7月14日(土)、神奈川・横浜アリーナにてFMラジオ局J-WAVE主催のライブイベント「J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2018 supported by antenna*」の初日が開催され人気ロックバンドのSuchmosがトリを務めた。
Suchmosは2013年に結成された男性6人組のロックバンド。
ロック、ソウル、ジャズ、ヒップホップなど幅広く、多様な音楽性から影響を受け、唯一無二の世界観を持った音楽で大きな支持を集めている。
この日のライブのトリとしてSuchmosの名前が読み上げられると、オーディエンスは総立ちし、手拍子をしながらメンバーを迎える。その様子からは彼らに対する期待感の高さを伺う事ができる。
そして「新曲やります」とヴォーカルのYONCEが一言つぶやき、スタートしたのはメロウなメロディから徐々に音が重なり、曲全体の温度感を上げて行く『S.G.S.4』。
その後も色っぽい大人なメロディラインを魅せたかと思うと、一転ハードなロックに転じ、様々なメロディラインとリズムが不規則にやってくる『Why』、“静”から“動”へのダイナミックな音の入れ替わりが魅力の『WIPER』と続き、様々な音楽性をミックスさせたSuchmosらしい独自の世界観が展開される。
その後はSuchmosの中でも大きな人気を持つ『YMM』『MINT』へ。
ボーカルのYONCEはクルクルと回りながらステージを移動し、手拍子を観客に促しながら一体感を作り上げていき、新曲のアップテンポチューン『808』へと繋げ、さらに会場の熱を高めていく。
他のロックバンドと異なり、彼ららしい独自のテンポで会場の空気を徐々に染め上げていく。
そしてラストの曲『VOLT-AGE』。
“静”の中にある力強い“動”を感じられる音を受け、会場のボルテージは最高潮に達した所でSuchmosのパフォーマンスは終了したが、アンコールが起こり再びステージへ。
その際YONCEはいつかワンマンライブが出来たらと思っていた横浜アリーナで、今年11月にライブができる事になった事に触れつつ「自分たちは、音楽をただ単純にやってきたし、これからもやっていくつもり。ここに立てている事はラッキーでもあるけど必然」と不器用そうに言葉を選びながらも、真っすぐと前を見据えて観客への感謝を伝えつつアンコール曲『ONE DAY IN AVENUE』を披露し、この日のライブを締めくくった。
J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2018 supported by antenna*
Suchmosセットリスト:
M1 S.G.S.4
M2 Why(新曲)
M3 WIPER
M4 YMM
M5 MINT
M6 808
M7 NOLT-AGE
<アンコール>
E1 ONE DAY IN AVENUE
「J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2018 supported by antenna*」とは
神奈川・横浜アリーナにて7月14日〜16日の3日間開催。
音楽ステーション「J-WAVE」ならではの“音楽愛“にあふれたイベントとなっている。
まず各日ともシーンの最前線で活躍する豪華アーティスト達が出演しているが「目当てとする出演アーティスト以外の‟思わぬ魅力“に出会って欲しい」という事で敢えて事前にタイムテーブルは公表せず、オムニバス形式でライブを進行。
またそれぞれのライブ時間も1時間近く取られており、旬のアーティストたちの音楽をたっぷりと味わう事ができる贅沢な3日間となっている。
情報提供元:WWSチャンネル
記事名:「【ライブレポート】人気ロックバンド・Suchmosが初日トリで登場!<J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2018 >」