名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48から選抜された若手メンバーによって構成されるユニット「カミングフレーバー」が、ビデオ会議システム「Zoom」を利用した演劇『Zoom劇場 カミングフレーバー(SKE48)は1週間で女優になれるのか!?』に出演。6月5日に第1グループの初演を開催し、6月14日に第2グループの公演で千秋楽を迎えた。
メンバー全員が演劇初出演にも関わらず、ビデオ会議システム「Zoom」を利用して打合せ・稽古・本番出演までを全てメンバー本人の自宅から、しかもわずか1週間で行うという無謀とも言えるこの挑戦。6月5日からの第1グループには、「カミングフレーバー」から赤堀君江、大谷悠妃、野村実代、中野愛理、平田詩奈の5名、6月12日からの第2グループには「カミングフレーバー」から青海ひな乃、鈴木愛菜、田辺美月、西満里奈、野村実代の5名が出演。野村は第1グループで主演サクラ役、第2グループで謎の女・ケイ役を演じ、シリーズ通して熱演した。
どのメンバーも最初は固くぎこちないところも見られながら、回を重ねるごとに表情や目の動きなど自然になっていき、千秋楽ではやり切ったホッとした笑顔を見せていた。
第2グループの「千秋楽 打ち上げトークショー」では、「自粛期間中、人と会えなかったから稽古が毎日楽しかった。人と会えずに老けた顔が戻ったと思う(笑)」と西。野村は「サクラとケイの演じ分けをするにあたり、髪型やメイクでも工夫した」と明かしました。また、全員が次回作を熱望。青海は「次回は動き回る演技をしてみたい」と話し、鈴木は「ほのぼのした役」を、田辺は「悪役を演じてみたい」と意欲を燃やしていた。
そこにアイドル好きで有名なクロちゃん(安田大サーカス)が登場。
「アイドルとホラーは相性がいい」、「みんなの部屋の様子が見えたのが楽しかった!」、「みっちゃん(田辺)の(出演シーンでの)眼鏡使いがかわいかった!」などと、独自の視点での公演評を繰り広げ、メンバーからは悲鳴や笑いが起こった。そして、初めて演劇に挑戦し、またやってみたいというメンバーに対し、瞬時に「南の島でのサバイバルストーリー」を提案。企画・プロデュースのスパローズ大和、演出のA・ロックマンことシャカ大熊も、その企画力に感心する一幕も。クロちゃんは第1グループの公演も観たとのことで、次回は一緒に共演をと語り始めるものの、野村が即座に「ごめんなさい」とシャットアウト。青海も「ありがとうございました」と丁寧に断った。
それなのに野村は、クロちゃんのTwitterプロフィールの好きなアイドルの一覧の中に、「カミングフレーバー」も入れてほしいとちゃっかりお願いし成功。クロちゃんからの「カミフレが成長していく過程をこうやって見れたのもホントに楽しかったですし、僕もできることをいっぱいやってあげたいなと思って。今お料理にハマってますので、おでんを今度劇場とか舞台があったりしたときに持っていきますんで食べてください」との言葉には、「イヤです」「大丈夫です」とお約束の答えを返し、打ち上げトークショーは続いた。
【第2グループ メンバーコメント】※( )内は役名
【鈴木愛菜】(アイ)
「1週間で女優になれるのか!?」ということで、(女優に)なれてたのかわからないですが、自分で初めて演技をしてみて意外と楽しいなと思えたので、これからまたできる機会があれば頑張りたいと思います。
【西満里奈】(カエデ)
今回演技に挑戦させてもらえる場をいただけて感謝しています。新しいことに挑戦できて、私たちの新しい一面も見てもらうことができたかなと思うので、カミフレのことをもっともっと皆さんに知っていただけるよう頑張りたいと思います。
【田辺美月】(ミキ)
カミングフレーバーとして演技のお仕事をさせていただいたのがすごく嬉しかったので、これをきっかけにいろいろなことにまた挑戦できたら嬉しいなと思いました。
【野村実代】(ケイ・謎の女)
(6公演)全公演観てくださったという方もいたりして、観てくださる皆さんのおかげで毎日頑張れたので、本当にありがとうございました。
【青海ひな乃】(サクラ)
Zoomで演劇をするという新しいお仕事をいただき、どうなるのかわからず想像もできなくて不安だったんですが、本当に楽しく毎日稽古をさせていただき、たくさん勉強になったり反省点もあり、毎日楽しく充実してやらせていただけました。また新しい機会があったら挑戦したいなと思いますし、これからもカミングフレーバーをいろんなところで皆さんにお届けできたらなと思います。
情報提供元:WWSチャンネル
記事名:「打ち上げにクロちゃん登場!SKE48 カミングフレーバー出演『Zoom劇場』千秋楽」