自称イケメンDr.浦上(湘南美容クリニック/美容皮膚科)の“美容”情報配信企画がスタート!
第1回目はDr.浦上が教える「スキンケアの上で欠かせない“3つのこと”」。
私はスキンケアをする時、その時の肌の状態によって方法を変えています。使う物やケア方法もたくさんあるのですが、その時の肌の状態で決めていくのがやりやすいと思います。
例えば、乾燥している感じがするのであればパックをするとか、逆にベタついている感じがするのであれば、すっきりした化粧水を使うとか。まずは自分の肌に聞いて、それに合いそうなものを試してみてください。
肌の状態がわからない人は、肌の水分量と脂質量を測れる測定器を通販などで購入し、客観的に見てみるのも良いと思います。お金に余裕があるのなら、化粧品売り場や美容皮膚科に行き、現在のお肌の状態を見てもらって、何を購入したら良いのか聞いてみるものありです。
私がスキンケアをする上で、欠かせない“3つのこと”があります。どんなケアをしていようが、この3つのことはとても大切です。
①保湿
保湿は肌美容の基本中の基本です。お肌が乾燥すると、いきなり小じわみたいなものができたりもします。乾燥しているだけで、肌の見た目も肌年齢も老化したように見えてしまうのです。また、皮脂が足りないということを察知した肌が皮脂分泌をして、ニキビの原因にもなってしまいます。だから、お肌のきれいさを保つために保湿は絶対です!
簡単に保湿できる方法として、私のオススメは「まだまだ何度も化粧水」と「化粧水だけにしない」です。
まず「まだまだ何度も化粧水」は、洗顔後に化粧水を何度も塗りたくることです(笑)。とにかく塗りたくってください。お風呂から上がって、出来るだけ早く化粧水を塗ってください。そして、その後もう1回塗ってください。そしてさらにもう1回……という感じで、化粧水をつけた後、少しだけ時間を置いて保湿感が足りないようであれば、もう1度つける、という過程を満足いくまで続けるだけです。程度がわかりにくければ、3~5回してもらえればいいと思います。
もう一つの「化粧水だけにしない」は、化粧水の後に、乳液やオイルなど保湿力の高いものを上塗りするということです。実は化粧水自体いくら塗りたくっても、長時間的な保湿力はそんなに高くない場合が多いんです。化粧水をちゃんと十分に塗ったことによる効果って、保湿よりも『肌の状態を整える』って要素の方が強いって言われたりもするくらいなんです。
なので、朝でも夜でもこれから化粧水を塗った後は、必ず乳液とかオイルといったもので整ったお肌をカバーしてあげてください。
②洗顔
洗顔は大切ですが、大切なのは洗いすぎないことです。いらない皮脂を落とすことは大切なので洗顔自体は必要ですが、洗いすぎは乾燥を招く元凶です。
私の場合は肌が乾燥しやすいので、夜は洗顔フォームを使用し、朝は基本的に水洗いです。皮脂はしっかりと落としたいので、朝の洗顔も何回か繰り返しています。肌の状態によって洗顔の頻度も変わってきますので、自分に合った洗顔フォームと使用頻度を見直してみてください。
③刺激を最小限に抑える
洗顔にも言えることですが、肌への刺激はできるだけ少ない方がいいです。私も、気が付いた時には擦ってしまったり、ケアや洗顔中にゴシゴシやってしまいます。そのたび“やってしまった…”と思いますね。刺激を与えないことの効果って老化とともに明らかになってくる場合が多くて、すぐにはわからないんです。それでも、刺激が肌に悪いのは間違いないですし、肌への刺激が強いと気が付いた時には肌をいたわってください。
以上のことに気をつけながら、自分に合ったスキンケアを探してみてくださいね。
■プロフィール
医師 浦上恭英(うらかみ やすひで)
1988年4月19日生まれ。
2020年4月より湘南美容クリニックに美容皮膚科医として勤務。
「趣味として、仕事として、人生として、大きな枠組みの中で美容と付き合っていきたい」をモットーに女性・男性問わず、日々、美容に関しての勉強に明け暮れる、自称イケメンDr.。
情報提供元:WWSチャンネル
記事名:「【美容コラム】イケメンDr.浦上、普段のスキンケアで実践している“3つのこと”とは?」