カクトーク 第5弾 K-1ジャパンを支えた男 中迫 剛
カクトーク第5段 正道会館の先輩でもありますK-1ヘビー級を代表する日本人選手の一人、中迫 剛選手。 武蔵選手と同じ98年にK-1デビューし日本のヘビー級を引っ張った立役者の一人。僕がk-1に移って大阪で練習するようになってからはみんなで天満の商店街でご飯を食べたり、銭湯にいったり沢山の思い出があります。
現在中迫さんは イタリアンレストランのオーナーでもあり、第二の人生を歩んでいますが、今回は思い出の地の一つ、天満駅から徒歩30秒 昭和な雰囲気満点の 喫茶店 「オリオン」にて選手時代とこれからの格闘技界の話について語りました。
中迫(迫) 安廣(安)
以下敬称略
【お手本はサッカー】
(迫) 日本がこの20年で一番伸びたスポーツはサッカーだと思うんだよね、
20年前はね、ワールドカップに出る事も夢だったのに、実業団しかなかったのが、Jリーグができて、今じゃ当たり前になってマンチェスターユナイテッドに所属する選手がでたり、海外のトッププロチームに所属する選手がでて、数年前まで韓国にも勝てなかったのにね、そおゆうところを見習わないといけないよね。
少し前に問題になった体罰の話も 小さいところでしか勝つ事を考えていないから、体罰とかもおきるんだと思うんだよね、バスケなんてさオリンピックも出れない弱小国じゃない世界から見たら、しかも高校の中でしか勝つ事を考えていないから、起きる。
例えば選手をオリンピック選手にする、NBA選手を作るっていうもっと高い目標を持って育てようとしていたらその選手をつぶすような指導はしないと思うんだよね。
(安) その通りですね、世界に目を向けると色んな指導方法がありますからね、視野が狭いが故に罰を与えてしまう指導に成っていたのかもしれませんね。
(迫) バスケットは日本でも野球、サッカーに次いで3番目に競技人口が多いスポーツと言われてて、未だオリンピックに出れないのも、プロリーグが分裂したり実業団とプロリーグも別々でやってるでしょう、そおゆうところをまとめてね、一つにした方が選手も強くなれるしね、格闘技にも同じ事が言えるんだけど、そこを一つにしないと選手も伸びないし、面白くならないよね。 自分のやりたいようにできないから分裂するんだけど、結局はその事でつまらなくなって人気が落ちる。 自分で自分の首を絞めることに繋がってるんだよね。オリンピックに出れれば、みんな注目するし、競技人口も増えるやろうし、自分たちに帰ってくるんだけどね。 もったいないなと思うけでね。
だから 目指すべきところを上を見て行った方が良いんだと思うけどね。
罰を与えて強く成るなら、北○鮮は世界のトップになっているはずでしょう。
(安) そうですよね、結局はばらばらになってるスポーツ界ってマイナー感がありますよね。