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サッカーベルギーで成功を誓って | 小野裕二 独占インタビュー 【SOCCER NOTE】


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小野裕二オフィシャルブログ
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──日本と海外の違いといえば『フィジカル』が真っ先に挙がるよね。その点について差を感じた?
小野:彼らはケツがデカくて、腰が強い。自分の体勢が悪くなければそんなに負けないけど、体勢が悪い時に当たられたら簡単に吹き飛ばされる。でも鍛えているというよりは体質による部分が大きいと思うから、これは今後もなかなか変わらないでしょ。それよりもトップスピードでのボールコントロールが大事。カウンターのときも常にダッシュで展開が早い。その中でボールコントロールが上手い選手は本当に上手いということ。

──プレッシャーがない場面やスローな展開で上手い選手は上手いとは言えない?
小野:そんなのいっぱいいるじゃん。スピーディーな展開の中ではオレなんか下手くそだよね。でもゆっくりな展開で下手でも、スピード感あって上手いヤツもいるから。練習中のポゼッションは上手くいのに試合では普通にできちゃったりする選手もいる。

──特にトップスピードでの精度を求められるという点で、サッカーの質が違うのかな?
小野:ベルギーは縦に速い。良いのか悪いのか分からないけど、落ち着くところがあまりないという印象かな。逆に日本が落ち着きすぎているのかもしれない。アジリティよりも、ダイナミックさが求められる。例えばカウンターの場面で、日本は勝っている状況なら一度落ち着いて味方が上がるのを待って、立て直すことが多い。でもベルギーはボールを持った選手がドリブルで持ち上がって、それにみんながついていく。勝っていてもそうするよね。

──となると個人に求められるものは?
小野:オレの場合、外国人監督が初めてだし、海外でプレーするのも初めてだから比較できないけど、聞いたところウチの監督は守備から入るタイプらしい。でも試合中になるとあんまり細かいことは言わない。ただボールを奪われた場面で相手は思い切って上がって行くから、それに対してダッシュして追いかける回数は多い。日本なら遅らせることで相手も落ち着いてくれるけど、それがないから。それでボールを奪ったらまた全力で上がる。だからスプリントの回数は間違いなく多い。特にここまではサイドハーフでプレーすることが多いから、ダッシュの回数はチームで一番多いんじゃないかな。
サッカーベルギーで成功を誓って | 小野裕二 独占インタビュー 【SOCCER NOTE】
──ボールを蹴るという動作も上手い?
小野:もちろん上手い選手もいるけど、シュンさん(中村俊輔)なんかを見ちゃうと、あのレベルに達する選手は世界にも何人かしかいないと分かる。シュンさんのキックの精度はすごいと思う。ただ、海外のシュートは速くてインパクトがあるよね。圧力があるというか。攻撃全体がダイナミックっていうのが大きいかもしれない。

──よく『細かい技術は日本人のほうが上手い』という声も聞くけど…。
小野:たしかにそういうイメージを持たれているかもね。だからオレがセットプレーのキッカーを任されたりしているんじゃない? 今まで蹴ったことないんだけど(苦笑)。いつも蹴っている選手が調子悪いときはオレに担当が回ってきたりする。でも蹴ったことがないから分からない。ユースのときは翔(松本/愛媛FC)がいたし、プロになってからはシュンさんがいた。自分がセットプレーを蹴ることはなかった。練習といっても自主練習は禁止だから、テキトーに蹴ってるよね。でも意外と良いボールを蹴れたりもする。クロスみたいな感じでやっているかな。

──セットプレーを任されているし、信頼を勝ち取れているのかな?
小野:そこがよく分からないんだよね。日本なら雰囲気で分かるだろうし、聞けば分かるけど、そうじゃないから。しかも日本は優しい。海外は良いプレーをしていなくても、次の試合でベンチ外だったりする。やっぱり日本より信頼を勝ち取ることは難しいかもしれない。日本ならスタメンで出ていて悪いプレーをしていなければ、次の試合でもスタメンだったり、悪くてもベンチスタートだと思う。でも海外だと次の試合でベンチ外になってしまったりする。自分も途中までそういうことが続いていた。CKやFKを蹴っていても関係ない。それはチームの問題なのか監督の考え方なのか分からない。まだ4ヵ月くらいだから。だいぶ慣れてきたけど、まだ対戦していないチームや行ったことのないスタジアムもある。1シーズン通してプレーしないと見えてこないのかもしれない。

──じゃあ古巣の横浜F・マリノスがベルギーリーグに参加したらどのくらいの順位だと思う?
小野:それは未知だよね。やってみたら面白いと思う。アフリカ系の速い黒人が前線にいたら、(中澤)佑二さんや(栗原)勇蔵くんがどこまで対応できるか分からない。もっとデカくて速い選手はたくさんいるから抑えられるかどうか。シュンさんはすごく上手いけど、体ごとつぶされたらどうなるか。シュンさんは海外でプレーした経験があるからかわせるのかもしれないけど、ほかの選手は潰されてしまうかもしれない。まったく歯が立たないということはないと思う。でもJリーグのように全チームのレベルが拮抗しているわけではない。レベルが高いチームと低いチームで大きな差がある。どのチームも力の差がないJリーグが特殊なんだよ。
サッカーベルギーで成功を誓って | 小野裕二 独占インタビュー 【SOCCER NOTE】
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