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カクトーク 第6弾 最終回!ラストサムライ 武田幸三選手

ムエタイ ラジャナムダンスタジアムのウエルター級では外国人選手で4人目のチャンピオンに輝く。 K-1マックスでも魔娑斗選手、プアカーオ選手、アルバートクラウス、アンディサワーといった、世界のトップ選手と激闘を繰り広げ、超合筋のニックネームで有名な格闘家。 そんな武田幸三選手とは2003年の日本一決定トーナメントの準決勝で闘った戦友でもあります。実は昨年初めて幸三さんとお酒を飲み交わし、昔話に花が咲きましたが、今回は現在の役者道の話をメインにお話を聞ききました。

第二の人生を思いっきり楽しんでる幸三さん、リングに負けない異次元の世界が役者道にもあるとおっしゃってました。

そんな話が聞けたらと思っています。


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(安) 昨年の6月にお会いして、半年と少し経ちましたね、時間の流れはあっという間ですね、今回でこうやってゆっくり話すのが二回目になりますが、前回飲みながらゆっくり話せて、凄い楽しかったので、今回も凄い楽しみにしていました。
 昨年、舞台を2本見せてもらいましたが、舞台ホント面白かったですよ!
その後舞台の方の活動はされてるんですか?


(幸)あれから舞台はやってなかったんですけど、今ドラマに出演させていたただいております。 「お助け屋陣八」 という宮川大輔さんのドラマで、しずちゃんさん(南海キャンディーズ)、小泉孝太郎さんと一緒にやっています。
 もう吉本さんの中に入って2年ぐらいたつので、だいぶ慣れてきた感じですかね。
安廣さんは学校の方はどうなんですか? 舞台とか?

(安) 昨年のゴールデンウィークから舞台の活動していないですね。 やりたかったんですが、演劇部とのタイミングがなかなか合わなくて。

(幸) そうなんだ、どうなんですか、そっちの欲求は?

(安)そうですね、もちろん学校も日々勉強で、考えさせられ、指導者としての喜びの瞬間もいっぱいあって、ホント学校は天職だなって思うんですけど、リングの中のような自分自身が燃え上がるような瞬間は正直ないですけど。そんな格闘技に似た緊張感を味わえたのがサーフィンで サーフィンが唯一、格闘技に似た緊張感を味わえる物だったんですけど。昨年の9月30日に娘の運動会で右アキレス腱を断裂してしまい、家族、学校の先生や生徒、空手教室の生徒たちに物凄い迷惑をかけてしまい、それにも関わらず、みな暖かく、優しい対応をしていただき、みんなに助けられました。 改めてみんなに支えられている事に気付かされました。 大怪我をしてしまって昨年の後半3カ月は考え、教えられた時間でした。


(幸)張り切っちゃったんだ。

(安)はい、素人のお父さんのようなことやってしまいました。


(笑い)

(幸) 親父ですよ、安廣さん

(笑い)

(安)ホント そうなんですよ。気がつきゃ親父ですよ。 実際2児の父親ですしね。
なんだかんだ子供が好きなので、学校の仕事は小さいころからの夢でしたし、その一方で格闘技のような興奮は日常にはなく、物足りなさも感じてしまう時もありますけど、格闘技は若いうちしかできない仕事だし、比べられないですけどね。 
カクトーク 第6弾 最終回!ラストサムライ 武田幸三選手
幸三さんは 切り替えとかスパッとできました?格闘家から役者へ

(幸)一昨日も内の新日本キックの興行だったんですけど、やっぱりリングに出ている選手は輝いていましたよね。 いいな、って素直に思うし、もう40だけど もう一回ぐらいやろうかなって思う事もあるけど、もちろん無理なんですけど、今は指導者ですから後輩たちが、それで飯を食っていけるようになれるようにする事が仕事だし、ん~ 切り替えられたっていったら嘘になるのかな、でも格闘技の現役の時の高揚感とか緊張感とか、もちろん異次元の世界じゃないですか。

(安) はい、異次元ですよね。


(幸) でもそれ以上っていうか、同じものが役者の道にあって だから すごく幸せですね。今はその道に夢中です。  ホントに、映画でも舞台でも、ドラマでも人や、カメラの前でも興奮はありますね。

(安) カメラの前でも?


(幸)そうですね、カメラの前も非現実ですからね。

(安) あ~ そうなんだ、緊張感があるんですね。
 

(幸)そうゆう点では幸せですね。
カクトーク 第6弾 最終回!ラストサムライ 武田幸三選手
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