独占!イチローの兄、鈴木一泰がイチローの移籍を振り返る!
──ヤンキースが地区優勝を決めました。イチローさんに向けて一言お願いします。
地区優勝ホントによかったです!
更に先の目標に向かってチームに貢献、そして自分の為にも準備をして結果を出してほしいです。
日本から応援しています!^^
──この夏のイチローさんの電撃移籍についてお伺いしたいのですが?
ちょうど僕が、朝、ランニングをして帰ってきて、まずテレビをつけて、まぁ、汗もたくさんかいていたので、脱衣所で服をぬいで・・・
リビングと脱衣所は少し離れているのですが、なんかテレビから小倉さんの声で、『イチロー』『イチロー』ってずーっと言っているんですよ。
その『イチロー』以外の言葉が一切聞こえなかったので、
あれ?どうしたんだろ?と思ってテレビのほうに近づいてみたら、そういうニュースが流れていて・・・で、まぁ、その時初めて知ったんですけど・・・
みんながびっくりするほどそんなに驚きはしなかったんですけど、まぁ、そういうことなんだと、正直そういう印象でしかなかったですね。
テレビ的には、これから3時間後にはヤンキースのユニフォームを着てプレーするということを煽る感じで報じるじゃないですか。
でもそれって、向こうでは普通の当たり前のことだったりするかもしれないですし。
ま、急に辞めましたとかだったら驚いたかもしれないですけど、現役でやっている以上は、行ったチームで自分のベストを出すというのが、一番いいことだと思うので。
今まで移籍というのは無かったですけどね、そこまで驚きはしなかったですね。
──ということは、事前には知らされていなかった?
最近は・・・というか、二年くらい会ってないんですよ。
お互い、会う時間がちょっとなくて・・・
なかなか会うチャンスがないんですよ。最近はね。
──今回の件では、各方面から問い合わせがあったのでは?
報道が流れた日、「知ってたの?」と言う質問をかなりされると思ったので、
ツイッターとFacebookで
””今日一日は、『知ってたの!?』とかの質問を受け付けません。^^ ””
って、発信をしたんですよ~ ^^
皆の反応が面白かったです!
──移籍についてイチローさんが語ったことがすべてということでしょうか?
そうですね。そうだと思います。
──イチローさんのファンからしてみたら、あまりに大きな存在ですが、お兄さんからしてみたらどのような存在ですか?
単なる弟ですね(笑)
それ以外のなにものでもないというか(笑)
──イチローさんはお兄さんのことを何と呼んでいるのですか?
昔は、まぁ、『おにいちゃん』ですよね(笑)
今でも、面と向かってだったら、そういう感じですよね。
最近は呼ばれたことないですねぇ(笑)
──そもそもご一緒に生活されていたのはいつまでなんですか?
僕が高校三年生の時までなので、僕が18歳で、弟が・・・五つ離れているので、13歳、中一までですね。だから、一緒に生活をしていたのは13年間だけっていうことなんです。
──まだ20代前半で、イチローさんがメディアで大きく取り上げられるようになった頃、それまでのプロ野球選手のイメージとは大きくかけ離れたイチローさんのファッションには非常に衝撃を受けました。これはお兄さんの影響を受けていると思いますか?
それは聞かないと何とも言えないですが・・・
僕が正直、彼のために買っていた時期もありました。
まぁ、スタイリストじゃないですけど。
彼もちょっと気軽に買い物にも行けないような時期もあったので、僕が買っていた時期もありましたよね。彼に聞かれたら、『こういうのがいいんじゃない?』とか、そういう話はしていましたね。
──メジャー挑戦の際には相談を受けたりしたんですか?
ないです、ないです(笑)そんなことはないです。
野球の話はほとんどしないんです。
──お兄さんとは一緒に野球もされていたんですか?
まぁ、遊びではやっていましたね。