【安廣一哉のカクトーク】 氏家福太郎 独占インタビュー!
安:パンチの引き際に合わせて懐に入る足運びで相手との距離をゼロにする、武道的な動きとか、ボクシング以外の格闘技から学んだりする事も大事かもね、合気道や空手の追い足方とか。
福:そうですね、自分のボクシングもこの3年ぐらいでやっと固まってきたっていうか、身体の使い方がやっと分かってきて今までは腰が伸びてパンチを打っていたりしていたけど、今は腰を落としてどっしり構えて強いパンチが打てるようになってきて、ただ構えが変わって今までとは違うところで慣れないところがあって、それで頭から前に出て行ってしまったりしてバランスを崩してしまったシーンがあって、これで身体の使い方が慣れてくればもっと良い動きと強いパンチが打てるようになるとおもうから、ほんとまだまだこれからですね。
安:うん、見ていてもまだまだ伸びしろあるしフィジカル的な面なんか大化けするくらい伸びるよ。
福:それで僕が今回で28戦目、相手の湯場さんは50戦目で、なんだかんだ倍近いですもね。僕が2000年にデビューして湯場さん2000年にチャンピオンでしたから凄い選手ですよ。
安:僕と湯場選手は同じ学年だから、それでばりばり現役だから凄いよね。
俺もまだできるかな?(笑い)
よーし これからも走っていこうっと。
最後に氏家選手に今後の夢、目標を。
福:今回で3度目の日本タイトル挑戦に失敗しましたが、今31歳で4年後の35歳にピークを持っていく。
今まで以上に人間力を上げる、自分の好きなボクシングに打ちこんで自分を磨いていく。
引退しても健康で入れる事も大切にしつつ。
安: ホントね納得するまでやってほしいし身近で見ていて元気と勇気とか沢山福ちゃんからもらってるし、これからも一緒にやっていきたいしね。
家建ててほしいね、ボクシングで!
福:トイレのドアを開けたら、便器の蓋がウイーンて開く家がいい!
(笑い)
安:建てましょうよ!
世界チャンピオン! ていう資格を取って、次のステップに行こうよ!
福:うん。
成長し続ける、その積み重ね。
やりきって、そして引退後のやることに繋げていきたい。成長していきたい。
安:今回初めてだよね、もう8年ぐらいの付き合いになるに、こんなにゆっくり話せたのは。まさかボクシング始めたきっかけが、友人に太っているって言われたのが悔やしくてダイエット目的だったとは(笑)
そんな男が日本タイトルに挑戦するまでの男になり会場に元気と勇気を与える夢の男に成るとは、始めた頃は想像もつかなかったよね。
だから本当に人生って面白い。 何が起こるか分からない。
今日は試合の翌日で、疲労も残って大変な中貴重なお時間を頂き本当にありがとうございます。
氏家選手の更なるご活躍を心より願っております。
ありがとうございました!
福:ありがとうございました。
(このインタビューは6月12日、試合の翌日に行ないました)
カクトーク日記
場所は野方駅からすぐの喫茶店 無垢にて行いました。 この喫茶店も現役時代に氏家選手と練習前に軽く打ち合わせたりして使っていた思い出の場所でもありました。
試合の翌日にも関わらず、終始穏やかな表情と口調は持っている人柄や優しさがにじみ出ており、本人が言っていたように 日々の練習や試合を経て人間を磨いていく。
そおゆうことなんですね。
インタビュアー/安廣 一哉
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