10月11日(木)、名古屋・栄を拠点に活躍するアイドルグループ・SKE48のメンバー、高柳明音にWWSチャンネルはインタビューを実施した。
2回に分けてお届けする今回のインタビューでは、10月6日(土)から上演中の舞台「若様組まいる〜若様とロマン〜」に出演する高柳に、舞台への意気込みから、キャラクターの役作りについて話を聞いた。
Q.まずは舞台「若様組まいる〜若様とロマン〜」への意気込みをお願いします。
この作品は明治時代が舞台になっていて、その時代を演じるのは初めてですし、何より衣装が着物で袴姿なので、その時代を感じられると思います。今はなかなか見られない、時代にあったお話しで、その時はお見合いが主流で、好きな人と自由に付き合えない時代で、その中で生まれるロマンスやLOVEを皆さんに観てもらって、キュンとしてもらえたら嬉しいなと思います。
Q.高柳さんが演じる「篠田琴子」とは、どんなキャラクターですか?
喜怒哀楽がはっきりしている子で、嬉しい時は嬉しい、悲しい時は悲しくと、すごく分かりやすい女性です。明治時代の女の子はおしとやかだったり、控えめな人が多かった中で、「『篠田琴子』は自分の気持ちに正直にいてくれたらいいよ」って監督さんにも言われたので、すごく自分に正直に演じさせてもらってます。
──キャラクターをつくっていく上で、努力されたことはありますか?
「篠田琴子」というキャラクターは、物語のキーマンではないけれど、実はちょっとしたきっかけを持つ人物で、今まで自分が演じてきたキャラクターにない天真爛漫な女性なんです。
監督さんに言われたのは「篠田琴子は天然で時々“宇宙人”みたいな子でいて欲しい」と言われていて、さらに「高柳さんは根はそんなに明るくないよね」って見透かされていたんです。劇場公演の時の様子を聞かれ「ステージではお祭り騒ぎでやっています。どんちゃん騒ぎするような元気なタイプです」って言ったときに、「では、高柳さんがこのステージで天真爛漫に自分の好き人に素直に“カッコいい”って言ったときに裏がある子に見えて欲しくない。高柳さんの素を知ってる人でもステージで裏を見られる事はないよねって」って言われて。そういう会話をしたのは初めてでした。
今まで元気なキャラクターを演じたことがなくて、強気なキャラクターだったり、二面性のあるキャラクターだったりが多かったので、単純に明るくて可愛いちょっと不思議ちゃんの役はやっていて楽しいです!
Q.元NMB48・市川美織さんとの共演はいかがでしたか?
元48グループの子と舞台に立つのは初めてで、現役のSKE48のメンバーと一緒に舞台をしたことはあったんですけど卒業生とやるのは初めてです。みおりん(市川美織)は兼任の時にNMB48 チームBⅡで一緒に活動していたので、今こうやって卒業生と現役の私が共演するっていうのは不思議ですし、みおりんは後輩なので不思議な感じがします。
稽古中のエピソードで、今回の舞台は明治時代の設定で袴姿なのでダンスはないと思いきや、がっつり踊っているんですよ!二人ともAKBグループでダンスの振り入れに関しては鍛えられているので、覚えが早くて、周りの女性キャストさんに教えたりして、今まで培ってきたものが生かされましたね。
──市川さんのアイドルの頃と比べた印象はどうですか?
みおりんは「フレッシュレモンになりたいの」というキャッチフレーズのイメージが強く実際に演技をしているところを見たのは今回が初めてだったんですけど、キャラクターやずいぶん年齢差のある2役を見事に演じ分けていて凄いなって思います。
Q.この舞台は自分にとって挑戦になりましたか?
明治時代のお見合いというのが現代のものとは意味合いが違う部分があり、親に決められた相手と上手くいく、いかないとか、お見合いの裏に意味があったりとか。戦争があった時代だから、戦争を止めるためにお見合いをするという物語でもあるので、いろいろ考えさせられますね。
次回、10月5日(金)に劇場デビュー10周年を迎え、いよいよ新たなステージへと船出したSKE48。その歴史を振り返りながらSKE48への、チームKⅡへの想いを語る。
情報提供元:WWSチャンネル
記事名:「SKE48・高柳明音にロングインタビュー!出演舞台「若様組まいる〜若様とロマン〜」から、10周年を迎えたSKE48への想いを語る!!(Part1)」