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カクトーク第4弾！番長・天田ヒロミ編

【これからの目標・夢】

安：お子さんは幾つになりました？双子の　虎汰郎・虎次郎君でしたっけ？
天：昔っから子供が欲しくて、しかも双子がずーっと欲しかったから
大変でしたけど、楽しかったですよ、いつも2人そろって出かけて、
今の小学生凄いですよ、毎日宿題出るんで。外で遊んで運動してご飯食べて7時半ごろ泣きながら宿題やってますよ！

( 笑い )

安：やべ～　俺もそうだった、思い出す。

天：いろいろ大変みたいですよ今の子供は
あとは、子供できると遊べなくなりますよね。

安：そうですね、遊べなくなりますよね。我慢は増えますよね。
その分、子供からもらっている物は大きいですけどね。

天：水曜、金曜は子供教えてて、土曜日だけ東中野で大人のスクールなので、打ち上げでその日ぐらいですかね、飲むのは。平日は飲めないですよね。
朝、子供送ってその後ゴールドジムで下半身のウエイト、自分の練習して、指導して夕方プールかランニングして、子供と過ごす。
今一番やりたい事が全部できて、凄い充実していますね。
2007年くらいまで煙草も吸ってたし、酒もガンガン飲んでたけど、今は煙草も吸ってないし、酒も軽く週に一回飲むか飲まないか、年取ってくると余分な物が減ってくるんですよね、その分格闘技が楽しくなってきて、だったら最初っからやっておけば良かったのにな～って今更だけど思いますよね。

( 笑い )

最初っから煙草なんか吸わなきゃ良かったのにな～って。
だから　酒も煙草も止めて、今が格闘技が一番面白いですよね。
今は真剣にやってるけど、昔は遊びでやってたんだなって思いますよね。

安：俺も振り返ると、遊んでたな。

天：だから若い時ってずいぶん回り道してますよね。

安：分かります。

天：試合もあってストレスも有ったんだろうけど、その発散のしかたねえじゃんって今考えると思いますよね。
試合終わったら、次の試合の事考えて、また試合かよ～、みたいな感じで、今も次の試合の事考えるんですけど、今は全然苦じゃないんですよ。　お～し　次か～みたいな感じで。
三日だけとりあえず休んで、ウエイト始めて、次はこんな練習してって考えるのが楽しいし、スケジュールもビッちりですよ。
ホントに充実してますよ。

安：格闘技以外に興味のある仕事とかは今はありますか？　　役者とか。

天：一回やったんスけど、大根だったんですよ。

安：えっ？

天：大根だったんす。

(　大爆笑 )

安：あ～　その大根。

(　笑い )

天：酷かったんですよ、二回ドラマ出たんですけど、あまりにも酷くて、

( 大爆笑 )

天：いや～　もうカメラ回るとガッチガチになって、話になんなくて
みんなに笑われて笑われて、自分で見てもこりゃヒデエ～なって、無理だはって思いましたね。　　魔娑斗が下手だとか言ってるレベルじゃねーなって。あー酷かった。
そう考えると、魔娑斗君は勉強してるんだって思いましたよ。

安：やると分かりますよね、難しさが。

天：ん～　あれはナチュラルですよ。　上手い。
　　
(　大爆笑 )

安：そうなんですよね、何事もやると難しさが分かりますよね。

天：そうそれで、サラリーマンやって、役者の仕事も少し、テレビのADみたいな仕事とかいろいろやってみたんですけど、やっぱり格闘技が一番楽しいですね。やってても教えてても。やればやるほど面白い。だからこないだ魔娑斗君にも言ったんだけどね、プロデューサーなんかやってるより、選手の方が楽しいよって、　いやー　俺は無いっすって言ってたけど。

安：僕も一作年、復興支援イベントで魔娑斗選手と2分2ラウンドやったけど、やっぱり面白かった。　

天：子供が言ってたんですけど、ここ2，3年ぐらい試合中笑ってるらしいですよ、ずっと。
凄い楽しいですよ。今。

安：子供の指導や子育て、リングで闘う事、心から楽しいって言えてる天田さんがほんと凄いなって思います。　

天：そう色々やってきたから今が、格闘技が一番楽しい、個人競技の仲間を増やしていきたいですよね。　　
だから　今度のK-1で勝ってジムを出したい。
そして子供にもっと教えたいですね。
あとは、格闘技がばらばらになているから、一つになってね、垣根がなくなってほしい。
例えば、キックの選手がボクシングの試合に出るとか、ボクシングの選手がキックの試合出るとか、3人づつボクシング、キック、総合の選手がでて国別の対抗戦とか、サッカーFIFAみたいに100年計画で動いているような組織が格闘技にもできて、格闘技っていう物を世界中に広げてくれるような人がいてくれえたら良いですよね。　　格闘技が不良の延長みたいになっているので、もっと正しいイメージで、格闘技は正しい物なんだっていうイメージにしたいですよね。
もっと人に格闘技やってみたらって言える組織にしたいですよね。

安：ホントそうですね、引退後も夢がある組織に。

天：はい、なんか余計な話が長くなりましたが、大丈夫ですか？

安：凄い楽しい話と、僕もモチベーション上がりました。ホントに今日はありがとうございました。

天：いえこちらこそ、安廣さん　すげー楽しかったですよ！　ありがとうございました！

　　　　　　　　　　　【カクトーク　クールダウン】

格闘家として、僕よりも3歳も年上にも関わらず、現役で闘い続け、体力も衰える事もなく伸びていると自身で感じ、今が一番充実していると。暴走族からボクシングに打ちこみ、中大の法学部を卒業しK-1で活躍し、未だに色んな団体で試合を重ね、昔からの思いが通じ、双子の父親でもある。　自分が信じた思い描いた道を真っ直ぐに進む。　　一般的には途中曲がったように見えても、自分の心はいつも真っ直ぐに生きてこられたんだと今日改めて感じる事ができました。
　そして、天田さんも小比類巻選手と同じ思いで、選手を引退しても夢がある、組織であってほしいとの思い。
僕は現在体育教師として格闘技の現場からは少し離れていますが、やっぱり思いは一緒。子供に胸をはって格闘技やったらいいじゃない？　　って　言える組織であってほしい。
ばらばらになっている格闘技会を一つにして、新しいもの作り上げていきたいですね。
みんなの目標が一つになった時、奇跡は起こる（マスターマインド）。　　そう信じて向かっていきたいですね。
　
天田さん　ありがとうございました！
天田さんからのプレゼントはアンディから受け継いだタオルと色紙！