5月26日（土）、野外フェスティバル「TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2018」、通称「METROCK 2018」が、東京・新木場・若洲公園にて開催された。
東京会場のトップバッターは、ツインヴォーカルと高い演奏技術で人気を博すKEYTALK。午前中のすっきりした空気とともに、風車がそびえ立つステージ・WINDMILL FIELDに、両手を挙げて登場した。
『YURAMEKI SUMMER』のイントロの一音目の女性ボーカルの声で会場からは歓声が上がった。WINDMILL FIELDに集まった人たちは、KEYTALKを迎え入れる準備万端というわけだ。「テンション上げていきましょー」と、寺中友将（ボーカル・ギター）が煽る。続けて、妖艶なイントロが印象的な『暁のザナドゥ』を披露。
小野武正（ギター・コーラス）は「前の方も真ん中の方も後ろの方も見えてるぜー！」と会場全体に気配り。そして、KEYTALKのライブでお決まりのコール＆レスポンス「ペーい！」を繰り返した。首藤義勝（ボーカル・ベース）の「最高にハッピーな空間つくろうぜ！」という曲振りで『Love me』のパフォーマンス。観客は、片手をステージに向けて突き出しジャンプして盛り上がった。また、メジャーデビューシングル『コースター』では、寺中の豪快な歌い出しで、一気に観客を惹きつけた。
「空見上げてくださーい！」と寺中。雲が広がりつつも、太陽の位置はわかるくらいに日差しのパワーを感じる。眩しい。おもむろにハート型サングラスをかけ、次々とメンバーもサングラスかける。『Summer Venus』で夏を先取りした。
小野は「めちゃめちゃ気持ちいいです、いい風吹いてますね。」と天候にコメントした。寺中は、その風に乱されないようにしてきたある工夫を暴露。前髪を手で触りながら「ガッチガチに前髪固めてきました！」と観客の笑いを誘った。
「みなさんまだまだ元気ですよね？ドラムの八木くんも元気ですよね？」と小野からの振りに、「イエーーー！」と、KEYTALKのサウンドを支えている八木優樹（ドラムス・コーラス）は、高らかな声で応えた。
観客みんなでサビのクラップを繰り出すのが楽しい『桜花爛漫』、ドラムのカウントで軽快なサウンドが印象的な『fiction escape』を続けてWINDMILL FIELDに轟かせた。
ここで、小野が「祭り大好きですかー？！」と、会場に問いかける。歓声が返ってきたのと同時に『MATSURI BAYASHI』の演奏スタート。寺中と小野が背中を合わせてギターをかき鳴らすシーンも見られた。
「ラスト1曲は、ステージを観に来てくれたみんなと一緒にダンスしたいんですけど〜！」と寺中。パンチのあるサビとカーニバルホイッスルが踊るのにピッタリな『MONSTER DANCE』を披露した。寺中は、ギターを肩にギター担いでフィニッシュを決め、WINDMILL FIELDのトップバッターとして温度をグイっとあげた。
（取材/文：村松美紀）
TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2018
WINDMILL FIELD
KEYTALK
M1 YURAMEKI SUMMER
M2 暁のザナドゥ
M3 Love me
M4 コースター
M5 Summer Venus
M6 桜花爛漫
M7 fiction escape
M8 MATSURI BAYASHI
M9 MONSTER DANCE
情報提供元：WWSチャンネル
記事名：「【ライブレポート】METROCK トップバッターはKEYTALK！『Summer Venus』含む夏らしい9曲披露！！寺中はハート型サングラスで盛り上げる！」
