EXILEで俳優のAKIRAが12日、都内で行われた映画「MIFUNE:THE LAST SAMURAI」の公開初日舞台あいさつに、女優の香川京子、司葉子、三船敏郎の長男で俳優の三船史郎と出席した。
黒澤明監督の「七人の侍」「用心棒」、稲垣浩監督の「宮本武蔵」などの代表作で知られ、スティーブン・スピルバーグやマーティン・スコセッシなど世界の巨匠に愛された三船敏郎。本作は、今も世界中の映画ファンの心を惹きつけ、2016年にはハリウッド殿堂入りを果たした「世界のミフネ」の、波乱に満ちた生涯をドキュメンタリー映画化。
英語版で米俳優のキアヌ・リーブスが担当したナレーションの日本語版という大役を担当したAKIRAは「重要な役割でプレッシャーはありましたが、敬意を込めてナレーションをさせていただきました。三船さんの持つ荒波のような力強さだけでなく、静かで広い海のような日本男児の象徴である高潔さや不動の精神を意識しました」と心境を明かした。
また、ナレーション収録の際に、三船が実際に使用した「用心棒」の台本を間近で見る機会があったといい「天に挨拶しながら、写メを撮らせていただきました。それをお守り代わりとして携帯の待ち受けにしています」と三船を敬愛するAKIRA。
「俳優とか映画人という枠を超えて人柄、精神が世界を魅了したんだと映画を見て思いました。まさにサムライスピリッツを世界に広めたと言っても過言ではないと感じました」と尊敬の眼差しで語り、「三船敏郎さんを愛しているファンの方々にはもちろん、三船敏郎さんをこれから知っていく世代の方々には、今の時代であったり、自分たちの身近にはない大切な何かを学べるような作品でもあると感じました。この作品が次の世代へ語り継がれるような映画であってほしいと願うばかりです」と熱く思いを語った。
情報提供元:WWSチャンネル
記事名:「EXILE AKIRA 世界のミフネ”愛”を語る」