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ブンデスリーガで活躍した奥寺康彦殿堂入り独占インタビュー！

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──日本サッカーが進化する為に必要なことは？

「海外に行く選手は、これからさらに増えるでしょう。
それに伴って、更に進化し続けると思いますよ。
日本代表も強くなっているし、見ている人すべてがそう感じていると思います。
ただ、日本においてはＪリーグの成長と進化が必要だと思います。
できれば海外で活躍した選手が日本に戻ってきて、Ｊリーグでどんどん活躍してくれることが望ましい。
それに加えて、起爆剤となる優秀な外国人選手が入ってくるか、クラブが獲得できるかも大事になってくると思います。
外国人選手に刺激を受けて日本人選手の意識も高まれば、Ｊリーグの魅力も更に増すと思います」

──海外へ移籍するのはもちろんでが、国内のＪリーグの繁栄も求められますね。

「各クラブは、地域に根づいて様々な企画やイベントを考え、集客に向けてたくさんのアイデアを出しながら運営しています。
でも、それだけではお客さんの目を引くまでには至らないのかもしれない。
魅力ある日本人選手が何人も出てこないと、お客さんは見向きもしないのが現状なんです。
特に若い世代の人たちがね。
というのも、いまのサッカーファンはセリエＡ、リーガ・エスパニョーラ、ブンデスリーガ、プレミアリーグなど、トップレベルのサッカーを日常的にテレビで観ることができる。
サッカーを見る目が肥えてきています。
海外の移籍マーケットもオープンになったし、日本人が海外に行きやすくなったことも事実。
だからこそ、Jリーグとして今後何をしていかなければいけないのかということを、真剣に考えなければいけません。
そういう意味では、Jリーグとしての課題はたくさんあるんですよ。
クラブはいい選手を育てることに専念しなければいけないし、発掘しなければいけません。
Jリーグの魅力を、一人でも多くのお客さんに伝えられるかが大事なのかもしれません」

──最後にファンのみなさんにひとことお願いします。

「この度は殿堂入りすることができ大変嬉しく思います。
これもみなさんの温かい応援のお陰です。
殿堂入りしたことで更なる責任を感じ、サッカー界に貢献していけるよう努力していきますので、どうか変わらぬ応援よろしくお願いします。
そして一人でも多くの方にJ1、J2のスタジアムに足を運んでいただき、Jリーグを見ていただきたいと思います。
同じ仲間として、サッカー界を一緒に盛り上げていただければ幸いです」