PaniCrewモリチ×藤井監督 映画SHAKE HANDS
中学校での必修科目にダンスが加わった昨今、森田繁範(PaniCrew)がプロデュースする日本初の
『キッズダンス映画』という試み に、多くのカリスマダンサーや教育機関が賛同し全面協力が実現。
全国各地からオーディションで選ばれた少年達がダンスを通じて“友情”という最高の絆を描く、
日本のダンス映画の金字塔になる最高の話題作 『SHAKE HANDS』
才能溢れるスーパーキッズダンサー達が贈る日本初のキッズダンス映画の公開に先駆け 、
監督の藤井道人氏とプロデューサーのPaniCrew森田繁範氏が今作にかける思いや撮影エピソードを語った。
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キッズのダンスに携わるというか取り組まれているという前提があると思うんですけど、映画にしようというのはどこから、何から生まれたんですか?
モリチさん──
もともとは、『これから、少女たちは』(短編映画2012年・監督:藤井道人)で僕がそのダンスシーンの振り付けをやらせてもらって、っていうところがきっかけで・・・
藤井監督──
ショートフィルム自体は女子高生の子達のダンス部の話なんです。
ダンス部の女子高生達が、私たちは将来どういう大人になっていくのかな・・・
みたいな、モヤモヤした気持ちを持ってる女子高生の話で、そこに今回の主演のU-タロウ君と、まあモリチさんが協力して下さったのが原点ですね。
モリチさん──
女子高生役は、ずっと僕が振り付けをやってるアイドルの子たちで、スゴくみんな演技も上手くて結構しっかりしていて。
藤井監督──
頑張りましたね。
モリチさん──
で、それやったら・・・
子供も・・・みたいな。
映像化ってことをですね?
モリチさん──
一番最初はショートフィルムみたいな感じで、30分くらいのストーリーにしようかと言ってたんですけど、段々、段々、気持ちがノってきたっていうか・・・
勝手に先走って長編いきません?って。
全体的な流れでいろいろ詰め込みたくなってきて。
っていうことは、当初イメージしてきたものから全然変わってきたんですか?
それとも、増量されたんですか?
藤井監督──
増量のほうが意味合いとしては近いかもしれないです。
ショートフィルムだと、例えばダンスシーンを描きたいとなると、その両方を描くことってスゴく難しいんですよね。
それもしっかり観せたいし、ドラマもしっかり観せたいとなると、30分や15分だったりすると非常に少ないと。
そこの中でプロデュサーのモリチさん と話の中で、長編になるっていうのは必然的な流れでなってきましたね。