水曜日のカンパネラが、初めて劇伴を担当した映画「猫は抱くもの」のオリジナルサウンドトラックを映画公開前日の6月22日にデジタルリリースすることが決定した。
映画「猫は抱くもの」は、6月23日(土)新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町他にて全国公開となる作品で、沢尻エリカが『ヘルタースケルター』(2012)以来6年ぶりに主演を務めることでも注目を集めている作品だ。今作で、コムアイは猫のキイロを擬人化した姿で演じ映画初出演しており、さらに、水曜日のカンパネラとして初めてとなる劇伴も担当をしている。今回の劇伴は、水曜日のカンパネラのライブPAも手がけるzAk氏が、音楽監督としても参加しており、ケンモチヒデフミ作曲の楽曲の他にもコムアイの声で劇中の“効果音”を作るなど映画を引き立たせるバラエティに富んだサウンドトラックとなっている。
中でも「キイロのうた」と「マヨイガのうた」は、コムアイが作詞を手がけ、歌唱をしている楽曲で、映画の世界観をさらに広げる楽曲となっている。
「キイロのうた」は6月27日にリリースされる、水曜日のカンパネラのニューEP「ガラパゴス」にも収録されているが、「マヨイガのうた」はこのサウンドトラックでしか聞けない楽曲となっている。
撮影を通じてコムアイとも意気投合したという主演の沢尻エリカからも、コメントが寄せられている。
映画「猫は抱くもの」と共に、産み出された楽曲達も楽しんでもらいたい。
【コムアイ コメント】
◇劇伴について
登場人物と観客が、それぞれの固執しているものをそっと手放せるように、と思って書きました。
実際に作ってみて、音でこれからどうなるかを気付かれないよう、調整していくのが面白かった。
◇劇伴の依頼を受けた時
出演が先に決まっていて、劇伴はあとで監督が言ってくれたんです。
実は「映画の音楽を書きたいな」って一年くらい前からずっと思っていたので、自分の成長につながる企画だと
感じました。
◇「キイロの歌」について
大切な人や、大切な何かと別れなければならない時、
上手く手放すためには、どうしたらいいのだろう・・・と考えながら
歌詞を書きました。
人と人が出逢う事を、惑星の軌道になぞらえ、
軌道が一度重なったという事は、きっと近い距離にいるはずだから、
またいつか、どこかで出逢えるかもしれない・・・という思いを歌詞に込めました。
【STORY】
思った通りの自分になれなくて、いつしか投げやりな生き方に慣れてしまった沙織(沢尻エリカ)。元アイドルのアラサーで、今はスーパーで働く彼女が心を開くのは、こっそり飼っている、ロシアンブルーの猫・良男(吉沢亮)だけ。今日いちにちの出来事を、妄想を交えつつ良男に話して聞かせる沙織。沙織の心に寄り添ううち、良男は自分が沙織の人間の恋人で、彼女を守れるのは自分だけだと思い込んでしまう。そんなある日、沙織の前に“ゴッホ”と呼ばれる売れない画家・後藤保(峯田和伸)が現れ、良男は沙織の変化を目の当たりにする。ある晩、良男は月に誘われるように外の世界に飛び出し、迷子になってしまい…。ゴッホや、ゴッホを慕う猫・キイロ(コムアイ)、個性豊かな猫たちとの出逢いを通じて、1人と1匹は、自分らしく生きるすべを見つけていく。
うまくいかないことの輝き。置いてけぼりをくらっている時間の豊かさ・・・。灰色の日常がカラフルに輝きはじめる、心温まる物語。
■コムアイ演じるキイロとは・・・
キイロは子猫。画家のゴッホこと後藤保(峯田和伸)の飼い猫。
もともとは捨て猫で、あるときゴッホに拾われた。
しばらくは仲良く暮らしていたが、ゴッホの姪に捨てられ、沙織(沢尻エリカ)が飼っている良男(吉沢亮)と出会う・・・。
監督が書いたオファーの手紙を読んで、台本を読まずに出演を決めたコムアイ。
監督の手紙には「猫の柔軟なところを表現してほしい」と書かれており、自身の生き方と共鳴する部分があったことが決め手だったという。
劇中では擬人化された猫として物語の重要な役を担っている。
【『猫は抱くもの』(6月23日(土)公開)】
監督:犬童一心『ジョゼと虎と魚たち』『グーグーだって猫である』
原作:『猫は抱くもの』(大山淳子著・キノブックス刊)
脚本:高田亮 『そこのみにて光輝く』『オーバーフェンス』
音楽:水曜日のカンパネラ
出演:沢尻エリカ / 吉沢亮 峯田和伸 コムアイ(水曜日のカンパネラ) / 岩松了
藤村忠寿 内田健司 久場雄太 今井久美子 小林涼子 林田岬優 木下愛華 蒔田彩珠 / 伊藤ゆみ 佐藤乃莉 末永百合恵 / 柿澤勇人
制作:ADKアーツ
企画・配給:キノフィルムズ
©2018 『猫は抱くもの』製作委員会
【水曜日のカンパネラ・円形劇場公演】
日程:2018年6月30日(土)・7月1日(日) ※雨天決行・荒天中止
場所:河口湖ステラシアター 野外音楽堂
開場 / 開演:17:00 / 18:00
全席指定:5,500円(税込)
お子様:2歳以下は無料。親同伴
※ステラシアター会場限定販売有り
※雨天決行、荒天中止。
※ステラシアターは野外音楽堂のため、気温等著しく変化する場合がございますので、
予め厚手の衣類を ご用意ください。
雨天の場合は可動屋根を設置し開催。傘のご利用はご遠慮願います。
※チケット掲示にて、富士急ハイランド、冨士観光開発レジャー施設、河口湖オルゴールの森の入場料等が割引になります。詳しくはステラシアターHPまで。
※ご入場の際に年齢確認をさせていただく場合がございますので学生証や年齢の明記された身分証明証をご用意ください。
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【水曜日のカンパネラ プロフィール】
2013年からコムアイを主演とするユニットとして始動。メンバーはコムアイ(主演)、ケンモチヒデフミ(音楽)、Dir.F(その他)の3人だが、表に出るのは主演のコムアイのみとなっている。2014年11月に発売した 『私を鬼ヶ島に連れてって』に収録されている楽曲「桃太郎」がWEBやラジオを中心に話題となり耳の早いリスナーが次々と中毒者になっている。
2016年6月22日にワーナーミュージックよりリリースしたEP『UMA』は、Myd(CLUB CHEVAL)、MUST DIE!、Matthewdavid、Brandt Brauer Frickなど海外のクリエイターも参加するなどサウンド面でもバラエティ豊かなEPでデビュー作を飾る。2017年2月にはフルアルバム『SUPERMAN』をリリース。iTunesでは2日間連続1位を獲得。3月には初の日本武道館単独公演で成功を収める。
主演のコムアイは、DOLCE&GABBANAがミラノで発表した2017-18年秋冬コレクションのショーでランウェイモデルとしても歩き、11月にはVOGUE JAPAN WOMEN OF THE YEAR 2017を授賞するなど様々な活動を行なっている。
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情報提供元:WWSチャンネル
記事名:「水曜日のカンパネラ、初の劇伴作品「猫は抱くもの(オリジナルサウンドトラック)」をデジタルリリース決定!」