5月4日、名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48の荒井優希が女子プロレスラーとして本格デビューし、「東京女子プロレス」後楽園ホールの大会でデビュー戦を行った。
アイドルだけでなく、Tiktoker、YouTuberとしてマルチに活躍する荒井が、ついにプロレスデビューを果たした。これまで荒井は48グループのメンバーが白熱のプロレスシーンを展開し話題となった「豆腐プロレス」(テレビ朝日系)のリアルイベントに参加し、“バブリー荒井”のリングネームで“かかと落とし”を華麗に決め話題を呼んだ。
無観客で行われた本大会で荒井は、アップアップガールズ(プロレス)のメンバーである渡辺未詩とタッグを組んで、伊藤麻希、遠藤有栖組とのタッグマッチに挑んだ。
試合開始を前に遠藤は「荒井さんのデビュー戦の対戦相手として組まれたのは嬉しい。ですが、荒井さんは伊藤さんしか頭にないので“ここにいるよ”とアピールしていきたいです」と話し、伊藤は「別に緊張していないので、いつも通りボコボコにしたいと思います」と余裕の笑みを浮かべた。
対する荒井は、「昨日まですごく緊張していたんですけど、楽しみな気持ちが大きくなっているので、今まで練習した成果を皆さんにお見せできたらと思います!」と笑顔で意気込みを語り、タッグを組む渡辺も「ずっとアイドルオタク時代から(荒井を)見てきたので、ここでパートナーとして、プロレスラーとして一緒に戦えるのはすごく嬉しい」と語った。
また対戦相手についてリングアナウンサーから質問された荒井は、「私よりもキャリアがすごく長い伊藤さんと、一番近い先輩である遠藤さんと戦えるということで、一番後輩なのでまだまだ足りない部分も大きいですが、私自身もアイドルを8年間やってきたので気持ちの強さでは負けないと思います」と闘志を燃やした。
トリコロールカラーの衣装でリングに上がった荒井は、試合序盤から果敢に遠藤へ立ち向かった。渡辺に助けを借りるもリング上では伊藤に一方的に技を決められていく。試合終盤では必殺技の“かかと落とし”も炸裂したが、最後は伊藤によって倒された。
試合後、伊藤は新井に向けて「お前は弱い。でも今見てくれてるお客さんは、弱くても戦う姿に勇気をもらえているやつらがいっぱいいる。お前はSKE48の荒井優希じゃねえ!”プロレスラー”の荒井優希だ!!いいか、プロレスラーはアイドルと同じように夢を与え続けろ。今日の試合で満足するなよ。負けたら絶対次は勝てよ。おい、何年かかってもいいから伊藤麻希をつぶしに来い!伊藤は何回でもプロレスラー荒井優希を潰してやるよ!まぁ、お前にはあんまり興味はないけど頑張れ」と激励を込めて言い放った。
伊藤の言葉を受けた荒井は「今日は負けちゃったけど、絶対強くなるので見ててください!応援よろしくお願いします!!」と深々と頭を下げた。20分越えの激戦を戦い抜いた荒井の瞳にはレスラーとしての闘志に燃えていた。
情報提供元:WWSチャンネル
記事名:「SKE48 荒井優希が遂にプロレスデビュー!必殺技の“かかと落としも炸裂」