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電撃ネットワークみんなで三五十五を応援しよう！インタビュー

──お見舞いには今も？

ダンナ小柳―
お見舞い・・・ええ。
要は、癌の告知を本人がされてからのお見舞いにしても、やっぱりすごい人数が毎日来るので。何年振りとか、何十年振りみたいな人が、いきなりこうワッと来たりするから、本人も『なんだよ、どうしたんだよ』っていう戸惑いはあるみたいで。
そうすると、本人も(えっ、俺、どうにかなっちゃうのかよ、こんなに集まっちゃって・・・)っていう。

──見た目の変化とかっていうのはあるんですか？
元気だったころとの・・・

南部虎弾―
これが意外と人によって判断の仕方が違って、“ギュウゾウ”は毎日行ってるんだけど、“昨日より明るい”“今日はよく笑ってた”とか“元気に話をしていた”っていう表現をするんだけど、俺なんかは逆に(随分、痩せたなぁ)(声もガラガラだなぁ)って。
(これ、“良くなってる”って皆は言うけど、良くなってねぇんじゃねぇんか？)とも思うし、人によってなんだか見方が違うかなぁって。

ギュウゾウ―
俺がちょっと癌という病気を知らないっていうか…周りにあんまりいなかったんですよ。だからかも知れないけど、見てると元気になったような気がするんだよね。
声も出てるしね、良い方にいってるってね。
本当にあれなのよ、下手したら9月のライブに間に合っちゃうんじゃないかなって思っちゃったくらいだからさ。
なかなか、応援しがいがあるかなぁって思ってるんだよね。
割と元気。元気は元気なんだけど、痩せていってるっていうか・・・

ダンナ小柳―
だからそれは、たまたま、調子のいいときに行って、そういうところしか見てないからそんなふうに思うのであって・・・

ギュウゾウ―
俺も元気な時間帯に行くようにしちゃってるので、それは分かってるんだけどさ・・・
でもね、もう一回ね、もう一回ステージに上げたい。

南部虎弾―
うん。

ギュウゾウ―
なんとかね、なると思ってるんだよねえ。
それをするのに、ちょっとお金が掛かっちゃう。
たださ、応援したいじゃない。
本人も『闘ってくるよ！』って言ってたしさ。
ね、言ってたじゃないですか。

南部虎弾―
まあ、今、自分たちがお願いしたいのは、要するにやっぱり・・・少しでもいい治療を受けさせてやるために・・・
今、割と抗がん剤の治療と放射線の治療は、かなりやり始めていて・・・。
ま、一生懸命、頑張ってるよね。

ダンナ小柳―
(ああしてあげれば良かった)(こうしてあげれば良かった)っていう後悔だけはしたくないので・・・

南部虎弾―
そうだよな。

ギュウゾウ―
そうだよ。