日本最大の野外音楽フェスイベント「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」の初日となる8/4。炎天下の中、最も大きなGRASS STAGEにTHE ORAL CIGARETTESが登場。念願のGRASS STAGEで、6月に発売されたニューアルバム「Kisses and Kills」からの楽曲を惜しげもなく披露。さらに定番のヒットナンバーも併せて炎天下の巨大ステージで圧巻のパフォーマンスを繰り広げた。
「準備できてますかー!オーラル、ようやくここまで来たのか!では始めたいと思います」念願のGRASS STAGEに立った喜びを噛みしめるように山中が語り、1曲目『容姿端麗な嘘』からステージが始まった。「俺の合図で全員飛んでもらっていいですかー?」初っ端からオーディエンスをあおり「さぁ番狂わせしに来たよ」と高笑いする山中。あっという間に真っ昼間のステージをさらに熱くヒートアップさせた。
『DIP-BAP』では、腕を組んでオーディエンスのコーラスを耳を澄ます山中。それに対抗するかのように会場中がヘッドバンキングを繰り広げた。「今日の日のために俺たちメチャメチャやってきてるから」端々のMCではいつも以上にステージに対する思いが込められていた。
続いては山中のギターソロからの『ReI』。「あなたたちに一生懸命伝えます」という山中に応えるかのように会場にはコーラスが響き、爽やかな旋律と切ない歌詞に彩りを添えた。さらに英語のフレーズが印象的なニューアルバムからの新曲『What you want』を披露。新境地を切り開いたサウンドでステージに華を添えた。
ステージ上、終始笑顔を浮かべていた山中だったが、GRASS STAGEに対する思いは強く「まだ早い」「10年早い」と言われた日々など、ここにたどりつくまでの経緯を語った。山中は周囲に何を言われても5年前からこのステージに立つことを想像していたとのことで、実現できたことへの感謝を集まったオーディエンスにしっかりと伝えた。
「今日はあなたたちに“間違いないバンドだな”って思わせて帰ります!」力強い宣言とともにステージはいよいよ後半へ。『ONE’S AGAIN』『カンタンナコト』『狂乱 Hey Kids!!』などヒットナンバーで会場のボルテージを一気にヒートアップさせた。
ラストは映画主題歌にもなり近年最大のヒットとなった『BLACK MEMORY』。「ひとつだけ!俺らはここに立つだけで終わりじゃないから!俺らの第一歩だよ!イヤーモニターが外れても振り乱しつつ歌い切ると「今日も番狂わせありがとうございます!」両手を拡げステージに立った感覚を全身で浴びるように去った山中をはじめ、メンバーはステージを後にした。
(取材/文:バッキー☆大坂)
「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」
8/4 THE ORAL CIGARETTES セットリスト:
M1.容姿端麗な嘘
M2.CATCH ME
M3.DIP-BAP
M4.ReI
M5.What you want
M6.ONE’S AGAIN
M7.カンタンナコト
M8.狂乱 Hey Kids!!
M9.BLACK MEMORY
情報提供元:WWSチャンネル
記事名:「【ライブレポート】THE ORAL CIGARETTESがROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018初日に君臨! ヒット曲『ONE'S AGAIN』『カンタンナコト』含む全9曲披露!山中が熱い思い語る!「5年前からGRASS STAGEに立つと思ってた」」