世界は広いといえども、インターネットの普及により、世界はどんどん狭くなっている。そんな中、日本の文化と西洋の文化が交わり世界で活躍する日本人がどんどん誕生しているのだ。
原宿ファッションと音楽の融合
日本といえば伝統文化ももちろんだが、今となってはサブカルチャーも、日本を代表する特徴的な文化となった。その象徴がきゃりーぱみゅぱみゅだろう。彼女の音楽は、主にエレクトロミュージックだが、彼女のミュージックビデオには、度々 日本の伝統文化に基づいた忍者や、着物が登場する。音楽を聴いているだけでは気づかないものだが、ミュージックビデオでは、日本の文化がポップに描かれている。
ヘビーメタルとロリータ文化
BABYMETALは可愛い四人組の女の子たち。彼女たちは、日本のアイドルらしく、コスチュームは AKB48のような可愛らしいロリータ系だ。しかし、彼女たちは一見普通のアイドルに見えるが、音楽は激しいヘビーメタル。外見とは裏腹に、本格的なヘビーメタルであり、長年のヘビーメタルファンも唸るほどの実力だ。
時代劇のスターがハリウッドへ
日本の名俳優の一人、渡辺謙は日本では時代劇にも出演していたが、ラストサムライを始めとしたハリウッド映画で、日本人役として活躍している。日本人の男らしさや、逞しさをアメリカの舞台で英語を使って世界に伝えている。さらに最近では、ニューヨークのブロードウェイにて、ミュージカル『王様と私』の主演を務め、トニー賞のミュージカル部門、主演男優賞にもノミネートされた。
剣道とポーカー
ポーカー選手として活躍する一之瀬公聖は、日本人初のSupernova Eliteプレイヤーだ。現在は、Pokerstarsチームメンバーとして、プロの選手として活躍している。カナダ留学をきっかけに、ポーカーに本気で取り組むようになった。マインドスポーツとも言われるポーカーで彼が勝ち続ける秘密は剣道にあった。間合いや、相手の出方を読みながら勝負する剣道には、ポーカーと通ずるものがあるらしい。ゲーム中の勝負強さや、駆け引きのテクニックは、剣道による精神鍛錬の賜物である。
けん玉とダンス
ず〜だまんけは、けん玉パフォーマーの若い男性二人組だ。彼らは、音楽に合わせて軽快なステップを踏みながら、けん玉を操る達人だ。世界からこのパフォーマンスは注目され、日本のバラエティ番組にも出演している。最近では、SMAPxSMAPで、メンバーがミランダ・カーに日本の文化をプレゼンするという企画で出演。自身の息子にけん玉をプレゼントしたことがあるミランダは、「息子が喜ぶと思うから」という理由で、複数のパフォーマーからず〜だまんけを1番見て楽しかったと評価した。
三味線と洋楽
北海道出身の吉田兄弟は、津軽三味線の奏者。兄弟二人の奏でる三味線は、日本の民謡だけにとどまらず、ロックや、ポップ、ジャズといった西洋音楽と融合し、彼らのダイナミックな演奏スタイルは、世界のファンを魅了している。YouTubeのyoshidabrotherstvがアップした動画には、再生回数が400万を超える動画もある。若い二人が、三味線を弾くことで世界のファンを熱狂させている姿は、まさにクールジャパンである。
現在、紹介したのは、すでに国内外で有名な人たちだ。まだまだ私たちの知らない日本文化と西洋文化を融合させたクールな日本人がいるに違いない。同じ日本人として、彼らが活躍する日が待ちきれない。
(ダイヤモンドブログ)
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