョンをやるととにかくでかいものがボンとあって「これどうするんだ?」という感じで…コンパクトにする発想はないんですね。日本だと大きいものやるにも運搬をどうするんだとか、どうやってしまうんだと…収納とか考えるんですよね。だからコンパクトにする方法も考えなきゃいけない。西洋のマジックを大味としたら日本のマジックは繊細な味という感じです。
環境とか気質の違いなんでしょうね…日本人と西洋人の。だからこそ日本のマジックはよりよいものになっていると思いますけど。

大変なこともあったでしょうし、ご自身の懸命な努力もあってのプロへの道だったと思いますが、会社を辞める時に「アメリカが呼んでいる」とおっしゃったのは本当でしたね!
確かに! アメリカに行ってなければなかったことですね。本当に呼ばれていたんでしょうねえ(笑)。
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