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【こぼれ話】SKE48、初めての劇場取材で感じたあれこれ <チームKⅡ「最終ベルが鳴る」公演>画像あり

6月28日

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ソーシャルディスタンスを守った少人数体制と、全体曲を中心に構成したセットリストで劇場公演が再開したSKE48。6月14日にはチームSの「重 ね た 足 跡」公演が開催され、リーダーの松本慈子さんは、「いつの日かメンバー全員、満席のファンの方が戻って来れる日を願って、これからもみんさんと一緒に劇場を守っていけたらと思います」と想いを込め公演を終えました。

それから2週間後の本日28日はチームKⅡが公演を再開。「最 終 ベ ル が 鳴 る」公演を17時より開催します。本来の公演である「最終ベルが鳴る」公演は2018年6月30日に初日を迎えまもなく2周年を迎えます。「KⅡの強さを表したい」とリーダーの大場美奈さんは事前のインタビューで筆者に話してくれました。新たな形でリスタートを切る本公演について、2年前の公演初日直前に開催されたゲネプロ公演を、当時レポートに書ききれなかったことについて触れながら、振り返りたいと思います。

念願の劇場取材
2018年6月。この月は48グループにとって最大規模となるイベント「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙 〜世界のセンターは誰だ?〜」がナゴヤドームで開催され、松井珠理奈さんが参加10年目にして悲願の第1位に選ばれ、第2位に須田亜香里さんが続き、SKE48がワンツーフィニッシュを決めた事が大きな話題となりました。

総選挙はもちろん、『いきなりパンチライン』のプロモーション取材なども相次いだ6月はメンバーにとってもめまぐるしい一ヶ月だったと思います。そうした中で「最終ベルが鳴る」公演の取材は筆者にとって一連の取材を締めくくる重要なものでした。というのも、48グループの取材を始めてから初のSKE48劇場での取材。高校生の頃に出会ったSKE48のヒストリーブック「まだ、夢の途中」を読んでから、ずっと目標にしていた取材でもあったので総選挙以上の緊張感で現地へ向かいました。

取材を前に栄の「コンパル」で軽食を食べ、駅の8番出口からサンシャイン栄へ。報道陣と関係者ばかりが集まった劇場。最後にここを訪れたのは大学生の頃で約1年と数ヶ月ぶり(隙あらば・・・さんの卒業公演でした)。腰掛けた客席にサイリウムではなくノートとペンを持って座っているのが新鮮でした。

やっぱりすごかった『おしめし』
『overture』が流れ、客席からのレスポンスがないゲネプロ特有の公演が始まりました。
「最終ベルが鳴る」公演、個々の曲についてはライブなどで聴き覚えのある楽曲も多いですが、公演という形で見るのは初めてでした。『マンモス』から小畑優奈さんの力強い眼差しに圧倒され、表題曲『最終ベルが鳴る』など全体曲が続きます。大場さんは「全員が戦わないといけない公演になっている」と事前のインタビューで言っていたように、見る見ると変わるフォーメーションにメンバーのバチバチさが絶妙なスパイスとして効いているように思えました。

ユニットコーナーでは各々のキャラクターに合った楽曲だったことから、初見でもすっと受け入れられました。中でも、現場で報道陣を沸かせたのは『おしべとめしべと夜の蝶々』。江籠裕奈さんと古畑奈和さんの同期コンビでいいシンメだなと油断して見ていたのですが、曲の雰囲気もあってか古畑さんの表現力がタガを外したように江籠さんに差し向けられ、対する江籠さんも緊張が声に乗っていましたが、それがセリフパートで良いアクセントを生んでいたと思います。

続く『20人姉妹の歌』では大場さん、青木詩織さん、そして松村香織さんのトリオで登場。歌詞で明かされるメンバーの暴露秘話が逸品で、高木由麻奈さんの映像編集も組み合わさり会場は笑い声で溢れていました(筆者としては青木さんの歯のくだりは衝撃的でした・・・)。後は報道的に松村さんの“個人的なネタ”には取材陣も声をあげて驚いていました。また本記事執筆中に松村さんの結婚発表がありました。本当におめでとうございます。

明音さんの涙の訳は?
公演が進むにつれ高柳明音さんの表情にも変化がありました。最終楽曲である『支え』を歌唱中に涙を流していた明音さん。公演後に行われた囲み取材がありましたが、その理由は明かされませんでした。おそらくこの曲が「仲間の絆」をテーマに、同期との別れ、新しいチームメートとの出会いなどが歌詞の中に散りばめられており、初代チームKⅡの時代からチームを見守り、見送ってきた背中を想っての涙だったのではないかと考えています。
この年、様々な場面で明音さんと出会い、お話を聞きながらいろんな表情を見てきました。どうか笑顔で再びステージに立つ姿を願ってやみません。

総選挙明けの新公演
総選挙が終わってからわずか半月での新公演。メンバーそれぞれのスケジュールもあり、全員揃ってレッスンする機会が足りていないと大場さんは言っていました。ですが、「初日には絶対に間に合わせてすごいものを観せたと思っているので、期待をして観に来てください!」と目を輝かせながら話してくれた大場さんの宣言はゲネプロ公演でも体現されていました。
追い詰められ窮地に立たされた時、踏ん張って形にして期待以上のものを見せてくれるのは、やはりSKE48が築いてきた魂の結晶なのでしょう。

通常の公演を行うにはまだまだ時間はかかってしまいます。ですが、こんな時代だからこそ生み出せるものや、新たな発見に気付くこともあります。本日の「最 終 ベ ル が 鳴 る」公演は一部演目をYouTubeで視聴できるというのも、大きな流れの中でプラスに向かっていくはずです。「0start」を切る本公演を筆者もPCの画面から見守りたいと思います。


情報提供元:WWSチャンネル
記事名:「【こぼれ話】SKE48、初めての劇場取材で感じたあれこれ <チームKⅡ「最終ベルが鳴る」公演>」




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