5月22日、AKB48・峯岸みなみの卒業コンサート「17LIVE presents AKB48 15th Anniversary LIVE 峯岸みなみ卒業コンサート~桜の咲かない春はない~」が、神奈川県・ぴあアリーナMMにて開催された。
本来であれば2020年4月2日に神奈川県・横浜アリーナで卒業コンサートを行う予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期に。今回1年越しの卒業コンサートの日を迎えた。
アンコールで卒業ドレスに着替えてステージに戻った峯岸は、15年のアイドル人生を振り返って、ファンへ向けて最後のメッセージを届けた。
【峯岸みなみ・メッセージ全文】
「みなさん。今日はいろんな都合をつけて、コロナの心配がある中で、私の卒後コンサートに足を運んでくださって本当に、本当にありがとうございます。
中学一年生のときにAKB48に加入して、みなさんも知っての通り、私のアイドル人生は順風満帆とは言えませんでした。みんなに元気を与えたりとか、笑顔を与えたりとか、そういう存在のはずなのに、応援してくれてる人を悲しませちゃったりとか、苦しませちゃったりとか、傷つけちゃったときもありました。自分の蒔いた種でいろんな意見を浴びたりとか、そういう機会がすごくたくさんあったんですけど、でも、今思うとAKB48に入って全く後悔をしていない自分がいます。むしろ、AKB48に私が必要だったかちょっと分からないけど、私の人生にはどうしてもAKB48が必要だったんだと、今日このステージに立って改めて思いました。
結構辛いこともあったのに、なんでこんなに楽しくて、こんなに幸せなことばっかり頭に浮かぶんだろうって思ったら、今日このコンサートの最中に答えは見えていて、私がどんなにダメでも、どんなに落ちていこうとも、『頑張ろう!』って手を引っ張ってくれたたくさんのメンバーたちに支えられて来ました。もう卒業しちゃったメンバー、たくさんのメンバーの卒業の中で、自分はひとりぼっちになっちゃうんじゃないかなって、いつまでAKB48にいていいのかなって思うこともあったんですけど、でも、今こうしてステージに立ってくれる現役メンバーとか、たくさんの後輩たちにもいっぱい甘えて、いっぱい助けてもらって本当に最後まで楽しいAKB48生活を送らせてもらうことができました。そして、たくさんのスタッフさんたちにもいっぱい甘やかしてもらいました。このドレスは、このステージは、あのとき辞めてたら絶対に私のものではなかったって思ったら、どんなことがあっても自分が“ここだ”っていうときまで、卒業の覚悟を決めるのをここまで待って本当に良かったって思います。
そして、何よりこの会場に来てくださってるみなさま、配信でこのライブをご覧になっているみなさま、こんな私をアイドルにしてくれて本当にありがとうございます。私がここまで続けてこれたのはファンのみなさんの声援、励ましや、こうしたサイリウムの光だったり、たくさん与えてもらって一日、一日、アイドルの寿命を延ばしてきました。本当にファンのみなさんのおかげで、今の私があると思っています。ここまで辿りつくのに15年かかってしまったんですけど、今、在籍しているメンバーには、卒業するときこんな気持ちで卒業してほしいなって本当に思います。だからこそ、これからもこのステージに残るメンバーを、AKB48に残るメンバーを、一番のアイドルグループでいさせてください。みなさんの力が必要です。これからもAKB48をよろしくお願いします」
コンサートは現役メンバーに加えてAKB48の卒業生が集結し、高橋みなみ、小嶋陽菜とのユニット「ノースリーブス」の楽曲を披露するブロックや、アンコールでは1期生による『桜の花びらたち』が披露された。
情報提供元:WWSチャンネル
記事名:「AKB48 峯岸みなみ「私の人生にはどうしてもAKB48が必要だった」15年のアイドル生活に幕」