INTRODUCTION
聴くものが、人生を重ねる時 、音は初めて音楽になる。 ウィーン・フィル、ベルリン・フィルと並ぶ世界三大オーケストラである、オランダのロイヤル・ コンセルトヘボウ管弦楽団。国王からロイヤルの称号を与えられた王室御用達のオーケストラだ。 2013 年、創立125 周年を記念するワールドツアー。それはオーケストラの楽団員にとって、世界の 人びととふれあい、限りない音楽の力に出会う旅だった。旅の途中でみつけた、アルゼンチンのタ クシー運転手の孤独、南アフリカの貧困地域に暮らす黒人の少女の夢、ロシアで苦難の時代を生き のびた老人が失ったもの。さらには、ツアー合間の地元アムステルダムで、野外コンサートに熱狂 する市民たちをつつむ故郷への想い。コンサートに集う彼らの人生にロイヤル・コンセルトヘボウ の演奏が重なる時、音楽は人びとに歓びを与え、励まし、郷愁をさそい、記憶を癒す。そしてひとり ひとりの心の奥深くで、かけがえのない糧になる。 本作は『アンダーグラウンド・オーケストラ』の巨匠エディ・ホニグマン監督によるロイヤル・コン セルトヘボウ管弦楽団初のドキュメンタリー映画。世界ナンバーワン オーケストラでありながら、 飾らずひたむきな楽団員が奏でるあたたかな音色が世界をつなぐ、その至福のハーモニーが全編に 響きわたる。 |
|
≪エディ・ホニグマン監督の言葉≫ 『ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやって来る』では、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が、私たちにかけがえのない贈物を届けてくれます。それは信じられないほど美しい音楽と、めいっぱい完璧な響きを奏でようとする彼らの姿です。しかし、私たちがオーケストラを求めるように、オーケストラは私たち聴衆なしには成りたちません。このロードムービーでは、オーケストラは偉大な指揮者だけではなく、素晴らしい聴衆に出会います。それは、楽団員たちが聴衆の鼓動なしでは生きられないのと同じように、音楽がなくては生きていけない人びとです。 |
STORY
|
世界三大オーケストラである、オランダの王立オーケストラ ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団初のドキュメンタリー映画。2013年、創立125周年を記念して行われたワールドツアーは、オーケストラの楽団員たちにとって、世界中の人びとふれあい、限りない音楽の力を再発見する旅だった。世界ナンバーワン オーケストラの楽団員たちが奏でる類い稀なその響きが世界中の人びとの心をゆり動かす。 |
|
CAST & STAFF
監督:エディ・ホニグマン/出演:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 |
『ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやって来る』一般試写会に5組10名様をご招待
|
『ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやって来る』 |
|
『ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやって来る』 |