INTRODUCTION
孤独ウォッチャー女 VS 孤独死寸前の爺さん 孤独な人間を観察することが趣味の“孤独ウォッチャー女”。人生に失望し、今まさに孤独死を迎えようとしている“頑固一徹爺さん”。そんな2人が繰り広げる、超高齢化社会という重たい背景を吹き飛ばすような、破壊力満点のブラックコメディが、海外の映画祭を巡り、ようやく日本で公開を迎える。女から歪んだ愛を向けられてしまった爺さんに待ち受けていたのは、監禁、逆強姦!? 主演は、オーディションで大抜擢されたナチュラル・ボーン・アクトレス、瀧内公美。相対する孤独死寸前の爺さん役には、笹野高史。数々の老人役をこなした笹野が「一瞬、躊躇した」というほど、かつてないじいさんを熱演。ほか、キム・コッピ、矢部太郎、酒井若菜、木下ほうか(本作プロデューサーも務める)、松田賢二、板尾創路らが脇を固める。 監督は、海外で注目された『地球でたったふたり』(07)や『世界最後の日々』(12)、『メタルカ -METALCA-』(14)など、意欲的に映画を撮り続けるブラジル生まれの内田英治。 |
STORY
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孤独な幼少時代を過ごしてきた20歳の女・ナミ(瀧内公美)。彼女の趣味“孤独ウォッチング”は、孤独を抱えている人を見つけては観察するというもの。 ある日、孤独死寸前の老人・塩見三十郎(笹野高史)を見つける。塩見は家族と疎遠になり、孤独に打ちのめされていた。ナミは塩見の生活を監視しては優越感に浸る。だがその楽しみは、若くて美しい女、スヨン(キム・コッピ)の登場によって崩されてしまう。スヨンは、自らが信じるキリスト教の聖書を通じ、次第に彼の生活を明るいものに変えていく。 <信仰>という救いとともに、生きる希望を手に入れて、見違えるほど生命力を取り戻していった塩見の幸せそうな表情を目にしたナミは、怒りに打ち震える。 「あれは私のだ!私のなんだからーっ!」 ナミは、塩見を独占するために衝撃的な行動に出るのだった・・・。 |
CAST & STAFF
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出演: 瀧内公美 笹野高史 |
『グレイトフルデッド』 劇場鑑賞券 5組10名様にプレゼント
【プレゼント詳細】 |
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配給・制作:アークエンタテインメント |