INTRODUCTION
名優、クライヴ・オーウェン、モーガン・フリーマンの心を動かしたサムライの魂。 『CASSHERN』『GOEMON』で無類の世界を築き上げた紀里谷和明監督は、活動の場を移したハリウッドで驚くべき脚本に出会った。それは二人のカナダ人によって「忠臣蔵」を題材に書かれた、心震えるドラマだった。「内なる声がシンプルに呼びかける。『これは正しいのか、それとも間違っているのか?』と。その答えは、民族や宗教、国籍や出自に関わらず、誰もが知っているものだ。」紀里谷監督はその脚本を世界に向けて映画化することを決意した。 主演俳優は紀里谷和明と同様に、その脚本に深く魅了された二人。『クローサー』でアカデミー賞にノミネートされたイギリスの名優クライヴ・オーウェンは「とてもエレガントで優れた脚本だった」、『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞を受賞したアメリカが誇る名優モーガン・フリーマンは「非常に高潔な人物たちを描く、他に類を見ないストーリー。誰もが必ずや共感を得るはずだ」と語る。その他にも、日本からは伊原剛志、韓国からアン・ソンギなど、総勢17カ国に及ぶ一流のキャストとスタッフが結集した。 忠誠を誓った主君の不当な死に報いるために、気高い騎士たちは立ち上がる―。構想から5年の歳月をかけて放つ紀里谷和明監督のハリウッド進出作『ラスト・ナイツ』は、世界30カ国で公開され、遂に日本に上陸する。現代の日本人が今だからこそ見届けるべき映画がここに誕生した。 |
STORY
ある封建的な帝国。権力にとりつかれた非道な大臣が要求する賄賂を堂々と断り、刀を向けたバルトーク卿(モーガン・フリーマン)は、残忍な処刑による死罪を勧告される。それは、愛弟子であり、自身の後継者として信頼するライデン(クライヴ・オーウェン)による斬首。絶対に出来ないと断るライデンに対しバルトーク卿は、武士の掟を全うし、自身亡き後の一族を守れと諭す。ライデンは震える手で主君の首を落とした。一年後。気高い騎士達は、その日が来るまで刀を捨て身分を隠していた。全ては忠誠を誓った主君バルトーク卿の仇を討ち、不正がはびこる権力への報復のために。死を覚悟し挑む“最後の騎士達”の戦いが今、はじまる―。 |
CAST & STAFF
出演:クライヴ・オーウェン モーガン・フリーマン |
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『ラスト・ナイツ』 |