【ワールドカップ最終予選突破のカギは!?】福西崇史インタビュー!
文/戸塚 啓
「これをやりたい」ではなく、「何でもやってみたい」
──現役選手から解説者へ立場が変わったわけですが、伝える側の人間として意識していることはありますか?
「プレーの意図をきちんと伝えたいですね。単純にやっているように感じられるシーンでも、たとえばロングキック1本にも狙いがあることを、視聴者の皆さんに理解してもらえたら、と思っています」
──難しさを感じることもある?
「選手の気持ちを汲み取ったうえで、それでも言うべきことは指摘するのが、ちょっと難しいかな……。厳しいことを言うにしても、期待を込めていますよ。この選手はこれぐらいできるはずだ、という」
──言うべきことは言う。書くべきことは書く。メディアで働く者として、大切なことですね。
「たとえば、『戦う気持ちが見えない』と言われる選手がいたとします。僕も若い頃は、『気持ちが出ていない』とか、『気持ちが見えない』と言われがちだった。でも、僕自身は気持ちを出し過ぎると空回りしちゃうタイプだったんですね。見ている人には伝わりにくいけど、僕なりに気持ちを込めてプレーをしていた。そういうところも、きちんと読み取って伝えたい。それはやっぱり、現役でやってきたからこそ分かるところだし、言えることだと思うので」
「プレーの意図をきちんと伝えたいですね。単純にやっているように感じられるシーンでも、たとえばロングキック1本にも狙いがあることを、視聴者の皆さんに理解してもらえたら、と思っています」
──難しさを感じることもある?
「選手の気持ちを汲み取ったうえで、それでも言うべきことは指摘するのが、ちょっと難しいかな……。厳しいことを言うにしても、期待を込めていますよ。この選手はこれぐらいできるはずだ、という」
──言うべきことは言う。書くべきことは書く。メディアで働く者として、大切なことですね。
「たとえば、『戦う気持ちが見えない』と言われる選手がいたとします。僕も若い頃は、『気持ちが出ていない』とか、『気持ちが見えない』と言われがちだった。でも、僕自身は気持ちを出し過ぎると空回りしちゃうタイプだったんですね。見ている人には伝わりにくいけど、僕なりに気持ちを込めてプレーをしていた。そういうところも、きちんと読み取って伝えたい。それはやっぱり、現役でやってきたからこそ分かるところだし、言えることだと思うので」
──解説者になるというのは、現役時代から考えていたのでしょうか?
「現役当時は、引退後についてあまり考えていなかったですね。まあ、どんな形にせよサッカーに携わる仕事がしたいとは思っていましたが……。引退してからは、何にでもチャレンジしようと決めました。というのも、現役を引退して初めて、社会人になったというのが僕自身の感覚だったんです。引退から今年で4年目ですけど、まだまだ色々なことに挑戦しなきゃと思ってますよ」
──軸足となるサッカーでは、今後どういう活動をやっていきたいですか?
「子どもたちとのサッカー教室は楽しいですね。S級ライセンスを取得して、Jリーグのチームに関われたら、それもまた面白いでしょうし。絶対にこれをやりたいというものはないけれど、逆に言うと何でもやってみたいですね」
「現役当時は、引退後についてあまり考えていなかったですね。まあ、どんな形にせよサッカーに携わる仕事がしたいとは思っていましたが……。引退してからは、何にでもチャレンジしようと決めました。というのも、現役を引退して初めて、社会人になったというのが僕自身の感覚だったんです。引退から今年で4年目ですけど、まだまだ色々なことに挑戦しなきゃと思ってますよ」
──軸足となるサッカーでは、今後どういう活動をやっていきたいですか?
「子どもたちとのサッカー教室は楽しいですね。S級ライセンスを取得して、Jリーグのチームに関われたら、それもまた面白いでしょうし。絶対にこれをやりたいというものはないけれど、逆に言うと何でもやってみたいですね」