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元モーニング娘。、市井紗耶香　出産直前インタビュー

モーニング娘。の第2期メンバーとしてグループを支えてきた市井紗耶香さん。
今では既に２児の母。そして３人目のお子さんがお腹の中に！！
大きなお腹をさすりながら笑顔でお話しをして下さった市井さん。
可愛いアイドル感を残しつつも芯のある強い母親をも感じさせられました。
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──市井紗耶香さんと言えば、モーニング娘。さんですが、デビューのきっかけも『ASAYAN』からですよね？
そうですね。
もともと、芸能界の仕事に興味があってテレビの仕事がしたいなって思っていて、『ASAYAN』に応募して三回目のオーディションで合格しました。
一回目は書類で落ちて、二回目は１６人の中に残れたけど落ちて･･･
三回目はモーニング娘。の追加オーディションだったんですけど、二回目に面接をしたプロデューサーさんが私の事を覚えていてくださって･･･

──オーラみたいなのがあったんですかね。
いや～、多分、オーディションで歌うとき、毎回緊張して歌詞を忘れてしまって『ラララ～♪』ってメロディーだけで歌ってたんですけど、それが印象に残っていたんだと･･･(笑)
あと、誕生日が12月31日でインパクトがあったから覚えていて下さったんじゃないかと思います。

──オーディションを受けるとき、お友達とかに話しましたか？
学校で話したけどそんなに流行ってなかったので反応はあんまり･･･(笑)
6歳離れた姉も歌が好きで、姉の後押しもあってオーディションを受けてみた･･･みたいな。
しかも最終結果までの期間が一週間位で早かったんです。
その後もトントン拍子で、受かった翌日には『来てください』って言われて何が何だか分からない状態でした。

──えっ？
とにかく早くて、当時のマネージャーさんから『今日からあなたは芸能人です』って言われました。

──その後はレッスン？
二日後にはジャケット撮影でした。

──一週間前までは制服を着て学校を飛び回っていたのに、その一週間後には芸能人になってカメラの前でポーズって･･･
そうそうそう、ホントによく分からなくて。
中学三年生だったんですけど、電車の乗り換え方も分からず･･･って感じでしたから実感が湧く間も無かったですね。

──学校はどうしたんですか？
義務教育なので卒業は出来たんですけど、三年生は殆ど学校に行く時間がなかったです。

──お休みの日は学校の友達と遊んだりしてたんですか？
休みも無かったのでムリでしたね。
二年間の活動の中で十日休みが有ったかなぁって感じでした。

──過酷でしたねぇ。
でも、楽しかったです。
一年があっという間で充実してました。
当時のマネージャーさんにもこの業界は一年が四年に感じると思うよって言われたのがスゴイ印象に残ってます。

──マネージャーさんも含めてモー娘。メンバーと過ごすことが多かったですよね？
そうですね。
毎日、ダンスレッスンやラジオ、地方へPRに行ったり合間に撮影したりといろいろあったので、家に帰ることもあまりなくて、メンバーと一緒でした。

──仲が良かったんですか？
仲良かったですよ。
追加メンバーで同期の矢口真里ちゃん、保田圭ちゃんと私の三人は結束力が強かったですね。
他のメンバーとも自然と馴染んでいきました。

──今もメンバーと連絡を取り合ってるんですか？
矢口とは時々連絡を取り合っていて、去年会えなかったので今年は会おうって言ってます。

──学校には行けなくても、モー娘。が部活動みたいな？
そうですね、女子高みたいな。
年齢が被る人が殆どいなかったので面白い集団ですよね。
年齢が離れている分、やりやすいところもあったんじゃないんですかね。