5月2日（日）から5日（水・祝）の4日間、千葉市蘇我スポーツ公園にてGW最大規模の音楽フェス「rockin’on presents JAPAN JAM 2021」が開催された。本記事では最終日となった5月5日、SKY STAGEに登場した04 Limited Sazabysのライブレポートをお送りする。
オープニング曲に合わせてメンバーがステージに入場。各自がそれぞれのポジションに着く間、さっそくRYU-TA（Gt./Cho.）が会場をあおり手拍子が沸き起こる。最後にGEN（Ba./Vo.）が舌を出しながらスタンバイすると「どこでもない。今、ここ！」の声とともに1曲目『Now here, No where』がスタート。シャワーのような手拍子の中、身体が自然に動き出す『Kitchen』をドロップ。リズミカルなサウンド、細かく刻まれるビート。全開のフォーリミワールドがSKY STAGEに鳴り響く。
「僕はこの曲でバイトをやめました！」GENの声から始まったのは『swim』。フォーリミのファンならおなじみのこの曲。サビでは、会場中が気持ちよさそうにスイムポーズで盛り上がった。続く『midnight cruising』では、さらに激しいビートが会場を埋め尽くした。
「今日は子どもの日。みんな一緒に子どもに還りましょう。楽しんじゃいけない世界になっていますが、楽しむ方が健康にもいいと思うんで！久しぶりに外で鳴らさせてもらってます。ここが俺たちの場所なんだなって改めて思いました」自身の思いを告げるGEN。かと思えば、会場越しに見える工場を指差し「いつも思ってるんだけどさ、あの工場めっちゃカッコよくない？」とはしゃぐ姿も彼らしく、会場にほっこりした空気が流れる。
続いては「部屋の隅でうずくまっていたGEN少年に送る、令和3年からのメッセージ！」と『message』をプレイ。間奏で跳ねるGENの姿に思わず一緒に飛び跳ねるファン。そこからさらにたたみかけるように曲が躍動していく様子は、まさにフォーリミライブの真骨頂だ。
「Woo! Woo!」というRYU-TAの掛け声とギターソロで会場のテンションが一気に高まった『monolith』。正統派ロックサウンドに乗りつつ、一瞬のベースソロが強いインパクトを残す『knife』と、ここからもライブの定番曲が続いていく。
「距離を求められている時代ですけど、いなくなったら会えなくなっちゃうから、会いに来てくれるのはありがたいと思っています。ライブやライブハウス好きって少数派かもしれないけど、好きなもの、好きなことは好きということに向き合っていきたいと思います。考えずに感じること。考えすぎちゃうことを爆音のロックで洗い流してください！」
ステージのクライマックスでは『Squall』『My HERO』そしてラストは『Remember』まで一気に駆け抜けた彼ら。「ありがとう！生きてまた会いましょう」ステージを去る際に、GENの告げたメッセージには彼なりのファンへの思いが詰まっているかのようだった。
JAPAN JAM 2021
5月5日 SKY STAGE / 04 Limited Sazabys セットリスト：
M1：Now here, No where
M2：Kitchen
M3：swim
M4：midnight cruising
M5：message
M6：monolith
M7：fiction
M8：knife
M9：Squall
M10：My HERO
M11：Remember
情報提供元：WWSチャンネル
記事名：「【ライブレポート】04 Limited SazabysがSKY STAGEでシャウト。考えすぎちゃうことを爆音のロックで洗い流せ！＜JAPAN JAM 2021＞」
