大物アーティストのバックダンサーに、世界的なダンス大会優勝経験者、某オーディション番組出場者など、多方面で活躍する強者が集結したダンス&ボーカルユニット・THE SAVAGE。“ヤバイ”というニュアンスを持った言葉“SAVAGE”と名付けられ、パフォーマー・クリエイターとしての頭角も現している彼らの魅力に迫る。
―WWSチャンネル初登場ということで、グループの紹介を踏まえ自己紹介をお願いします。
NANA:私たちTHE SAVAGEは、昨年の9月にデビューした、男女混合のダンス&ボーカルユニットです。メンバーは、ダンサーやバックダンサーとして活動していた人、ロックダンスの世界大会王者、某オーディション番組の出場者など、個々で活躍してきた人たちで、今回THE SAVAGEというグループで一つになった形になります。
―3月10日にリリースされた1stフルアルバム『THE WHITE STORY』はどんな作品になっていますか?
NADiA:メンバーそれぞれがプロデュースした楽曲や、私たちの今までの想いが込められた表題曲『THE WHITE STORY』など、全12曲が入ったファーストアルバムになります。個人的には、世界中いろいろなジャンルの音楽を聴くことができるので、世界旅行をしているような気分になれる作品だと思っています。また、メンバーそれぞれの才能が、各プロデュース楽曲に詰め込まれているので、THE SAVAGEの名刺代わりになるような作品にもなっています。
―さらに、4/28には「1.5作目」として最新アルバム『THE WHITE STORY+』のリリースが決定していますが、追加で収録される楽曲はどのような曲ですか?
YUYA:僕らはカラーをテーマに楽曲を出していて、今作で新たに、グレー、ゴールド、ブルーの曲を収録しています。中でもグレーは、今はコロナ禍で、卒業式などの行事ができなくなったり、残念な想いをしている人がたくさんいると思うので、そういった想いを晴らすために「これを乗り切ってまた頑張ろう」というメッセージが込められた楽曲になっています。ゴールドは盛り上げソングとしてライブで歌っていけたらいいなと思っています。
―カラーの中でも、アルバムタイトルに入っている“WHITE”にはどんな想いが込められているのですか?
NANA:”WHITE”というカラーにはいろいろな意味があるのですが、ファーストアルバムということで、“今はまだ真っ白な私たち”、そして“今回のアルバムに入っている曲で色をつけていく”という意味が込められています。あとは光という視点で見た時に、光はいろいろな色が集まると白になるので、今後私たちがステージ上でいろいろな光を浴びていきたいという想いもありますね。
―3月9日にはオフィシャルファンクラブが開設されましたが、今後ファンクラブでやってみたいことなどはありますか?
TOMOYA:結構前からメンバーの中で「ファンの人と交流会をしたいね」という話が出ているので、ファンミーティングをして、その中の企画として運動会をやってみたいです!
TAKARA:僕も運動会はやりたんですけど、自分で表現できるものはやっぱりダンスなので、ファンの方とはダンスの共有をしていきたいですね。自分自身ダンスに出会って明るくなれたし、自分を表現できるようになったので、ダンスを通して交流できたらいいなと思っています。
NANA:私たちのことを好きになってくれた人がファンクラブに入ってくれていると思うので、もっとTHE SAVAGEを好きになってもらえるような企画を、これからみんなで考えていけたら良いなと思っています。ファンクラブ名がSAVACAN(サヴァ缶)と言うので、缶になぞらえて缶蹴りとかをしても楽しそうですね(笑)。
―6月にはワンマンライブが控えていますが、ライブに対する意気込みを教えてください。
YUYA:僕たちは昨年の9月、コロナ禍に作られたグループということもあって、ファンの皆さんと直接お会いしたことがないんです。オンラインライブをしたことはあるのですが、やっぱり生でファンの方とお会いしたいという想いはメンバーみんなあるので、オンラインではないライブができることがすごく嬉しいです。生ライブでは、映像だけだと伝わらない個々の良さやグループの良さを感じてもらって、ファンの皆さんがTHE SAVAGEを好きになってよかった、もっと応援したいと思ってもらえるような、次に繋がるライブにしたいと思っています。
NANA:私たちはデビューしてからずっとコロナ禍で、表の舞台になかなか立つことができなかったので、リアルでファンの方に会えるチャンスでしっかりと5人の爆発力を見せたいです。THE SAVAGEのグループ名には、良い意味で“ヤバイ”という意味が込められているので、ライブに来てぜひそのヤバさを感じてもらいたいなと思います。
―そもそも、グループ結成のキッカケは何だったのですか?
NADiA:もともとは新人発掘オーディションで、個々にSNSなどで呼びかけられたメンバーが集まったことがキッカケです。だけどコロナ禍ということもあり、そのオーディションがなくなってしまって。そんな中でも、以前からYUYAとTOMOYAは同じオーディション番組に出演していたり、私とTAKARAくんは同じダンススタジオに通っていたり、NANAちゃんも共通の知り合いがいたこともあって、そんなに遠すぎない関係でもあったので、せっかく集まった5人で何かやりたいということから、グループを結成しました。
―皆さんが以前されていた活動から、グループ参加に至るまでの経緯を教えてください。
NANA:私は幼稚園の時からずっとダンスを習っていて、ダンサーになりたいという夢はあったのですが、免許があるわけでもないのでどこからがダンサーなんだろうと思っていて。いろいろなアーティストさんのバックダンサーはやらせていただいたのですが、バックダンサーは目立ってはいけないので、自分は前に出て目立ちたいなとモヤモヤしていた時期がありました。ちょうどそのタイミングでTHE SAVAGEを作るというお話をいただいたので、新しい世界に一歩を踏み出すチャンスだと思い、グループに参加させていただきました。
NADiA:私はおばあちゃんとお母さんがダンサーだったこともあり、小さい頃からダンスをしていて、とあるキッカケであるアーティストさんのツアーにバックダンサーとして参加させていただきました。一つのツアーで50公演くらいあって、50回同じパッケージをやる中でも、アーティストさんの表現方法は唯一無二だし、それを間近で見て、自分を表現できる素晴らしさを勉強させてもらいました。また、私は小学校の卒業アルバムに“貧しい人を助けたい”と書くくらい、支援というものに興味があって。EXILEのÜSAさんがダンスを通して支援の活動をされているのを見て、私も自己表現を通してたくさんの人を幸せにできるようなアーティストになりたいと思い、お話をいただいたTHE SAVAGEに参加させていただきました。
TAKARA:僕は中学3年生までサッカーをやっていたのですがプロの選手にはなれないと思っていて、高校卒業とともにサッカーを辞めました。これから何をしようかと迷っていた時、高校の友達がダンスに誘ってくれて、駅前でやっていたダンスバトルを見た時にかっこいいと思い、興味本位で始めました。そこからは本当に人生が変わって、毎日8時間くらいダンスをやっていましたね。その後は、世界一を獲ったダンサーでもあるDA PUMPのKENZOさんのレッスンに通って、世界一になったら表舞台に立てるということをイメージしていました。大学卒業後には世界一になれたのですが、世間の人は僕のことを知らないという現実で。KENZOさんは人に影響を与えているのに、僕は世界一になっても自分のためばかりだなと思ったんです。やっぱり人生を変えてもらったダンスで人に影響を与えるようになりたいという想いがあったので、そのためにはメディアに出ようと思い、グループに参加をしました。
TOMOYA :僕もずっとやっていたサッカーを辞めたタイミングで、何かかっこいいことはないかなと思い、芸能人になりたいという想いはあったので、自分が得意な歌で勝負しようと決めました。そんな時、ちょうどオーディション番組の話があり、応募をしたらたまたま残ることができて。そのオーディション自体は途中で脱落してしまったんですけど、その後にTHE SAVAGEのお話をいただいて、参加した感じです。
YUYA:僕は小学生の時からずっとダンスをやっていて、高校生の時に有名なダンススクールに入り、そこからはバックダンサーとしてドームツアーを回るようにもなりました。でもやっぱりバックダンサーを目指してスクールに入ったわけではなく、アーティストになりたいという夢があったのですが、簡単なことではないので諦めかけていて。そんな時に、オーディション番組の情報を見て、まずは行動してみようということで申し込み、合格することができました。そのオーディション番組の中でTOMOYAくんと出会ったりもしたんですよね。最終的には脱落をしてしまって本当に落ち込んだのですが、その時にTHE SAVAGEの話をいただき、どうしてもアーティストになりたいという夢があったので、夢を叶えてビッグになってやろうと思い参加しました。
―THE SAVAGEの強みを教えてください。
NANA:私たちはメンバーそれぞれがいろいろな経験をしていて、このTHE SAVAGEに来るまでの気持ちも違うので、全員の目標が同じわけでもなくて。だからこそ、個々の強みを生かした5つの軸が1つの軸になることで、それぞれが違うフォーカスからいろいろなアプローチをできるというのが、強みだと思います。ウチには世界タイトルを獲ったTAKARAくんもいますし、歌が上手いTOMOYAや、アーティスト性抜群のYUYA、スタイル抜群のNADiAなど、それぞれが大きなアピールポイントを持っているので、その個性を殺さずに生かせるというところも、THE SAVAGEの強みだと思います。
【profile】
2020年9月結成。NADiA、TAKARA、NANA、YUYA、TOMOYAの5人で構成される男女混成ユニット。数々のアーティストのバックダンサー、世界的なダンス大会優勝経験者、大型オーディション出場者など、多方面で活躍する強者たちが結集。「音楽」「ダンス」「ファッション」、あらゆるカルチャーで斬新な発信を続け、次世代の音楽シーンで「ヤバい」と評されるであろう、今注目のグループ。
【RELEASE】
THE SAVAGE 1st Full Album
『THE WHITE STORY』
NOW ON SALE!!
本作には、これまで発表された全楽曲のアルバムVer.に加え、表題曲『THE WHITE STORY』、そして各メンバーがプロデュースした楽曲を収録。これまでリリースしてきた全楽曲で“色”をテーマとしてきた彼らが、節目となるアルバムを“WHITE(白)”と位置付け、コロナ禍をリセットするような、新たなページを刻んでいくという想いが込められた意欲作となっている。4/28には1.5作目ともいえる、進化アルバム『THE WHITE STORY+』の発売も決定している。
情報提供元:WWSチャンネル
記事名:「【インタビュー】THE SAVAGEが、グループ結成秘話を語る!”ヤバイ”と名付けられたTHE SAVEGEの強みとは?」