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世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【前編】
世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【前編】
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アントニン・レーモンドのグランドピアノ

パートタイム教授、行動分析学者の奥田健次です( ´ ▽ ` )ノ

大学を超早期退職して、西軽井沢にて高原生活中。とはいえ、あちこちで教育相談、心理臨床活動で飛び回っています。海外もね。

さて、3年使用した上野駅徒歩1分のクリニックから引っ越ししました(^^)

何せ、俺は東京の方々と違ってとにかく歩かない。徒歩3分だと、駅の反対からタクシーに乗ってしまう。だから、徒歩1分以内で物件を探しまくっていました。

で、狙っていた物件をゲッツ(σ´∀`)σ

上野は新幹線駅で軽井沢からのアクセスがとても良かったのですが、そこの便利さはあんまり必要ないかなと思うようになり。東京芸大があるとか、アメ横とか、成田空港に行きやすいとか、個人的には大好きな町のままです。そういえば、ドキュメントのロケも上野でやったなぁ。

でも、もうちょっと広いところをね。しかも、せせこましいと余暇がよろしくない。余暇がよろしくないのに、クライアントの余暇を充実して生活の質の向上だの言うてられへん。

だから、24時間楽器演奏可(広めの防音室付き)の物件探し。

3か月ほど探して、ありましたし。

で、そこへの引越というわけです。

さし当たり、部屋の中に何もない時点でできること。

それはグランドピアノの搬入じゃい(*´▽`*)=3

ってことで、6か月ほど探しまくって巡り会ったグランドピアノ。

ヤマハグランドピアノG2B(アントニン・レーモンドモデル)。

チェコ出身の建築家アントニン・レーモンド設計。ヤマハ銀座ビル竣工記念としてデザインした稀少なモデル。1962年製造。マホガニー半艶塗装。

レッドブラウンの本体と丸みを帯びた黒い脚柱が、かなりモダンなデザインです。モダンだがサイケではない。

この頃、「ミッドセンチュリー」と呼ばれるモダンなデザインが世界的に流行っていたんですが、当時の日本人にとってクラシカルな楽器の王様たるピアノにこんなデザイン、受け入れられなかったようです。木目調は欧米で人気ですが、日本の家屋には黒が似合うからほとんど黒。

そのため、さっぱり売れなかったらしい。このモデルは1962年~1967年までで製造は終わったようで、現在は中古でしか手に入らないもの。

さっぱり売れなかったためにほとんど生産されず、しかも50年以上も前のものなので現存しているのは日本で何台くらいなんだろう、という。

今になって魅力が出て来たため、中古市場ではかなり稀少なんですよ。よくぞ、おれのところに来てくれた(^o^)

アントニン・レーモンド。

どんな建築家なんだろうと調べてみたら、なんとなんと。

軽井沢にも思いっきり縁のある方でした。

軽井沢にお客さんが来たら、お連れする率が高い名所「聖パウロ教会」。これが、アントニン・レーモンド設計によるものだったんですって。

ピアノを買った後に、このことを知ったときはテンション上がったねー。こういうのを巡り会いって言うねんねー。

他にも軽井沢にはたくさんのレーモンド作品が残っているようです。

その他、大学などのキャンパスも多数。東京女子大学、聖心女子学院、三重大学レーモンドホール、国際基督教大学図書館、立教学院、南山大学、上智大学など。

俺の生まれ育った界隈では、阪急電車のお隣の駅「小林聖心女子学院」もだって。

病院は、聖路加国際病院も。

それにしても、ピアノ運送業者さんの超慎重な搬入作業には、手に汗握りましたよ。指何本分のスペースを号令かけながら慎重に慎重に、家とピアノをぶつけないように入れていく。すごすぎ。

専門用語がスゲー。「鍵盤のほう、少し回して」「長さ来て」「どうかな、あと指4本ある」「もう少し回せないかな」「やばい、あと指0.1本くらいしかない」「じゃあ、先に長さ来てみて」。これら、梱包されたグランドピアノを男3人で玄関から計画的にジワジワ入れる合図。

ピアノと壁が指の厚み0.1くらいに迫る中、最後までどこにもぶつけずに搬入。繊細かつ繊細。職人的だけどパワフル。

組み立ての時、分からない部品が出て来て「これ、何の部品でしょうかね?」と質問された。

おれ、事前にネットでこのピアノについてしっかり調べていたおかげで、「たぶんこの金具を通すためのものだと思いますよ」と助言。その通りでした。何とまあ、今回のピアノ運送業者さんですら、このピアノは初見なんですって。

オサレすぎる。

仕事の合間に、ちょっと息抜きをしたいときに弾いてみよう。

このモダンなピアノに合うパネルを探して見つかった。赤と黒と白が基調のモダンアート。本当にピアノにピッタリ(^^)

そして、ビートルズのパネルも購入。1960年って、まさにビートルズが爆発的に活動し始めた時期ですし。

こんなです!



赤いボディーに黒い脚のツートンカラー。

おれの新しい事務所、なかなかの充実っぷりやね\(^o^)/

駅から徒歩1分、いや20秒でした。駅出口を出てすぐやし。

ちょっとずつ事務所専用の楽譜も揃えていくことにしよう。

事務所用のベースギターも購入しておこうかな。いや、まずはピアノでしょ、事務所では。

さっそく試しに弾いてみた。

「門前の小僧、習わぬ経を読む」ならぬ「音楽家の小僧、習わぬピアノを弾く」です。

思っていた以上に、明るく伸びやかな音が心地よく響く。1960年代って、建物も良い素材を使ってて、このピアノもそう。かなり良い板を使っているんですって。

でも、アカンところは右手側でよく弾く辺りが、弦の音とともにハンマーの木が小さく当たるような「カッ」という小さな音がするんよね。

かなり古いピアノなのでそれなりの傷や錆などは構わないけど、ちょっとこのノイズは・・・( ̄Σ ̄;)

「タラリラ♪」と弾けば同時に「カコカコ」という音も聞こえるんよね。

50年以上も前のピアノだとこういうこともあるんやね。何とかせんといかんけど、別にレコーディングするわけじゃないから「カコカコ」もご愛敬ではある。

しかし、調整とかで何とかならんのかね。

今週、教育相談室のほうの引っ越しです。

共著の原稿もあって、忙しい。これ、睡眠時間を削って書いていますが、あとちょっとでできます。たくさん売るんで、許してねっ。

奥田健次

 

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コメント (13件)

  1. 先生、映画「SING」の日本語吹き替え版を観て‼️

  2. す、す、す、すてきーーーーーーーーーー(*^^*)
    マホガニーのグランドピアノだなんて一生に一度でいいから鍵盤に触れて見たい…
    お家の家具を全てマホガニーで揃えています。
    いつかマホガニーの電子ピアノを鎮座させたいんです!!!!!!!
    はぁぁ、何度見ても素敵ですね。グランドピアノだから迫力もゴージャスさも想像以上なんだろうな。。見に行きたいなぁ

    お引越しお疲れさまです(^-^)

  3. 先生 お疲れ様ですm(__)m
    お邪魔しますm(__)m

    先生の選ぶ物 いつもお洒落ですね☆
    かっこ良く、お洒落な事務所が 完成しそうです☆

    全く余談のお話なのですが、なんだかお伝えしてみたくなったので、コメントにて

    私の仕事は接客業で、最近来られるお客様の中に
    先生に雰囲気の似た方が来られてるんです!
    クールな感じはないのですが、眼鏡の感じも、お髭の感じも、なんとなく!
    で、先生をほんの少し ふっくらさせた感じです☆

    初めて接客した時には 思わず凝視してしまいました!
    お昼の時間帯も、結構ウロウロされてるお客様なので、ついつい通りすがられるの発見すると
    やっぱり似てる気がする!!と チラ見してしまいます。
    って、そうやってその方を拝見する度に、先生にお伝えしたくなってました☆
    どうやら、もう少しの間 こんな感じが続くと思われます!

    って本当にどうでも良い事を、失礼しましたm(__)m ☆

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奥田健次(行動分析学者)プロフィール

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奥田健次(おくだけんじ)
身長・体重 174cm・63㎏
生年月日 1972年1月20日
血液型 B型
出身地 兵庫県

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