『拝啓、アスペルガー先生【マンガ版】―異才の出張カウンセラー実録』本日発売!!
パートタイム教授、奥田健次です(* ̄∇ ̄)ノ
大学を超早期退職して、買い取った西軽井沢5,000坪の学校跡地を利用し、幼稚園設立のための仕事をしています。
本職は心理臨床、教育相談。
東京に開業したクリニックを中心に、日本各国、世界各地を転々と駆け巡っています。
その仕事の様子の一部は、2013年には『NNNドキュメント』にて紹介されましたし『スッキリ』などでも紹介されました。
それが今度は、マンガにて。
マンガ版の『拝啓、アスペルガー先生【マンガ版】―異才の出張カウンセラー実録』が、本日、全国書店にて発売となりました\(^o^)/
見本は1週間前にいただきましたので、手元に1冊ありますよ。
先日、大阪に立ち寄った際、ちょっと時間があったのでマンガ家・武嶌波(たけしま・なみ)さんと急遽お会いしました。
まだ武嶌さんのところには見本が届いていなかったそうなので、私がこの日にお会いしなかったらマンガ家なのに一般の方と同じ日以降に手にすることになるやんか。
ってなわけで「これです!」とお見せできたのでした。
編集からの色んな変更点など確認したり、期待の「第2巻」についての話も少し。反響の前に、ちょっとした反省点についても話し合い。
行きつけの喫茶店の横には、ちょうど紀伊國屋さんの店舗もあり、しかも店長のことを武嶌さんが知っているということで、アポなしご挨拶もできました。発売直前に原作者とマンガ家が揃ってご挨拶。そんなこと、したことないよ( ̄▽ ̄)笑
ちなみに、毎度のことですが本の帯部分。これらの文言は、出版社側マター。私が「この『教育者』とかって柄でもないので何とかならないんですか?」というふうにお願いしても、「いいえ、これはこのままでお願いします!」みたいな感じで却下されました。
帯については、しょうがないね。
せっかくですから武嶌さんにサインをいただきました。武嶌さんは先月発売された『世界に1つだけの子育ての教科書 – 子育ての失敗を100%取り戻す方法』を持って来てくれたので、私はそちらにサイン(ちなみに、こちらの本は発売1か月ですでに増刷3刷目)。
絵を描くプロの前で、サインの練習もしたことのない自分が書くのなんて恥ずかしい話です。
恥ずかしいと言っておきながら、恥ずかしいなんて怖くないので特別公開。
くぅう(´Д`; ) イラストまで・・・。
マンガ家らしいサインやな。裏山椎茸。
1つ前の記事で、武嶌さんが書店営業のために作って下さったPOPやら色紙やら、そういうのが全国いくつかの書店で飾られます。見つけた人はラッキーね。
見本を持ち歩いて、その期間にうちのスタッフで会えた人には現物を見せました。誰もが「そのままじゃないですか!」という( ̄▽ ̄;)
でも、どっちかというと「ちょっと三枚目すぎませんか?」「本当は、もっとこう、面白いことも淡々とクールにお話されますもんね」と言われることもあり。でも、そのように描いて下さるよう、お願いしたんは私です。
たとえば、親御さんの前で「ぐぉおおおおおおおお!」とSUZUKIの店長のカツラをかぶって激怒した後に「コホン、失礼!」というのなんて、そんな激しい感情の起伏なんか見せませんからね。
それくらい怒っていますよというのを、マンガならではの遊びで表現してくれているのです。
まあ、とにかく。
自分がマンガになるなんて、子どもの頃には想像もせんかったなぁ。
あ、このマンガですが主人公は私ですけれども、本当の主役は各話ごとに出てくる「子ども」だということにお気づきいただけるでしょうかね。
『古畑任三郎』式です。
古畑警部補が主人公ですが、犯人役が主役ですね。犯人の事情や生活が描かれていて、古畑警部補のそういう部分はほとんど描かれていないでしょう? 殺人事件の後に、いつものように登場するという。
で、ものすごい推理で解決してしまったら去っていくだけ。
最後まで、犯人のドラマが描かれているわけです。
今回のマンガ版、主役は「子どもと家族」だと思ってお読み下さい。
そして、マンガ版から読み始めた方は、ぜひ書籍版『拝啓、アスペルガー先生 -私の支援記録より』のほうもお読み下さい。
書籍版のほうはマンガ版に登場する子どもも含めて、16話あります。すでに、あちこちから「ああ、うちの子もこういう問題あるある」「えっ? まさかそんな方法が?」みたいな感想を、たくさんいただいています。
さて、そろそろ答え合わせ。
書籍版の『拝啓、アスペルガー先生 -私の支援記録より』ですが、発売されたときにクイズを出していました。
裏表紙のイチョウ並木ですが、あれは国立駅からの景色がモチーフになっているのでした。街灯のデザインなど、よく見てもらえればお分かりになるかもしれません。
ってなわけで、どうぞお楽しみ下さい。
単なる療育の本だけでなく、発達障害の理解と援助、家族支援、きょうだい支援、夫婦問題(DV、モラルハラスメント)、学校教育問題などなど、いろんな側面で何かのヒントや励ましになれば、原作者として嬉しく思います。
このマンガ版によって、自閉症スペクトラム(LD、ADHD、アスペルガー含む)の子どもたちの魅力も伝われば、これまた望外の喜びです。
奥田健次
奥田先生、こんばんは。
拝啓、アスペルガー先生…、やっと読みました。
やっとと言うのは、私が 、本を読める状況じゃなく、3日に新著とマンガ版を買いました。
マンガ版は、アッという間に楽しく読みました。
おまけマンガの原作が読みたくなり、書籍を読み始めたら、携帯が職場で行方不明になったりでバタバタしました。
昨日の朝、落ちてた携帯を発見。仕事も無かったので、休暇をとりました。久しぶりにゆっくりして、書籍も読み終わりました。
奥田先生の本業が、想像できました。デモンストレーションでも想像できましたが、もっと詳細に想像できました。現場を見てみたいですが、見てみたいじゃ無理でしょう。 余計なことを言いそうなので、見ない方が良さそうです。
私は、SSTから始まり、サイコドラマとあるがままを学びながらグループワークをやっています。
本当に、悩んでいる人がたくさんいるので、奥田先生には、無理しないで頂きたいです。