奥田健次(行動分析学者)オフィシャルブログ

パートタイム教授、奥田健次です( ´ ▽ ` )ﾉ

大学を超早期退職しまして、買い取った西軽井沢5,000坪の廃校で暮らしています。心理臨床や教育相談の仕事で全国各地を飛び回って、この半年間は毎月、海外出張まわりしてます。

さて、うちの学校にはもともとテニスコートが３面ありました。とはいっても、買い取ったときは雑木の森でしたが。その２面を壊して『実験農園』にしました。今年、３年目を迎えます。

１、２年目で大成功したのはジャガイモです。いろいろ調べたのですが、地質がジャガイモに適しているというのが大きいです。愛情を注いだわけじゃない。基本、放置。「芽かき」「土寄せ」くらいはやりますが、後はどうぞ雑草と同居して下さいというスタンス。

もちろん、化学肥料も除草剤や農薬なども一切使用していません。

結果、健康でたくましいジャガイモが育つというわけ。

昨年、枝豆も大成功でした。

完全に失敗したのがトウモロコシ。もう今年はやらんよ。

嬉しかったのが昨年、ひょろひょろの苗を植え付けたのですが、そう。グリーンアスパラガス。これが俺の理想、雑草のように生える作物になりつつあります。先日、初収穫したのですが、あれは２年生なのでやっぱりまだ収穫しないほうが良いとのこと。３年目から収穫します。

グリーンアスパラがうまくいったので、１列株を増やすことにしました。

その前に秋から冬にかけて眠らせていた農地を耕さないといかんでしょ。

というわけで、購入しました。ホンダの新車を！



本当は赤色が基本なのですが、期間限定グリーン。たった100坪しか耕せないのですが、うちの『実験農園』にはちょうど良いサイズです。

これを先日、デビューさせました。

うちの『実験農園』、石がかなり混じっているのでなかなか耕すのも大変。石を取り除いては耕耘機を走らせる感じ。

この耕耘機の素晴らしいのは、アタッチメントを取り替えるだけでマルチシートが敷けるという。昨年、手作業でやったことを思えば、これは大幅な進化です。人類にとって、大きな一歩です。この自動マルチ敷きシステムは。

これは耕しているところ。白くて固くなっていた土地が、どんどん黒く柔らかくなっていきます。「ええ土〜！」です。



ただまあ家庭用なので、同じ所を２回くらい耕さないと足りない感じ。何より石が多くて困るんですよね。まあ、これはちょっとずつ減らしていくしかない。

そして、初めてこの耕耘機でマルチを敷いてみました。



最初、ちょっと慎重にやりすぎて曲がってますが(^^ゞ

でも、本当に自動的に土が被さってくれてマルチを覆うことができました＼(^o^)／

どうしても１列分くらいの幅のマルチ（55cm）しか敷けないので物足りなさも感じますが、農協に卸すための目的じゃないから十分やな。

ここにグリーンアスパラガスの追加株を。



この写真は１年生やね。

お店に早めに行って元気そうな苗を購入しました。

あと２年でウジャウジャと雑草のように生えてこいよ。



これで「マルチありアスパラ」と「マルチなしアスパラ」を並べることができました。当然、マルチなしのほうは雑草まみれになります。２年後、比べることができるので楽しみや。ゼッタイ美味いよ。ちなみに、グリーンアスパラガスの収穫量全国１位が長野県なんですよね。２位は北海道。

俺、これ逆やと思ってたけどさ。「北海道の鉄板焼で戴くグリーンアスパラガスが日本一やね」と、ずっと言ってきましたし。

でも、うちのグリーンアスパラガスのほうがゼッタイに美味い。というのは、摘み立てが食べられるから。肥料もあげてないので太さは負けますが、新鮮にも程があるやろ。

釣り上げたばかりの魚を船の上で焼いて食べるのと同じね。料理屋の「いけす」の中の魚は、ぜんぜん新鮮じゃないからね。あれは生かされているだけ。

そんなわけで、人生初の新車購入が耕耘機になるとは思いもよりませんでした。これまで中古車しか買ったことがないから。

アスパラガスと同じ色やし。

ほんま、グリーンアスパラガスはええよ。３年目から、毎朝、毎夕、１日２回収穫ですわ。これ、最高。軽井沢ブランドのベーコン巻いて食べたり、うちで採れたジャガイモと一緒に食べるのもええね。

外食よりも、これ贅沢やで(*´∀｀*)

奥田健次