音楽制作 峰澤歩 独占インタビュー
音楽制作者として——
──楽曲提供、コラボレーション、創作とは?
これは映画音楽でも歌モノでもそうだと思いますが、監督やアーティストから求められているものに応える部分と自分の個性を出していく部分とのバランスが大事だと思っています。自分の場合はもう少し強く自分の色を出していきたいと思って日々試行錯誤しています。
──トレンド、おすすめ等あれば教えて下さい。
最近は出来るだけ座りっぱなしにならないよう、立って仕事ができるよう自分デスクをセットアップしています。LAの有名なレコーディングスタジオや音楽編集の会社でエンジニアやエディターが電動式の机で立ったり座ったりしながら仕事をしているのを見てなるほどと思いました。
──外から見た日本の音楽シーン、音楽業界これからについて。
今の日本の音楽シーンは非常にユニークだなと思います。特に2000年代以降からだと思いますが、アニソンとアイドルの音楽がポップチャートの主流になってからは、他の国とは違った雰囲気の音楽が流行っているという気はします。今はYouTubeなどで音楽シーンかなりグローバルになってきていて、ある意味世界的にメジャーな音というのが似てきている中で、そのユニークさというのは一定のリスナーを間違いなく惹きつける魅力があって素晴らしいと思います。実際この前アメリカ人の友人数人とカラオケに行ったら、僕の知らないアニソンを歌っていてびっくりしました。
ただ反面もっと世界のメジャーなサウンドをもう少し意識したような音楽が多くなっても良いかなとも思います(もちろんそういうアーティストの方も既にたくさんいますが)。90年代くらいまでのJPOPや歌謡曲は(今のKPOPが正にそうですが)、アメリカなどで流行っているサウンドを高いクオリティで取り入れ、そこにアジア的な凝ったハーモニーとメロディを組み合わせたような音楽がもっと多くあったように思います。今こそそういう音楽が世界的にも受けるのではないかなと思います。
今日はありがとうございました。ご活躍楽しみにしております。
ありがとうございます。頑張りますので応援宜しくお願いします!
◆峰澤歩(みねざわあゆむ)プロフィール
茨城県出身。10代後半より打ち込みを始め、主にエレクトロミュージックを制作。キングオブコント優勝のお笑いコンビ「かもめんたる」のDVD楽曲等を制作。2013年10月渡米。以降、ロサンゼルスにて長編映画の編曲やPRビデオの作曲等音楽活動を展開している。
峰澤歩オフィシャルブログ⇒
http://www.diamondblog.jp/official/minezawa
オフィシャルHP⇒
http://www.ayumuminezawa.com/