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ブンデスリーガで活躍した奥寺康彦 殿堂入り 独占インタビュー!

日本サッカー界のパイオニアに、新たな勲章が加わった。
1970年代後半から80年代中期にかけてドイツ・ブンデスリーガでプレーし、
日本代表としても活躍した奥寺康彦氏が、日本サッカー協会の殿堂入りを果たしたのだ。
9月の掲額式典直後に、奥寺氏の喜びの声を聞いた。

──殿堂入りした率直な感想をお願いします。

「ちょっと早いかなと思いました。
まだ先輩たちがいると思ったし、選ばれるとしてももう少し後になるのではないかなと思っていました。
だから殿堂入りを聞いた時は「えっ?僕でいいのかな?」と思ったのが正直な感想です。
殿堂入りの凄さも実感していなくて、嬉しい気持ちもあるけれど自分にはちょっと早いかなと思っているのが、率直な感想です。」

──殿堂入りの連絡はどのようにして来たのでしょうか?

「8月下旬に日本サッカー協会から連絡があり「奥寺さん、殿堂入りします。」
殿堂入りが決まりましたという報告をいただきました。
それで掲額式にはどなたを呼びますかと聞かれたので、家族を連れて参加してきました」

──殿堂入りの報告は誰に告げられました?

「最初に伝えたのは妻です。
殿堂入りするらしいよって妻に伝えました。
妻は特に驚くことなく、いつもと変わらない感じで「良かったわね。」と。妻はいつも平常心なんです(笑)」



ブンデスリーガで活躍した奥寺康彦 殿堂入り 独占インタビュー!
──掲額式の様子は?

「家族、関係者のみで掲額式は行われました。
日本サッカー協会名誉総裁高円宮妃久子様もご臨席賜わり、素晴らしい思い出に残る式でした。
記者も40名以上の方が来られていて、式には200名ぐらいの方が出席していましたね。
そこには過去、殿堂入りした方も数名来られていました。
そして式がはじまると大仁会長がお話をされ、高円宮妃久子様がお言葉を述べられてその後掲額式でこの盾の授与式が行われました。

今回の殿堂入りは4名で元共同通信社で協会機関誌の編集長を務めた奈良原武士さん(故人)、アナウンサーの金子勝彦さん、選手は永井良和さんと僕。永井さんは古河電工時代の一つ下の後輩なんです。
今回の4人を合わせて、殿堂入りした方は62名いるようですが、選手はそのうち18名しかいないんですよ。
選手以外では歴代のサッカー協会会長やジャーナリスト、報道関係や医療関係の方などが受賞されているようです。
62名中18名が選手ということは、選手の殿堂入りはとてもハードルが高いようです。
しかも殿堂入りは投票制で投票の75%以上を上回らないとダメなんですよ。
僕はその75%を上まったってことですよね(笑)
本当にありがたいし、感謝のひと言に尽きます」
ブンデスリーガで活躍した奥寺康彦 殿堂入り 独占インタビュー!
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