サッカーベルギーで成功を誓って | 小野裕二 独占インタビュー 【SOCCER NOTE】
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小野裕二オフィシャルブログ
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──たしかに(笑)。海外移籍には言葉の問題が付き物だけど、裕二は苦労していないの? ベルギーは地域にもよるけど、フランス語が公用語だったりするよね。
小野:全然だね(笑)。しゃべれる気がしない。とりあえず勉強しても日常会話だとあんまり意味ないことは分かった。サッカーで使う言葉を覚えないと意味がない。伝えるには言葉かプレーしかないから、やっぱり言葉は重要だと思った。
──チームメイトにはどこの国の選手がいるの?
小野:ベルギー、フランス、スウェーデン、オランダ、スペイン、ブラジル、あとはアフリカ系のガーナやナイジェリア出身の選手がいる。あとイスラエルやイランの選手もいたな。かなり多国籍だと思う。基本はフランス語なんだけど英語が通じる選手もいる。フランス語は最初まったく分からなかった。でもまぁ、やっているうちにサッカーに必要な言葉は少しずつ分かってきたかな。『ターン』とか『シュート』とかね。
──じゃあ彼らと日本人で最も異なる部分は?
小野:考え方かな。常にゴールを狙っているヤツもいれば、そうじゃない選手もいるけど、共通しているのは自己主張すること。おとなしい選手は一人もいない。プライベートの人間性は別として、試合で静かな選手はいない。年齢も国籍もポジションも関係なく、試合に出ている選手はしっかり主張する。
──おとなしくて自己主張しない選手が海外に行ったら活躍できない環境?
小野:たぶん無理だよ。技術でどうにかするしかないんだろうけど、常に良い選択肢を選ばないといけない。いつも一番効果的なプレーができれば静かでも試合に出られるだろうけど、それはやっぱり味方あってものことだから。そういう場面で主張して、意思疎通できないと活躍するのは難しい。
──裕二は日本ではしっかり自己主張するタイプだったと思うけど、海外では普通のことになる?
小野:普通…というか普通以下じゃない? だからもっと主張しないといけない。で、思っていることや考えていることを主張するには言葉をしゃべらないといけない。言いたいことがあっても、試合中に通訳はいないから。パッと浮かんで、伝えないといけない。練習中は知っている英語と身振り手振りを加えることもできるけど、試合中にそんな時間はないから、咄嗟に言葉にしないといけない。
小野:全然だね(笑)。しゃべれる気がしない。とりあえず勉強しても日常会話だとあんまり意味ないことは分かった。サッカーで使う言葉を覚えないと意味がない。伝えるには言葉かプレーしかないから、やっぱり言葉は重要だと思った。
──チームメイトにはどこの国の選手がいるの?
小野:ベルギー、フランス、スウェーデン、オランダ、スペイン、ブラジル、あとはアフリカ系のガーナやナイジェリア出身の選手がいる。あとイスラエルやイランの選手もいたな。かなり多国籍だと思う。基本はフランス語なんだけど英語が通じる選手もいる。フランス語は最初まったく分からなかった。でもまぁ、やっているうちにサッカーに必要な言葉は少しずつ分かってきたかな。『ターン』とか『シュート』とかね。
──じゃあ彼らと日本人で最も異なる部分は?
小野:考え方かな。常にゴールを狙っているヤツもいれば、そうじゃない選手もいるけど、共通しているのは自己主張すること。おとなしい選手は一人もいない。プライベートの人間性は別として、試合で静かな選手はいない。年齢も国籍もポジションも関係なく、試合に出ている選手はしっかり主張する。
──おとなしくて自己主張しない選手が海外に行ったら活躍できない環境?
小野:たぶん無理だよ。技術でどうにかするしかないんだろうけど、常に良い選択肢を選ばないといけない。いつも一番効果的なプレーができれば静かでも試合に出られるだろうけど、それはやっぱり味方あってものことだから。そういう場面で主張して、意思疎通できないと活躍するのは難しい。
──裕二は日本ではしっかり自己主張するタイプだったと思うけど、海外では普通のことになる?
小野:普通…というか普通以下じゃない? だからもっと主張しないといけない。で、思っていることや考えていることを主張するには言葉をしゃべらないといけない。言いたいことがあっても、試合中に通訳はいないから。パッと浮かんで、伝えないといけない。練習中は知っている英語と身振り手振りを加えることもできるけど、試合中にそんな時間はないから、咄嗟に言葉にしないといけない。